2022年2月28日
おはようございます
あれ? お前どこの子だ?
表に出るといつもと違う犬
こいつも(笑)
兄弟かな、この2匹
この宿はいつも外に出ると宿の敷地内にでかくてかわいい犬がいる
犬好きの僕にとってはすごく心癒される宿だ
さてそんなエルカラファテでお世話になったブラゲストハウスも今日でチェックアウト
僕は今晩の飛行機でアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに飛ぶ
2年前に泊まったのと同じドミトリーの部屋
色んな思いがつまったパタゴニアともいよいよお別れだ
宿をチェックアウトして、受付で夕方空港に送ってもらうピックアップの手配をお願いする
夕方まで時間があるのでそれまでこの町のカフェでパソコン作業を進めよう
やって来たのはこちらのカフェ
OLIVIA cafeというこの町の中では結構まともそうなカフェ
中は外国人観光客たちでいっぱいだ
充電するためにコンセントの近いテーブルに座ってベーグルとカフェラテを注文
ここで黙々と3時間程パソコン作業を進めた
カフェを出てふと気付いた
このカフェの隣の建物
アルゼンチンバーベキューの「アサド」のレストランになっている
そうだ、ここ!
2年前にパタゴニアに一緒に来たジュンペイ君と宿で偶然再会したあっきーサンと3人で食べ放題のバーベキューを食べに来たレストランだ
懐かしいなあ
でもこのレストランコロナの影響で今は潰れてしまっていた
コロナパンデミックのせいでたくさんの場所が閉業している
僕が今までブログで紹介してきた宿やレストランも実際今は潰れてしまってるところも多数あるだろう
本当に世界中に大きな影響を及ぼしたパンデミック騒動
もうみんなも気づいてる通り、コロナパンデミックはとんでもない茶番だったけど今現在は一旦落ち着いて入国規制やワクチン廃止の方向に向かっている
だけど僕はもう次のシナリオに移行しているような気がしてならない
今現在もこのグレートリセットという計画はまだまだ進んでいる気がしている
本当にいつまた何がどうなるか油断ならない状況だ
まあコロナの話は一旦置いといて・・
せっかくなんで懐かしいついでにあのホステルを見に行くことにした
2年前、僕とジュンペイ君が隔離されて外に出れなかったホステルだ
ここ
Calafate Hostel(カラファテ ホステル)
僕とジュンペイ君も別々の部屋に入れられ、ドミトリーの部屋に1人ずつ閉じ込められて話をしたくてもできないような状態にされ、同じ宿の中にいるのにジュンペイ君とはずっと LINEでやり取りをしていた
ホテルのスタッフと話をするのも WhatsApp越しだったよなぁ
あの時は夜に突然警察が宿に来て、宿泊者の確認をして僕はパスポートと航空券を確認されたっけ
何も悪いことしてないのに妙にドキドキさせられたあの2年前の圧迫感しか覚えてない宿
その時の記事はこちら
でも今は何もかもが元通り
皆が自由にパタゴニアを楽しみながら宿泊してる
そうだついでだし、あの僕を2週間閉じ込めようとした馬鹿げた宿も見に行っておくか
Calafate Hostel(カラファテ ホステル)から北に向かって2ブロック歩く
途中、見慣れない変な鳥が変な鳴き声を出して歩いている
なんだろこの鳥?
