2018年5月9日
宿をカオサンの一本北のソイランブトリに変えました
Green House
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
古いホテルですが意外にもWifiはサクサク 冷房もガンガンに効いて割と快適でした
宿泊者はホテルの入り口に併設されてる上の写真のレストランで10%引きで食事が出来ます
会計の時に部屋の鍵を見せるだけでOK
マイナス点はトイレとシャワーが狭くて不衛生な事とチェックアウト後に荷物を預かってくれるがそれが有料なところ
この前まで泊まってたNitan Hostel Khaosanも良かったんだけど、今までカオサンや裏寺通りには泊まった事があるのにまだソイランブトリにだけ泊まった事がなかったのでこの機に宿を取ってみる事にしたのです
ただこのホテル、予約してからネットの情報で気づいたんだけど昔日本人がらみの殺人事件があったホテルみたいですね
何でも日本人男性が日本人女性を殺して自分も首を吊ったとか・・・くわばらくわばら
Green house hotelのトイレの落書き
「Going Thailand and not Fucking a Ladyboy is like going India and not having curry!」
タイに行ってレディーボーイを抱かないのはインドに行ってカレーを食べないようなものだ
・・と もう一通りの遊びをやり尽くした強者の響く(?)言葉ですね笑
さてカオサンです
夜のカオサンロードに繰り出してみました
ご存知の方も多いと思うがここカオサンロードはかつて「旅人の聖地」と呼ばれていた
いや、今でも呼ばれてるのかもしれないが今のカオサンをそう呼ぶ人は少ない
主にそう呼ばれてたのは15年~20年ほど前の事らしい
昔まだスマホやインターネットが普及し始める前、東南アジアを旅する旅人は安宿と旅行代理店の密集してたここバンコクのカオサンロードに集まって、ここを拠点として他の国を回っていたのだ
安宿や旅行会社がある為、旅人が集まると自然と旅の情報もここに集まる
インターネットがない頃旅人はカオサンの宿で情報交換をしてその情報をもとに次の目的地を決めてカオサンの旅行代理店を使ってチケットを手にここからまた旅立って行ったのだ
旅人はカオサンロードに集まり、カオサンロードから旅立つ
これがカオサンが「旅人の聖地」と呼ばれていた由縁だ
それが今ではどうだろう?
スマホとWifiがあればグーグル検索でいくらでも旅の情報は得られるし、クリックひとつで宿の予約も航空券も取れてしまう
インターネットとスマホの台頭によりカオサンの役目は終わり、一時代の終焉を迎えたと言っていいだろう カオサンの強みは安宿が固まってることだけになってしまったのだ
ビールやコーラーの空き缶でトゥクトゥクやポーチを作ってしまうオジサン
カオサンロードが選んだ道は「旅人の楽しめる場所」へのシフトチェンジだった
幸いまだ安宿目的で旅人は沢山来る
タイの物価の上昇もあり今までの安宿の値段もキープできなくなるのが目に見えてる中、安宿のメリットもなくなるともう旅人達からしてもカオサンロードじゃなくて他のエリアでもよくなるのだ
そうなる前に欧米人が好きな酒と音楽を前面に押し出したパーティーストリートへの変貌はカオサンロードからすれば時代についていく為の当然のシフトだったのかもしれない
ただ今では欧米人が騒ぐだけのパーティーストリートになってるカオサンの事を旅人の聖地と呼ぶ事を嫌う人もいる
特に昔のカオサンを知ってる人からすれば今の姿は耐えられないんだろな
カオサンに来る日本人も当時に比べるとだいぶ減ったらしい
俺も初めてタイに来た時、ここでドナルドの横に立って浮かれて同じポーズで写真撮ったな
出ましたカオサンロードの名物 昆虫食
皆さんどれか食べれる物はありますか? 俺はサソリと芋虫みたいなのを食べた事あります
サソリはクソ不味いのでお勧めしません
パタヤではコオロギも食べたことあります
脚が歯の隙間に挟まって口の中に脚残るんだよねあれ(笑)
このタガメはタイ人曰く食べれるそうです
タガメって本来すごく水が綺麗なところに住んでるのでこの中で一番無難に食べれるらしい
話がそれました カオサンですね
僕は個人的にカオサンがこうなっても好きである
ここに来ると「あぁタイに来たなぁ」と思える場所のひとつだし、人種も性別も関係なく皆が一様に楽しんで過ごしてる場所だから
それってカオサンロードの狙い通りで思う壺なんだろうけどネットで情報や航空券がポチれても今でも多くの人がこのカオサンに集まってるのは事実だ
今でも旅人が多く集まる場所である限りここは旅人の聖地でいいのではないだろうか
勿論以前呼ばれていた「旅人の聖地」とは意味合いは変わってしまってはいるが
世界一周の中ですでに何度も来てるカオサンロードに寄るかどうか悩んだ
が、やはり来てしまった 僕にとってタイの思い入れが強い場所ということだろう
カオサンロードのほぼ中心にあるLucky Beerとその向かいの店が競い合うように大きな音でEDMをかけている
その爆音に欧米人が狂喜して踊っている
今夜もここカオサンロードは眠らないストリートとなっている