2021年10月3日
おはようございます
今日はクスコからAguas Calientes(アグアス カリエンテス)、通称マチュピチュ村に移動する日だ
僕は水力発電所まで送ってもらってそこから旅人の間でスタンドバイミーコースと呼ばれる線路沿いの道を歩いて行く
水力発電所まで送迎の車は朝7時10分集合
6時45分に宿を出て集合場所のツアー会社の前に向かった
送迎の迎えが来たのは10分遅れの7時20分
このコレクティーボで水力発電所に向かう
一応山道を歩く事になるので遭難したり事故にあった場合の為に、手首に緊急連絡先の電話番号が書かれたリストバンドをつけられる
そしてこのリストバンドが帰りの送迎の対象でもある証だ
明後日またクスコに戻って来る為にも外したり切ったりしないように付けたままにしておかなければ
クスコを出発したバンは高度を上げ、また4000メートル級の山を越えて行く
出発して2時間ちょっとでトイレ休憩
売店もあるのでここで20分ほど休憩だ
観光客がよくここでトイレ休憩するからか、休憩所で飼われてる猫も人懐っこい
何度除けても膝上に乗っかって昼寝を始める
またしばらく走ると人の多い町にぶつかる
ここは電車に乗ってマチュピチュ村に向かう人の拠点 Ollantaytambo(オリャンタイタンボ)だ
電車を予約してる人はここからPeruRail(ペルーレイル)という列車に乗ってマチュピチュ村まで行く
銅像がもう土産物売りにされている
こっちの銅像はマスクやポンチョを売らされている
オリャンタイタンボから更に走ったところで最後の休憩地点に立ち寄る
最初の休憩地点と同じくトイレと売店がある
周辺には果物を売ってる小さな商店がある
この手のバナナを見る事になったという事はもうこの辺りはジャングルだ
半分ジャングルって感じの休憩所を後にしてまた乗合いバンで走り続ける
そしてクスコを出てから6時間半ほど経った昼の2時過ぎにようやく到着
でもここは水力発電所ではない
空き地にしょぼいレストランがあるだけの場所
ここから少し歩けばすぐに水力発電所があるらしい
じゃあ、とりあえず歩き出しますか
歩き始めてすぐに詰所のような小屋がある
ここでノートに名前や国籍、パスポート番号などを記入する
ある意味ここがスタート地点みたいなもんだ
あとは看板に従ってあるいて行くだけ
看板のHIDROELECTRICAが水力発電所の事だ
そして目的地マチュピチュ村ことアグアス カリエンテスはここから10.4キロ
人が1キロ歩くのに15分弱かかると言われてるからだいたい2時間半もあれば着くだろう
水力発電所を過ぎるとすぐに線路が見えて来た
マチュピチュ村まで行く電車、PeruRail(ペルーレイル)の車両が置かれている
基本は皆オリャンタイタンボから乗るはずだけど、ここから電車に乗る人もいるのかもな
マチュピチュ村までの道のりは基本線路沿いを歩けばいい
でも所々に線路の道を外れて経由しないといけない箇所もある
そういう場所には必ず看板が出てるのでそれに従う形でルートを取って行く
このマチュピチュ村まで続く線路沿いの道
ここが旅人からスタンドバイミーコースと呼ばれている
映画スタンドバイミーで出て来たワンシーンのように延々と線路沿いを歩くルートだからだ
でもここがこんなジャングルチックな場所とは思わなかった
思ってた以上に暑い
ここはTシャツ1枚でも汗をかく気温だ
道中ではこんな橋を渡ったりもする
そして10キロの道のりを黙々と歩いて行く
途中でヘビ見つけた
毒ヘビ? じゃないよな・・?
