2018年8月19日
イランビザがまだ発行されないためにカラコルの町に戻ってきました
ちょうど日曜日だったので有名なアニマルマーケットに行って来ました
動物が買われて連れ去られて行くので通称ドナドナマーケットとも呼ばれています
通称ドナドナマーケットこと動物市は毎週日曜ここで開かれます
この動物市は早朝から開かれています
朝早いほど動物が多いので早朝に行くことをオススメします
僕らは朝5:30に起きて宿から歩いて向かいました
また最近は動物市をやってる国すらあまりないので、ここカラコルのアニマルマーケットは世界一位、二位を争う規模の動物市だそうです
因みに当たり前ですが動物臭が凄く、服に匂いがつくので服装は考えて行った方がいいと思います
あ、ドナドナの歌って知ってます?
まさにこのマーケットの中は以下のドナドナの歌詞の通りなんです
荷馬車(にばしゃ)が ゴトゴト
子牛を 乗せてゆく
かわいい子牛 売られて行くよ
悲しそうなひとみで 見ているよ
ドナ ドナ ドナ ドナ
子牛を 乗せて
ドナ ドナ ドナ ドナ
・・・せつないですね笑
さて早速動物の匂いが立ち込めるマーケットの中を見て見ましょう
まず正面から入ると羊や山ヤギが売られてる場所を通る事になると思います
羊のお尻を触ってみてください ポヨンポヨンです笑
本当に2度触りたくなるくらいプヨプヨ 羊のお尻のやらかい部分は全部脂だそうです
地元の人たちがよく動物の体を触ってるのは肉付きを確認してる為です
買われた羊たちはトラックに乗せられて早速ドナドナ状態
さようなら〜
時折自分が知らない人に連れ去られて行くのがわかってるのかメチャクチャ抵抗してる動物もいます
それでも交渉が成立した以上は強引に連れ去られて行きます
引きづられてる羊を見るのも珍しくありません
そんな引きづり方せんでも・・・・笑
4本足歩行の動物をそんな子供の手引っ張って歩くみたいにされたら羊も後ろ足で立って付いて行くしかないし(笑)
お次は牛と馬のコーナーです 人が多過ぎて動物が見えないですね
このマーケットの中でも馬は一番高価です
そして買われた人に連れて行かれる時に抵抗されると一番手がつけられないのも馬です
どちらかというと馬と牛は明らかに知らない人に連れて行かれる不安感を感じていました
馬コーナーの奥には手綱など売ってるお店が並んでいる
こちらが牛の売り場
牛って以外に可愛いので好きなんですよ
インドにいる牛とか人を怖がらないし結構撫でられるのが好きな牛もいた
では実際に動物たちが幾らくらいするのか、現地の人にスマホに値段をうってもらいました
まずは羊
一匹4000ソム 日本円で約6300円
これは安いのか高いのか?
お次は牛
一匹48000ソム 日本円で約76400円
やっぱ牛丸ごと一匹ともなると値段は上がりますね 日本の感覚からすれば安いのでしょう
最後は馬です
一匹80000ソム 日本円で約127400円
馬は移動手段として使われますので日本の原付スクーターの代わりのような感覚でしょうか
オスとメスを買って移動手段として使いながらも子供を産ませて次の馬をゲットしていくのだろう
一応帰りにはロバも一匹だけ見かけたのですが値段は聞かなかったです
ロバは小さな体の割には馬力がすごいので重い物をよく運ぶのに使われます
動物たちが次々と連れ去られて行くアニマルマーケット
その光景はまさにドナドナの歌詞のままだった
もし日曜日にカラコルに滞在する事があれば是非このちょっとせつないマーケットを見てもらいたいもんである