2018年3月4日
もうお馴染みのチャンギ国際空港の地下2階で目を覚ました僕は荷物をまとめ、wifiパスをもらうと空港内のカフェでカヤトーストが食べれるところを探しに回った
カヤトーストはシンガポールの朝ごはん代表みたいなトーストです
一度焼いたパンにカヤというペーストを塗ってもう一度焼き上げたもの
それは意外にすぐに見つかり、日本でアマゾンでカヤジャムを購入してパンに塗って食べていた頃以来のカヤトーストとなった
しかも本場だ
シンガポールのカヤトーストってだいたいコーヒーとゆで卵がセットになってる
5シンガポールドル 400円ちょいかな
そういえばこのチャンギ国際空港は1階から地下に向かって滑り台がついています
空港内に滑り台があるって事で有名ですよね、この空港
滑り台の入り口はこんな感じ
この空港のトランジットエリアには無料の映画館もあるとかで長い乗り換えなどでも旅行者が快適に過ごせるように工夫されてる
過ごしやすい空港でアジアNo.1出そうだ
マクドナルドの注文も機械で自動化されてるしなんでもスマートなもんだ
いつもの場所に荷物を半日預けて、地下鉄に乗り込んだ
シンガポールの地下鉄のルール
電車内での飲食はともかく、右上のドリアン持込み禁止が面白い
到着したのは若者の街ブギス
ここから5、6分歩いた場所にアラブ街があるのだ
今日の目的地はそのアラブ街
しばらく歩いてると金色の玉ねぎみたいなものがてっぺんに付いてる建物が見えて来た
サルタンモスクというそうです
これが見えたらもうここはアラブ街の入り口だ
お客さんを前の大きなカゴのような乗車席に座らせて後ろから自転車をこいで街を案内してる乗り物があった 確かあれはトライショーという乗り物だ
マレーシアやシンガポールに多いと聞いてたけど初めて見たよ
市民の足とかではなく完全に観光客向けの乗り物です
いたる所に観光客がいて、ここがシンガポールの中では結構な観光地だと気づかされる
もう少し中の方まで入ってみよう
あちこちにイスラムの女性が着る顔まで隠せる衣装を着てる人がいるんだけど、近くでレンタル衣装で数時間かりれるみたいで、歩いてるだけだとどれが本物でどれが観光客なのかわかりづらい
でもお祈りそっちのけでキャッキャと写真撮ってるのは顔まで隠す衣装を着ててもすぐに観光客だってわかりますけどね
一通り街を簡単に一周した後にこの辺で有名なザムザムという名前のレストランに行ってみた
さっきのサルタンモスクの近所にあった
到着して2階の席に案内されたんだけど、お客さんはほとんどが現地人でした
観光客は俺の他に1組だけ
何にするかな〜って迷ってたんだけど、ムルタバっていうイスラム風お好み焼きが目に付いたのでそれを注文
でもビリヤニも旨そうだ 店員にどのくらいの大きさか聞くと普通の一人前なんでそんなに多くないよっと行ってきたのでビリヤニも注文
いや、なかなかの量だと思いますけど・・
全部食べれるかな? 左がムルタバ、右がチキンビリヤニ
ビリヤニの皿の手前に乗ってるシャケの切り身みたいなのは何かのピクルスです
ムルタバは上の2つのソースにつけて食べます カレーっぽい味のソースが美味しかった
味は満足なんだけど量が思ってた以上に多い これを一人で片付けるのは骨でした
女性ならムルタバだけで満腹になると思います
この後、一度空港に戻ったんだけどこの日は何か体調がすぐれなかったのでラウンジでシャワーだけ浴びて、あとはネット作業をやりながらずっと空港内にいました
もちろん寝たのは地下2階のあのベンチ!
今夜もここから大勢の人達が旅立っていく
そして大勢の外国人がやって来る
常時、人と人とが別れ、会ってを繰り返す場所、それが空港
空港泊をしているとそんな人達を眺めながら夜を迎え、一人旅の僕はちょっとセンチな気分になり今夜も夜を明かしていくのだ