随分と長細いくちばしだな
こんなのがその辺を歩いてるのも自然が多いパタゴニアならではって感じだよね
さあそろそろあの忌まわしきホテルが見えてくるはずだ
ここ 覚えてるわぁ
2年前、エルチャルテンからエルカラファテにとんぼ返りしてきたもののブラケットハウスが次の日から閉鎖になるためもう泊まれなくて紹介されたのがここだった
一泊4000円近く取られて一歩も外に出れなかったホテル
挙句の果てに次の日さっき見てきたカラファテホステルに移動しようと思ったら、「お前は隔離対象だから2週間ここにいなければならない」と無理やり僕を閉じ込めようとしたクソ馬鹿なホテル
ルールも確認しないでアジア人だからという理由で2週間監禁されそうになった場所だ
こうやってエルカラファテの町を歩いて回ってると本当にいろんなことを思い出す場所ばかりだ
あの時、パンデミックが起こったあの時に海外にいた人たちは皆何かしらの苦い思い出を持ってるよな
宿に戻ってフライトに向けてバックパックの中身を軽く整理する
ちょうどそれが終わった夕方5時半ぐらいに空港に行くシャトルのピックアップが来た
おぉ いつものワンコも見送りに来てくれてる
またいつかお前と遊んでやれる日が来るといいな
元気でいろよ
そしてこれからもこの宿に泊まる宿泊客を癒してくれる存在でいてくれよな
さぁエルカラファテの町を出る時だ
ピックアップの車は様々なホステルやホテルに立ち寄りながら客を拾っていく
そして18時半ぐらいにエルカラファテの空港に到着した
ちなみにエルカラファテの町から空港までは700アルゼンチンペソ
この空港に来るのも2年ぶり
2年前のあの時はこの空港の中で医師の診断を受けて OKサインをもらわないと飛行機に乗れない状況だった
そしてその医師の診断を受ける場所がこのトイレだった
このトイレの前に医者がいて問診されて、トイレの中で熱を測られて大丈夫だった人にだけ医者のサインの入った診断書がもらえた
チェックインカウンターでその診断書がなければ航空券をもらえなかったんだよね
ここでも色んなあの時の不安だった状況が脳裏に浮かんで来る
でも今は安心して堂々とチェックインカウンターに並べるぞ
僕のフライトは19:45
航空会社もとっくにチェックインを開始してる
早速並んで手続きを済ませてしまおう
エルカラファテからブエノスアイレスまでの移動で国内線だから、もちろん PCR検査の証明などは一切必要ない
すぐに航空券をもらえた
そのままトイレを済ませてすぐにゲートに向かうためにいつものセキュリティチェックを受ける列に並ぶ
ここからブエノスアイレスまでは3時間のフライト
予定では今夜の22:40にはブエノスアイレスに到着だ
あれが僕の乗る航空機
いよいよパタゴニアともお別れだ
今回チリに行けなかったイレギュラーからの流れでパタゴニアに戻ってきた
でも本当にパタゴニアに戻ってきてよかったと今は心から思っている
2年前のコロナパンデミックで失ったいろんなものを取り戻せた気がするよ
19:30 いよいよ搭乗開始
パタゴニアは観光客でいっぱいだったので機内は満席
僕らを乗せた航空機は予定より10分ほど遅れでエルカラファテの空港から飛び立った
そしてそれから約3時間後、航空機の窓の外に大量の街の灯りが見えてきた
首都ブエノスアイレスだ
僕にとって3度目のブエノスアイレス
長居するつもりはないけど、この街で少し次どこの国に移動するかを考えるつもり
それが決まり次第すぐに移動する
つまりアルゼンチンの滞在自体あとわずかだ
航空機からタラップを降りて、飛行機のすぐ側に迎えに来るバスに乗り込んで空港内への出入り口まで向かう
22:50 ブエノスアイレスの空港に無事到着だ
もう夜の23時なので今日はこのまま空港に泊まるつもり
なるべく人の来なさそう隅っこのスペースに移動
バックパックからマットを外してさっと広げたら10秒で寝床の完成だ
そのままマットの上でモバイルバッテリーで iPhone を充電しながら1時間程パソコン作業
iPhoneの充電もパソコン作業も終わったら、空港内のトイレで歯磨きをして明日に備えて寝ることにした
すぐ横に鉄の棒があるのでそこにワイヤーで貴重品の入ったサブバッグをくくりつけて安心して寝れる状況を作ってから就寝
思えば空港泊も2年前パタゴニアを脱出してブエノスアイレスのもうひとつの方の空港で一晩過ごしたあの日以来だ
何もかもが2年ぶりだったアルゼンチンのパタゴニア
久しぶりの空港泊が何だか妙にワクワクする
4年前に日本を旅立ったあの日もシンガポールの空港で空港泊した
色んな事がフラッシュバックする
こういうのを続けてこそ旅だよな
おやすみなさい