2019年4月19日
いよいよ1ヶ月近くいたタンザニアを離れます
次の国はザンビア タンザニアからザンビアには旅人に有名なタンザン鉄道に乗って行きます
タンザン鉄道は毎日運行してるわけではなく、火曜日と金曜日のみの運行です
金曜日に出る電車は車両が新しいので火曜の電車よりは綺麗な車両になります
これがタンザン鉄道のチケット
もっと長細い紙のチケットかと思ってたんですけどなんか日本の電車の切符みたいですね
こちらが裏面
「タンザン鉄道」って日本人の旅人の間でだけで言われてる言い方なのかな?
地元の人はみんなタンザン鉄道の事を「タザラ」って呼んでました
このタンザン鉄道は2泊3日かけてザンビアのNew Kapiri Mposhi(ニューカビリムボシ)という駅に着く
ニューカビリムボシに着いたらそこから乗り合いのバンでザンビアの首都ルサカに移動して、その後はバスでさらにサンビア南部のリビングストンという町まで行く
ここから数日は結構移動が続くことになるぞ
気を引き締めていかないと
まずはタンザン鉄道が出るダルエスサームの駅まで行かないと
手段は基本バスかタクシーかウーバーです
が、以前もこのブログに書いたようにダルエスサラームで観光客が普通のタクシーに乗るのは自殺行為と言っていいでしょう
なのでバスかウーバーの2択です
なぜダルエスサラームでタクシーに乗っては行けないかはこちらの記事をごらんください
バスならVingunguti(ビンガンガッティ)という場所で降りればタザラ駅(ダルエスサラーム駅)はすぐだよっとホテルの人が教えてくれて地名も書いてくれた
けど僕はウーバーを呼ぶ事にしました
ウーバーは運転手も身分書を登録してるので何か事件に繋がる事をすればすぐに判明して運転手はすぐに逮捕です
ウーバーの運転手は仕事としても悪くないので自分の身分を晒してまで強盗に加担するようなチャレンジャーいないでしょう
なのでバスの混雑も避けれて安く安全に行ける この理由からウーバーにしました
ウーバーは呼んで3分もしないうちに宿の前にやってきた
約10〜15分の乗車でダルエスサラーム駅に到着
これが地元の人が言うタザラことダルエスサラーム駅か
タンザン鉄道の出るダルエスサラーム駅はこちら
一応タンザニアで一番大きな街の大きな駅だからそれなりの規模を想像してたんだけど思った以上に質素な駅だ
発車まではまだ時間もあるので待合室で待つ事に
僕の乗るファーストクラスの乗客は別に用意された専用ラウンジで待つ事が出来ます
まぁ専用ラウンジって言ってもここなんだけどね(笑)
中は超普通の待合室です
JRの田舎の駅でももうちょいまともな待合室あると思います
さて乗車時間が迫ると荷物検査があります
全員ホームに出て荷物を一列に並べて置いて自分の荷物の前に立って待ちます
警察犬が薬物を持ってないか順番に荷物の匂いを嗅いで回ります
何も持ってなくてもこういうのってちょっとドキドキするよね
荷物検査が終わってようやく乗車が始まります
電車の中の通路は大人2人がギリすれ違えるくらいの幅
部屋のベッド数はクラスによって違います
2等車だとこのように一室に6ベッド
まぁまぁ圧迫感ありますね
上のベッドだと登り下りに気を使いそう
で、こちらが僕の寝る一等車の4ベッドの部屋
ここに入る時に僕の真後ろにアジア人男性がいて、その男性も僕に着いてくるようにこの部屋に入って来た
一瞬「え?」って思ったんだけどその青年が「もしかして日本人ですか?」っと聞いて来た
彼の名前は翼君
日本からアフリカ縦断の旅に出てきた若者だ
中国の広州というところに数年住んでた事があって、その間インターナショナルスクールに通ってたので英語ペラペラ
偶然にもこのタンザン鉄道で僕と同室になった
今後リビングストンまで行く事を話すと彼も同じくリビングストンに行くので「そこまでご一緒していいですか?」と言ってきた
日本人とようやく離れたところだったんだけどこんなタンザン鉄道の中で一緒の部屋になったのも何かの縁だし「こちらこそよろしくね」っと快く承諾する事に
荷物を置いて翼君と一緒に食堂車を覗いてみた
結構混んでんな、オイ・・・
僕らはもう少し空いてから食べる事にしました
食堂車の奥には飲み物を買える簡単なバーがあります
ここでコーラやビールを買ってる人が多かった
僕もコーラを買っときました
これがタンザン鉄道の食堂車で食べた食事 4500タンザニアシリング(約210円)
ステーキって書いてあったんだけど・・・オカズ少な過ぎないか??(笑)
基本メニューは2品くらいしかなくチキンか魚、もしくはビーフか魚です
途中ところどころの駅で停車し、人の乗り降りがあります
一度停車すると数十分止まったりするので、その間に電車を降りてホームの売り子から食べ物やチャイを買って軽く食事してる人もいました
途中のムベヤという駅
ここではマラウイに行く欧米人旅行者が多く降りていましたね
僕らもこの駅でホームにおりてお茶したり、簡単な軽食を売り子から買って食べてました
ただ何分止まってるかとかよくわからなかったのでいつ電車が動き出すかはヒヤヒヤもんです
ただこのムベヤに関しては他の駅よりもだいぶ長めに停車してました
一応タンザン鉄道にはシャワーもあります(ホースで水浴びできる程度)
翼君はシャワーを浴びてたけど、僕は次の日浴びればいいやと思って初日は浴びませんでした
ただ次の日の夜、多くの人がシャワーを使った為か僕がシャワーを浴びようと思ったらもう水が出ませんでした
今後タンザン鉄道に乗る人はシャワーは早めに浴びておいた方がいいと思います
この日の夜タンザン鉄道はザンビアとの国境にさしかかった
多くの人が出国審査と入国審査をするために電車から降りてたので僕らも降りないとと思ってたら、一等車の車両には入国審査官が入ってきて僕らの個室で出国審査と入国審査が行われた
これはどうもファーストクラスだけの特権らしい
ファーストクラスの車両にだけは降りなくても入国審査官自ら出向いて処理してくれるのだ
ザンビアはビザが必要な国
入国審査官にその場でビザ代50ドルを支払ってスタンプをもらった
ファーストクラス以外の人達の出入国審査がまだ時間かかりそうなので翼君と電車を降りて辺りを散歩
まだタンザン鉄道の途中だけどとりあえずザンビア無事入国!