シンガポールのリトルインディアでミールスを食べてみた

201832

チャンギ国際空港ターミナル3B1で目を覚ました

昨晩はニュートンのホーカーズから帰ってきてから地下1階で寝床を探したがこのフロアのベンチは全て手すりがつけられていた

ほんの23年前まではここのベンチに手すりはなく、かなり快適に空港泊できたそうだ

空港で寝る人が多過ぎて対策されてしまったんだろな

なので昨日の夜はなるべく人が少なそうなベンチを選びその裏側にマットをひいて寝たのだ

狭いけど思ったより寝れたかな

空港泊の欠点は自然と朝が早くなってしまう事だろうか

朝イチの便で飛ぶ人、逆に早朝に到着する人、それを見送る人、迎えに来た人達の雑踏の中で嫌でも早朝に目を覚ます事になる

あと夜中はまあまあ冷房が寒いです 僕はパーカーを着て寝てました

朝が苦手な僕にとっては6時には起きないといけない雰囲気の空港泊はちと辛い

荷物をまとめて一階に移動し、インフォメーションでwifiパスをもらいマックカフェでネットを繋ぎながらヒマラヤンティーラテを飲み、ゆっくり目を覚ます

ヒマラヤンティーラテ

これ甘さの加減が絶妙ですごく美味しいです 日本では見た事ないような気がする

シンガポールにいる間に4回くらい飲みました

さぁ今日こそはランチタイムに昨日のリトルインディアの店にミールスを食べに行くぞ

でもその前にまずシャワーだ 旅に出て丸2日風呂に入ってない

特に昨日は朝から一日中外を歩きまわって汗だくになっていた

一階マクドナルドの向かい側にThe Havenというラウンジがある

ラウンジ自体の利用料はそこそこするが、ネット情報によるとシャワーだけならたしか1400円くらいで利用できたはず

ここでまずシャワーを浴びてスッキリしてから動きだそう

料金先払いで45分間シャワーを使えます 因みにシャワー室の中はこんな感じ

ヘブン シャワー

会計はシャワーの料金に10%のサービスチャージと7%の税金がついてトータルこのような金額になりました 1500円ちょいって感じか

ラウンジヘブン レシート

その後も着替えてしばらくネットでGmailやLINEをチェックしたりインスタグラムに写真をアップしたりもろもろの作業をこなした

11時前に地下鉄に乗ってリトルインディアを目指す  今日こそは!!

