2018年4月21日
快晴だ
昨日のメコン川での惨劇が嘘のように綺麗に晴れ渡っている
ここデッド島は正式にはドーンデッド(Don Det)という
デッド島は小さな島で自転車で1時間ほどで回れてしまう
島にはレンタルバイクやレンタル自転車がいっぱいあるので借りて走ってみよう
バイクは少し割高感がある 2人乗りも出来るので2人で借りるなら丁度いいかも
自転車が安いので今回はレンタル自転車を借りて走ってみよう
時刻は午前11時
自転車で島を北部から時計回りに進んで行く
この時間人は非常に少なかった
時折地元の子供たちとすれ違う パンツだけ履いた小さな子供がドンブリ茶碗を持ってきて何か入れてくれと言ってくる
この道で観光客が通るのを予め待ってたようだ きっと親にやらされているのだろう
この子らは大人になってから子供の頃物乞いを親にやらされていた事をどう思うのかな
3年前にも訪れてたラオス 前回この国一瞬で好きになったよなぁ
今回は出だしがトラブルに見舞われたけどまだ相変わらずこの国の印象は良いままだ
どこか懐かしいような景色でそこら中に動物がいて大きな川があって何もない土地が広がっている
途中、島の東側に自分が乗ってきた時とは違う別の小さな船着場もある
ここはどっちかっていうと地元の人が利用してる船着場って感じだ
観光客がこの島に多く訪れる前はここがメインの船着場だったんだろな
とにかくのどかだ
むかし子供の頃に嗅いだような懐かしい土の香り 遠くで聞こえる牛の鳴き声
自転車で走っていると風を受けてTシャツが膨らむ
空は高く、東南アジア独特の暑さはあるもの気持ちいい
身体と心がこの自然と開放感に喜んでいる 素朴な国の田舎の離れ小島、最高だ
このヒストリックブリッジという古い石橋を南側に渡ればドーンコン島だ
少し寄り道してみることにした
良い感じの古い橋だなぁ 趣があるよ
聞いた話だとドーンコン島はすごく静かな島らしい
それを知った時は最初はドーンコン島に宿を取ろうかと思ったぐらいだ
デッド島も夜は比較的静かになるのは早めだけど欧米人のヒッピー達が長居するような島なのでマリファナの匂いが立ちこめる音楽のかかったバーなどが島の北側に固まってある
ドーンコン島の夜はそれは静かなものらしい 川の流れる音が聞こえるくらい静かだとか
なのでこのドーンコン島には少なからず興味があったのだ
上の写真がドーンコン島で一番栄えてる道
両側に数件のレストランやシェイクの飲める屋台、ゲストハウスがある
穏やかなドーンコン島の北側をしばらく自転車で走り、もう一度デッド島に戻った
デッド島の南側から今度は島の左側を通り、島の北側にある自分の宿まで戻るとほぼ一周したかたちになる
途中自転車でも怖いくらいボロボロの橋を越えていく
道沿いには大きな蟻塚などもある
こういうのよく観光地にあるよね
島の左側(西側)の道沿いには北に向かうにつれて小さなバーが増え始める
西側に面してる為、夕日を見るのにはもってこいのお店
ただもれなくハッパの匂いが漂っています
ヒッピー達は吸いながらビールを煽り夕日を見るんだろな
一件のカフェに入ってアイスコーヒーだけ飲んで宿に向けて再び走り始める
細い道にフルーツが売られている 素朴な道をひた走った
結局宿に着いて時間を見ると昼の12時15分くらい
自転車で寄り道もして1時間ちょっと 歩いて一周したら3時間以上かかるだろう
だいたいこの島の全貌はわかった
夜は何か辛いものが食べたくて島の北側に新しくできたであろう韓国料理店に食べに行った
ガラガラで客は自分だけ 味は普通
夜ホテルの部屋で昨日メコン川に落ちたMacbook Airにもう一度電源を入れてみる
そうしたらなんと 昨日は出なかった音が出るようになっていた
内側で音が出るのを邪魔してた水分が蒸発したのだろうか
ただ相変わらずWifiは掴んでくれなかった
写真の整理などは出来るがネットに繋げないならこれはただの鉄の塊みたいなもんだ
ただ今日音が出るようになったことで希望も出てきた
明日はなんらかの変化があるかもしれない
また明日の夜にでも試してみよう