アンティグアで日本のカツ丼が食べられる店「まりぶり」

2019年12月3日

 

おはようございます

今日もFernando’s Kaffeeからです

朝Macbook Airを持ってFernando’s Kaffeeに行くのは日課

 

今日これからカツ丼を買いに行きたいと思う

実はこのアンティグアには日本のカツ丼やカツカレーを食べれる場所がある

 

ちゃんと日本のレシピを引き継いでカツ丼やカツカレーを作ってくれるお店があるのだ

お店と言ったけども正確に言うとそこはレストランや食堂ではないし、ましてやカフェでもない

 

その場所というのはアンティグアのメインのマーケットの中にあるとあるお肉屋さんなのだ

市場の中のお肉屋さんでカツ丼とカツカレーと鶏の照り焼き丼を作ってもらえるのだ

 

 

マーケットはアンティグアのチキンバス乗り場の横にある

僕もこのアンティグアを出る時はおそらくチキンバスに乗ってこの街を出ることになるだろうからついでにチキンバス乗り場を下見してみた

 

まるでデコトラのコンテスト会場のようなチキンバス乗り場

バス強盗に会うので有名なバスだけどチキンバスに乗るのが今から楽しみでもある

 

 

チキンバス乗り場から隣接してるセントラルマーケットにそのまま入ってみる

これがアンティグアのマーケットの中

ドンキホーテかと思うような狭い通路の迷路のようなマーケット

 

細く区切られた通路の両側にはいろんなお店が立ち並んでいる

 

 

アンティグアのマーケット Central Market Antiguaの場所はここ

マーケットの中には食事が出来る小さな食堂も沢山あり、非常にリーズナブルな料金で食事を取ることができる

 

 

 

 

 

インディアンのおばさんが店舗を持ってないせいかお店を出せなくて地面にゴザをひいて商品を出して野菜など売っている

地元民がそのインディアのおばさんから野菜や香草を買っていく

 

 

またインディアンの子供達がお店を手伝ってたり、お母さんの代わりに子供一人で野菜を売っているのもこのマーケットの特徴

 

メキシコ南部のチアバス州でもインディアンのおばさんとその子供たちが民芸品や野菜やお菓子などを売って生活しているのを見てきたけどなんかそれを思い出してしまうなぁ

 

この迷路のような巨大なマーケットの中でカツ丼が食べれる場所は「まりぶり」（Mari Bri）というお肉屋さん

 

初めてこのマーケットに行った場合、あまりの広さにピンポイントで特定の店を見つけるのは正直難易度が高い

 

もちろん市場の中の小さなお店なのでグーグルマップやmaps.meにも載ってない

 

 

そしてあまりにも市場内の店舗数が多すぎるためにマーケットの中の人に聞いてもすべてのお店を覚えてる人なんていないのでだいたい分からないと言われるか違う場所を教えられてしまう

 

僕も最初はかなり迷って「まりぶり」を見つけるのにだいぶ時間がかかった

「まりぶり」（Mari Bri）は肉屋が固まっているエリアの中の小さなお店

 

まず市場に来て「まりぶり」（Mari Bri）を探す場合はいきなり店舗名を言うのではなく、肉屋が固まってるエリアがどこなのかを聞いてまずそこに行ってから「まりぶり」（Mari Bri）を探した方がいいです

 

ようやく見つけたマーケット内の肉屋「まりぶり」（Mari Bri）

看板も日本語で書いてあるね

 

なぜ日本語なのか？

それはここがもともと日本人男性とグアテマラ人の奥さんが始めたお肉屋さんだから

 

因みにアンティグアにはペンション田代という日本人宿があってその宿でもこのお店は有名だ

このお肉屋さんでカツ丼やカツカレーを注文して出来上がった頃にもう一度取りに来るという形式

 

先ほどから何度も言ってるようにここは広くて迷路のような市場

だから注文したものの取りに戻る時に迷ってしまう人がいるようで、注文してから店の前を離れようとする時お店の人が「市場内はどこも同じような景色だから迷わずに戻って来てね」と言ってくれる