そして歩き始めて2時間が経った頃
目の前にトンネルが現れた
そしてそのトンネルを抜けると目の前に小さな町が見えた
間違いない
あれがAguas Calientes(アグアス カリエンテス)、通称マチュピチュ村だ
やっとゴールが見えた あと少しだ
おおお ついにマチュピチュのサインが出て来たぞ
疲れてるけどテンション上がる
そして線路の両側に建物が並び始める
ここからもうこの村の入り口だ
ここがマチュピチュ村か
さて、到着したけどまだ今日中にやっておかないといけない事がある
それは明日マチュピチュに行く際のバスチケットを買う事
このマチュピチュ村からマチュピチュまではバスで20分ほどかかる
バスチケットを持ってないとその距離を朝から歩く事になる
特に行きは延々と登りが続くのでかなりキツイらしい
僕がマチュピチュに行くのは明日の朝
今日中にバスチケットを買っておかないと
バスチケットの売り場は村に入ってすぐに見つかった
ここがそうだ 当日バスに乗る場所もここ
だけど窓口が閉まっていて何やら張り紙が貼ってある
見てみると「バスチケット売り場は80メートル先に移動しました」と書かれている
書かれてる通りに従来のチケット売り場から北に向かって少し歩いた所にBUS TICKETの看板を見つけた
この路地を左に入ったところにチケット売り場があった
マチュピチュまでのバスチケットは片道12ドル
ソルではなく、USドルです
ここまで来たらバス使うしかないので足元見てますね(笑)
ペルーの物価で考えると片道20分のバス代金が12USドルなんてボッタクリもいいところ
でもここに来たほとんどの人が使うバス
払うしかない
明日の往復24ドルのバスチケットを買った もちろんドル払い可能
このまま予約してるゲストハウスに行きたいところだけど朝から何も食べずにここまで10キロの道のりを歩いて来た
なのでもう腹が限界に減っている
まだギリギリこの村のメルカドが開いていたので中で飯を食う事にした
まずはフルーツジュースから パイナップルジュースを注文
デカイなおい ミニバケツみたいなサイズのジュースが出て来る
そしてロモ サルタドを注文
7ソル(約200円)
悪くない 安さも助かる
でもこの一食では足りず、オムレツも追加
同じく7ソル
腹が満たされてようやく落ち着いて来た
ここからはこの村を少し歩いて予約してる宿に向かうとしよう
ここは村で唯一の広場
インカ時代の偉い人かな? とにかくそんな銅像が建っている
村にかかる橋は3本ほどある
そのうちの1本を通って宿のあるエリアに向かう
橋の金網には沢山の南京錠
観光地でよく見られる恋人たちが愛を誓ってかける鍵だ
皆ここに永遠の愛のしるしとして南京錠をかけ、もう2度とこの鍵を外す必要はないという意思表示に南京錠の鍵はここから川に放り投げる
僕は恋人とどこへ行こうが、こういう愛のおまじないみたいなのはしない
何の効力も意味もないし、人の気持ちは変わっていくものだから
それをよく分かってるからこういう事は一切しないのだ
さて到着した今日のお宿はここ
Supertramp Hostelというホステル
受付では無料でコカ茶のサービス
マチュピチュ村でも比較的安めのホステルだ
Supertramp Hostelの場所はこちら
館内は今までの宿泊者による落書きだらけだけどね
紅茶やコカ茶は無料 いつでも好きなだけ飲める
Supertramp Hostel
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★☆☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★★☆☆☆
※あくまでも個人的な評価です
この宿で困った点はひとえにWifi
ドミトリーの部屋だとほぼ使い物にならない
1階のロビーでようやくまともに使えるといった感じ
トイレが2つしかないのも不便
宿泊者の数に対してどう考えてもトイレが足りない
スタッフは人によってはしっかり質問に答えてくれる
宿でシャワーを浴びて休憩してから少し村を歩いてみる事にした
これから帰る人がペルーレイルに乗る為に列を作っている
行きも帰りもこの列車は人気みたいだ
村の中にはMACHUPICCGU PUEBLOのサイン
そのままだけどマチュピチュ村って意味
村と言ってもお店やレストランも沢山あるし滞在中に困る事はなさそうだ
なんと言ってもここはマチュピチュに行く観光客たちが滞在する場所
さすがにナイトクラブとかは無いけど、欧米人たちがそれなりに満足する作りになってはいる
一大観光地の麓なのだここは
この日は村を30分ほど散歩して宿に帰り、早めにベッドに入った
明日は朝早くに起きていよいよマチュピチュに向かう
ペルー旅行最大の見所だ