2019年2月3日
ルクソールからアスワンに向けて電車移動開始
もっとボロい車両を想像してたけど思ったよりしっかりした電車で一安心だ
座席もしっかりしてるよね
もはや何が書いてあるかわからない電車のチケット
値段もいくらか忘れました スイマセン
そんな高くなかったです
ここがアスワンの駅前
この駅前には今後僕が行くスーダンに向けて出るバスの会社が数件ある
ここにはまた明日にでも来てチケットを買わないと
さて今日の僕の泊まる宿はナイル川に浮かんでいるエレファンティネ島という所にある
ナイルに浮かぶ中洲なのでアスワンのメインの陸地から渡し舟に渡っていかないといけない
エレファンティネ島はこちら
グーグルマップだと少し南にズレてますね
赤ピンの北側の大きな縦長の島がエレファンティネ島です
駅前からナイル川沿いの道を南に下ってると高い客船を勧めてくる客引きがあちこちにいます
全て無視して事前に地図で目をつけていた場所に向かいます
地元の人が使う最安値のエレファンティネ島への船着場はこちら
たしか5エジプトポンドだったと思います(約32円)
地元の人たちと一緒に乗船
大量の卵とともにエレファンティネ島に運ばれます
向こう岸の遠くに島の中では一番高い建物であろう高級ホテルが見える
なんでもあそこはイギリスの有名推理作家アガサクリスティがナイル殺人事件を執筆する際に泊まっていたホテルだそうだ
日本では「ナイルに死す」ってタイトルだっけな
さらにこのあたりはヨットクルーズが盛んなのかあちこちにヨット専用の船着場があり欧米人達が楽しんでいる
途中結構大きな豪華客船がとまってたのでお金に余裕のある人はみんなナイル川でクルーズするんだろうな
渡し舟はものの2〜3分で島に到着 エレファンティネ島に上陸です
ここがエレファンティネ島か
何もない感漂うエジプトの田舎の川に浮かぶ島って雰囲気
上陸した場所にはこの島の地図が描かれていた
パッと見、島内の道もそんなに多くはないので半日もあれば見て回れそうだ
とりあえず予約してる宿まで歩こう
建物の雰囲気こそ違えどここはどこかラオスで行ったデッド島を思い出させる
こういう場所って何もないのが我慢できない人からすればキツイと思う
僕は「何もない」がとても心地よく感じれる人なので全く問題ナシだ
むしろ便利すぎる街より好きなぐらい
こんな路上に干された洗濯物や近所の子供の遊びですら僕には絵になって見える
ちょっと場所がわかりにくかったけどこの小さな水路流れる路地の先に予約したEl Prince Guesthouseはあった
El Prince Guesthouseの場所はこちら
新し目のゲストハウスでまだGoogle Mapに乗ってません
ですがこのピンの建ててあるところまで行くとわかります
普通のシングルルームを予約したんだけどツインルームを使わせてくれた
El Prince Guesthouse
- ロケーション:★★★☆☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
トイレやシャワーも広くて結構居心地の良いホテルでした
Wifiもエジプトで泊まったホテルの中では早い方でした
唯一のデメリットは夜遅い時間や極端な早朝の時間に川を渡って陸地に行きたい場合、さっき乗って来た渡し舟がその時間やってないので宿のオーナーが持ってるプライベートヨットを出してもらいそれに乗って行かなければなりません
当然プライベートヨットは別料金なのでアブシンベル神殿などにまだ暗い朝方から出発する場合、別料金を払ってこのプライベートヨットを出してもらって川を渡らないといけません
部屋のベランダからはナイル川が見える
プライベートヨットの件を含めてもここは落ち着けて快適に寝れたいい宿だった
スーダンに突入する前の骨休めにいいですね
宿を出るとさっき通って来た道に近所の子供が出てきて遊んでた
地元の子供達は自転車を使ったり、地面に何か枠を書いてそれを踏んでケンケンパみたいな素朴な遊びをしてる
自転車さえもここでは重要な遊び道具のひとつなんだろうね
宿の人に聞いた話ではエジプトって北に行けば行くほど裕福で、南に行けば行くほど貧しいらしい
ダハブやシャルム、カイロはリッチ層だったという事か
位置的にルクソールとかが中間層でここアスワンは南部の大きな町とはいえ貧しいエリアという事になる
レンガを積み上げ隙間を土で埋めた壁
暑い日差しの中、そんな壁に挟まれた路地で子供たちが遊ぶ
なんかいい光景だ 説明しにくいがいい光景なのだ
川沿いに出ると地元のオバサンが川で洗濯をしていた
こういう光景を見るのはネパール、インド以来
またアフリカを南下する事によって少しずつ文明から離れていくんだろうな
子供達はダハブやカイロの子供に比べるとちょっとだけ恥ずかしがり屋
でも元気はこの島の子供達の方がいい
なんとも癒される島に来たなぁ
普通に駅や町中心に宿を取ってたらこんな所にこんな暮らしがあるなんて知りもしなかったよ
元気でピュアなままでいてくれよな
夕方宿のベランダから見るナイル川は綺麗だった
明日はアスワンに来た一番の目的、アブシンベル神殿に早朝から出発だ