 

店の前で注文した時に自分の現在地を地図アプリで確認してピンを立てておくかスクショしといた方がいいと思います　マジで最初は迷うので

 

僕はシムカードを持ってなかったのでその場でグーグルマップにピンを立てることができなかった為、maps.meの方で現在地に印をつけておきました

これが「まりぶり」（Mari Bri）の店の目の前で印をつけた画面のスクショ

L字の大きな建物全体がこのマーケットで「まりぶり」（Mari Bri）は赤い星の位置くらいにあります

 

これがまりぶりのメニュー

メニューは３種類

カツ丼が37ケツァル（約500円）

カツカレーも37ケツァル（約500円）

鶏の照り焼き丼が30ケツァル（約420円）

 

※カツカレーに関しては毎日はやっていません
「メルカドの日」だけ作ってくれてます　メルカドの日は月曜・木曜・土曜です

 

 

このどれもが日本人の旦那さんが日本のレシピを忠実に再現している物だ

 

 

昔世界一周をしてた人のブログで僕はこの 「まりぶり」（Mari Bri）の存在を知り、日本人の旦那さんの顔も写真で見た事があった

 

その旦那さんは少しジブリの宮崎駿監督に似ていて優しそうな目をしたおじさんだった

 

僕もその日本人の旦那さんに会うのを楽しみにしていたが残念なことに今年（2019年）の6月に亡くなられてしまったそうだ 

 

グアテマラ人の奥さんはそのショックからかお店をしばらく閉めていたらしいのだがようやく最近になってお店を開け始めたそうだ

 

僕が「まりぶり」（Mari Bri）を訪れたのはちょうどその頃だった

あの優しそうな旦那さんにも一度会ってみたかったな

 

こちらが一人でお店を切り盛りしているグアテマラ人の奥さん

ブログでお店を紹介させて下さいと言って特別撮らせてもらった一枚

 

たまに現地のおばさんがパートのような形で手伝いに来てるけどメインは奥さん一人でやっている

 

奥さん一人でやってるので今は配達などは難しいので注文した後取りに行かないといけないけど、グアテマラで本当の日本のカツ丼やカツカレーが食べれるのでぜひ応援してあげてください

これが宿に持って帰ってきた「まりぶり」（Mari Bri）のカツ丼

ちゃんと出汁の味がする

 

そしてもともと肉屋なので肉もしっかり沢山入っている

たまに日本の食堂とかでカツ丼を頼むと薄っぺらいペラペラのトンカツや脂身だらけの肉で作ったトンカツがのせてあるようなお店もある

でもここのカツ丼は本当に脂身がほとんどなくしっかり肉の部分だけを使ったトンカツがたくさん入っていた

 

こちらはカツカレー

カレーのルーは日本製のカレールーを使ってるそうだ

多分ゴールデンカレーかなにかの中辛あたり

 

ホント昔の日本の家庭で夜ご飯に出てくるようなカレーです

僕は何も日本人びいきでこの店を勧めたり紹介してるのではなくて、日本のカレーやカツ丼が忠実に再現されていて味も美味しいし肉もかなり入っているので本当におすすめだからここで勧めているのだ

 

味で勝負しても相当レベルが高い一品なのでアンティグアに来たなら是非一度お店を探して食べてみてください

 

間違いないので

 

 

これは鳥の照り焼き丼　甘辛いタレが最高です

アンティグアはグアテマラで一番の観光地なのでカフェなどで軽食を食べる場合を除いて、レストランに食べに行くと普通に500円以上はします

 

何だったら800円とか900円とかかかってしまうことも全然あります

それならば500円ほどでこのクオリティのカツ丼やカツカレーを食べてた方が全然価値があると思う

 

特に沈没する日本人も多いのでその場合まりぶりの日本食はマストです

 

 

奥さんいつまでもお元気で！

これからも日本人に美味しいカツ丼を食べさせてあげてね

 

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