2025年1月2日
おはようございます
今日は用事でポランコ地区に行ってました
用事が終わったあとに友人から勧められていたレストランに食事をしに行く事にした
因みに皆さんはPancita(パンシータ)というメキシコ料理をご存知だろうか?
Pancita(パンシータ)とは牛のホルモンのスープ料理です
パンシータって直訳すると腸または小さな胃って意味
赤唐辛子ベースのスープに牛の胃や腸の内蔵を入れて作る伝統的なメキシコのスープです
スペインでも一部では牛の胃を煮込んだスープは食べられているらしい
まぁそれのメキシコ版ですね
ただ内臓を取り扱うので、下処理がしっかり出来てないとすごく臭みが出てしまうスープでもある
実際、僕もパンシータをメキシコの食堂で2回ほど食べた事がある
その時も作り方間違えたのかな?って思うくらい臭くて不味いスープが出て来た
2回とも完食できずに残しました
だから僕にとってPancita(パンシータ)はもう2度と食べたくないくらいの料理なのだ
正直メキシコ料理でここまで嫌いなのはPancita(パンシータ)くらい
その話を以前メキシコ人の友達に話したところ「お前はまだ本当に美味しいパンシータに出会ってないだけだよ。俺がオススメの店を教えるから今度そこで食べてみて。絶対に美味いから」っと言われてオススメされた店がこちら
チャプルテペクとローマノルテの間くらいにあるパンシータ専門店「La Pancita de la Roma」
週末だと昼過ぎからは並ぶ事もあるPancita(パンシータ)が美味しい店「La Pancita de la Roma」の場所はこちら
店内に入りとりあえず飲み物とパンシータを注文
まずこれがテーブルに運ばれて来た
左のはチチャロン(豚の皮を揚げたもの)
真ん中には塩とオレガノと唐辛子
右のは赤と緑のピリ辛のサルサだ
このチチャロンはスープに浸けて食べてもいいし、食べ始める前に少し砕いてスープに入れてもいい
僕はどちらかと言えば割ってスープに入れる方かな
続いて注文してた飲み物の「Atole(アトーレ)」が出て来た
40ペソだったかな
Atole(アトーレ)というのは、メキシコや中央アメリカで作られるトウモロコシを原料とした穀物飲料のこと
先コロンブス期から飲まれているメソアメリカの伝統的な飲み物らしい
穀物飲料なので少し粘性のある飲み物だ
この店ではAtole(アトーレ)は日によってベースの味が変わるみたい
この日のアトーレは桃味でした
そしてこちらが注文してたPancita(パンシータ)
これはパンシータのChica(チカ)
つまり小だ
でも基本Pancita(パンシータ)ってそんなに多くの量を食べるものでもないし、絶対小さい方で大丈夫と思います
女性ならChica(小)でもお腹いっぱいになります
この日僕も含めて店内でグランデ(大)を食べてる人いませんでした
さぁこれで揃ったぞ
・・・っと思ってたところに店員がこんなのを持って来た
何だこれ??
開けてみると中にはトルティーヤが
これで本当に全てが揃ったってわけか
スープに入ってる具はこんな感じ
これが腸か胃か知らんが、とにかく牛のホルモンスープだ
匂いを嗅いでみたところ今までのパンシータとは違い臭みはほぼ感じない
これは期待出来るかも
まずはレモンをたっぷりめに絞る
チチャロンを少し砕いてスープの上に撒いて、トウガラシを1本入れる
そしてオレガノを振りかける
テーブル上に置いてあるタマネギを少し入れて出来上がり
さぁ食うぞ
うん?
・・・うん、美味い!
見た目ほど辛くもなく、何より臭みが全然無い
なるほど これが本来のパンシータというスープ料理か
3度目の正直でやっと美味いと思えるパンシータに出会えた
これは友達にお礼とともに教えてもらった店に食べに来た事を報告しとかないとな
場所もポランコやチャプルテペクやローマノルテに近いので、食後は周辺の綺麗な街並みを見ながら街歩きして帰るのもいい
このブログを見て僕と同じようにPancita(パンシータ)に苦手意識のある方は、是非一度この店にトライしてみてください
Pancita(パンシータ)食べるならここ!って感じの店なので
今日はここまで
では!