到着したkomala vilas は昼時なので昨日より多くのお客さんで賑わっていた

男性店員を捕まえて昨日食べ損なったミールスを注文した

そして出て来たのがこれ

コマラビラス ミールス

ジャーーーン

これだ これが食べたかった

念願の南インドの食事ミールスがやっと目の前に

ライスの周りには辛めの野菜カレー、辛くない何かのカレー、あと多分ヒヨコ豆のカレー、酸味のあるソースに浸った副菜、ヨーグルト、甘いスイーツなどが配置されている

ヨーグルトや甘いスイーツ以外は好きなように手で混ぜて、手で食べるのが基本

一応、手で食べたりするのに慣れてない旅行者用にフォークやスプーンも用意されてます

僕は手で食べてみたい派です

不器用な手つきで少し緊張しながら現地の人達と同じように手で食べ始めた

まずライスの上に乗っけられている豆のせんべいのパパドを細かく砕いてライスの上と周辺に満遍なく撒いた それから自分の好きなカレーや具材を混ぜていく

あぁ、美味い カレーをライスにかけて頬張ったら次は酸味のきいた副菜だ

普段手で食べることに慣れてないので食べるのに時間がかかってしまうが、不器用なりに何とか形に持っていく

そうこうしてるうちに店内のテーブルがいっぱいになってきて一人のインド人男性が同じテーブルの席をシェア可能か聞いてきた

もちろん!というと彼はサンキューと言ってヒンディー語らしき言葉でサッと注文した

何となく身なりから何かの商売を自分でしてる人かなっと思った

それくらい目の前のインド人はスマートさを感じさせていた

彼の注文したナンと複数のカレーもすぐに出て来て、慣れた手つきでそれを食べ始めた

すると彼がどこから来たの?っと聞いてきた

日本だよと言うと「日本人なの? 手で食べてるなんてビックリしたよ」と彼はにこやかな表情で言った

僕が「実は初めてなんだよね」って笑って言うと「トライすることはいい事だよ」と言ってきた

たどたどしい英語ながらも何とか会話をしてると日本の事をよく知っていたので「日本に行った事があるの?」っと聞くと「メニータイム」と返ってきた

何でも彼はバンカーだそうだ

全部を聞き取れなかったのだが銀行でマスターカードをどうのこうのって言ったな

その仕事であちこちの国に行ってるそうだ

日本は東京はもちろん、大阪・京都、九州は福岡や長崎など多数の県に行っていた

箱根の温泉がお気に入りらしい

そんな彼としばし拙い英語で話している時だった

2つ向こうのテーブルでガッシャーーンとお皿が下に落ちる音と大きな何かが倒れる音がした

倒れているのは気を失った大柄なインド人男性だった 50代くらいだろうか

店内が騒然となり、向かい側に座っていた奥さんが叫び声を上げている

必死に「ノー、ノー、ダーリン!!」っと言って気絶している旦那さんの体を揺すっている

男性店員が救急車を呼んでいる 女性店員も彼の元に駆けつけ体を椅子に戻そうとするがなかなかの巨体なので上手く行かない

もう食事どころじゃない 自分の他に唯一いた欧米人観光客も呆然としている

それがよく聞く癲癇ってものなのか俺は知らない 彼の持病かもしれないし原因はわからない

皆が食事してた手を止めて、何も出来ずにその光景を見てるしかなかった

そうこうしてるうちに彼はやっと意識を取り戻し、その1分後くらいに救急車が店前にやってきた

彼は「何でもないからほっといてくれ」っと言い放ってフラつきながら、駆けつけた救急隊を無視してお店を出て歩いていった 奥さんがお店の人に謝り、会計を済ませて後を追う

騒然とした店内はようやく落ち着きを取り戻したものの何となく食事の続きを続ける雰囲気ではなくなっていた

バンカーの彼も僕に「じゃあ」っと軽く挨拶してお店を出ていった

僕もほとんど食べ終わってたのでお店を出ルことにした

地下鉄に乗り込みオーチャードという駅で降りた

オーチャード

ここはシンガポールの銀座と呼ばれてる場所

オーチャードロード沿いには日本でもお馴染みの高級ブランドの店が立ち並んでいる

オーチャードロード01

オーチャードロード02

あ、高島屋だ

シンガポール高島屋

様々なブランドショップを眺めながら歩いてるとヨーロッパでも何度か見たことのある日本人からしたら少し面白い名前のブランドショップを見つけた

これ(笑)

superdry シンガポール

Superdry極度乾燥(しなさい) ってやつ 多分知ってる人も結構いると思います

これすでにヨーロッパでも有名なロンドンのブランドで面白い日本語使ってブランド名作ってるなと思ってて、日本ではどこに店舗があるのかなって調べても日本にはないんですね

それどころか日本からは公式ホームページが見れないようになっています

「お住いの地域からはこのサイトは閲覧出来ません」みたいな文字が出ます

どうもこれ日本のあの有名なビール、アサヒのスーパードライと名前の部分で色々あるみたいです

という訳で日本では直営店はおろか、個人で公式サイトから購入することも出来ないんですね

日本人だからこそこのおかしな日本語の面白さがわかるし、Tシャツとかパーカーとか結構欲しいなって思ってたんだよね

でもこれ以上荷物増やす訳にも行かないからなぁ・・

泣く泣く諦めてスタバで休憩 この旅初めてのスタバです

オーチャード スタバ

何飲んだかは忘れました

マッタリしてたら急に強烈な雨が降り出した

東南アジア特有のスコールだ 普段すぐ止むはずのスコールは一時間近くも降り続けた

夜になりまたOCBCガーデン・ラプソディを見に行って、今度はその後に開催されるマリーナベイサンズのショーを見に行くことにした

一旦マリーナベイサンズの中を通り抜けて北側に進むとヘリックスブリッジという赤いネオンに包まれた橋がある

この綺麗な橋を渡るとマリーナベイサンズの対岸に出ることが出来るのだ

ヘリックスブリッジ

橋を渡りきって対岸から見たマリーナベイサンズ 左に見える赤い橋がヘリックスブリッジ

水辺沿いにはカップルでマリーナベイサンズのショーを見に来てる人達が多数いる

なるべくマリーナベイサンズが正面に見える場所まで移動します

マリーナベイサンズ

マリーナベイサンズの光と音のショーはなかなかのものでした

写真では伝わらないので割愛します 動画ならあるんだけどね

マリーナベイサンズのショーが終わると今度は後ろのブースでライブが始まった

観光客や地元の人が入り混じって楽しんでいる

シンガポールライブ

飽きさせない街だな本当に

そのまま歩いて夜のマーライオンを見に行った

マリーナベイサンズを向こうに水を吐き出すマーライオンは昨日昼間に来た時よりも綺麗に見えた

後ろで若い日本人観光客の男女の声が聞こえてくる

「シンガポールなら駐在で行けって言われても全然OKだよねー」

「余裕で住めちゃうよね、この国なら」

ほんとにそうだと思う

観光する場所こそ少ないが治安、人の優しさ、食事などどれを取っても今のところ最高だ

家賃などの物価を除けば住みやすさはピカイチだろう

過ごしやすくて美しい国だよ ここは

夜のマーライオン

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
simplicity2のレクタングル広告(大)

コメント

  1. harumame より:

    インド料理、とても美味しそうですね。
    コロナウイルス騒動が落ち着いたら、海外へ行きたい衝動に駆られてしまいます。

    シンガポールでは宿が高いから、空港に滞在ですか?
    お隣のジョホールバルに宿を構えて、シンガポールに遊びに行くというのも良いのではと思いました。

    • メリ より:

      harumame様、コメントありがとうございます!

      シンガポールのインド街の料理は本当に最高でした
      シンガポールは風俗街の宿でも一泊4000円越えですので空港泊しました

      旅の出だしだったので1週間くらいの空港泊も出来ないようではこの先世界一周なんて出来っこ無いと思い自分にムチ打ちました
      たしかにマレーシア側から日帰りでも遊びに来れますもんね

Translate »