2021年10月2日
おはようございます
今日も朝食はサンペドロ市場から
ハムと卵とアボガドと鶏肉のサンドイッチ
美味んだよねこれ
市場の中には朝食を提供してる店はいくつも並んでるけど、僕はいつも値段が最初から明記されてるお店で食べるようにしてる
こんな感じで値段が最初から書いてある店もあれば
こんな風に値段が書いてない店もある
大丈夫とは思うけど若干ボッてくる体質もあるので、一応最初から値段書いてある店で食べるようにしてます
サンドイッチ後に市場のアップルパイ
あとは席が空いていたらなるべくお店の人とのやり取りが聞こえやすい、こういう窓口の前で食べるようにしている
注文の間違いとかないようになるべく言葉が聞き取りやすいポジションで食べてますね
朝食が終わって市場を出ようとした時、なんかオレンジジュースのキャンペーンやってた
よくレッドブルが街中に専用の車でやって来て無料配布してるのと同じ
という訳で１本もらいました
よくあるタイプのオレンジジュースだったかな
さて、クスコに着いてそろそろ一週間になる
ぼちぼちこのクスコから皆が行くペルー最大の観光場所マチュピチュに向かう日を決めなくては
僕は実は数日前から天気予報をよく見ていた
それというのもペルーに雨季が近づいていたからだ
基本ペルーという国は11月〜翌3月までが雨季
この時点でもう10月に入っていたのでマチュピチュに行くならなるべく早い方がいいなとは思ってた
そして更にペルーに住まれてる日本人の方から「毎年雨季が始まるのが少しずつ早くなって来てる気がする」という話も聞いていた
これらを材料に判断するに、マチュピチュに行くなら10月上旬に行ってしまおうと決めていたのだ
そこで９月の終わり頃からずっと天気予報と睨めっこしていた
その頃からすでに２日に１度くらい雨が降るようになっていた
１日じゅう雨が降るような事はほぼ無いけど、ここ数日で夕方くらいに雨が増えた気がする
その頃から見てたクスコ周辺の天気予報はほぼ雨のマーク
ただ10月の3日、4日、5日の３日間だけが晴れのち曇りになっていた
その後の日はまた雨のマークが続いている
行くならもうこの10月3日、4日、5日の３日間のどこかで行ってしまった方がいいという自分の直感を信じてツアー会社に話をしに行った
因みにマチュピチュに行くにはまず通称マチュピチュ村と呼ばれる村を拠点にして行く
マチュピチュ村というのは仮の名前、通称であって本当の名前は Aguas Calientes（アグアス カリエンテス）という村だ
そしてそのマチュピチュ村ことAguas Calientes（アグアス カリエンテス）まで行く方法は色々あるけど、観光客が使うのはほぼ２つのパターン
ひとつはクスコからコレクティーボ（乗合いバン）に乗って、 Ollantaytambo（オリャンタイタンボ）という町まで行き、そこからPeruRail（ペルーレイル）という列車に乗ってマチュピチュ村まで行くというもの
もうひとつはクスコからマチュピチュ村の10キロほど手前の水力発電所までコレクティーボ（乗合いバン）で送迎してもらい、そこから旅人の間でスタンドバイミーコースと呼ばれる線路沿いの道を歩いてマチュピチュ村まで行くというコース
僕は旅情を感じたかったので水力発電所から歩くスタンドバイミーコースを選択
行きも帰りも歩きにする事に
水力発電所までの往復の送迎はだいたい60〜70ソル
僕が話をしに行ったツアー会社も70ソルだった
で、早速マチュピチュのチケットも手配してくれとツアー会社に頼んだ
今のところ10月上旬で晴れそうなのは10月の3日、4日、5日の３日間だけ
それ以外は天気予報では雨だ
こういう場合、天気がどちらにずれても大丈夫なように中間の日の4日を選択するのが普通だ
マチュピチュを訪れる日を4日に設定しておけば天気が１日前にずれようが、１日後にずれようが影響を受けにくい
「10月4日にマチュピチュに行くからその日の朝のチケットを取ってくれ」っと言った
マチュピチュはペルー観光の目玉 ペルーに来た誰もが行く場所
だからマチュピチュを訪れる観光客の人数も凄い
昼過ぎなんかに行くともう人が多過ぎてまともに写真も撮れないと聞いている
だから同じ行くなら朝の早い時間帯が狙い目だ
ツアー会社のスタッフはアイアイサーと言わんばかりにチケットのサイトに入って手続きを進める
しかしその表情はなぜか曇っている
するとそのスタッフが困った顔で言って来た
「現在マチュピチュのチケットは売り切れで取れない状態になっているね」
え？なんだそれ？
念のため晴れになりそうな候補の前後の3日と5日のチケットも調べてもらう
しかし全てチケットが購入出来ない状態になっている
そんなチケット買えないくらい人気なのか・・？
ツアー会社のオジサンがどういう状況になっているのか一緒にオフィシャルのチケットショップに聞きに行こうと言ったので一緒に外へ
マチュピチュのオフィシャルチケットショップの売り場はツアー会社のすぐ前にあった
クスコの街のマチュピチュのオフィシャルチケットショップの場所はここ
※因みにここ、僕が行った2021年10月の時点ではマスクをちゃんと２枚着けてないと中に入れなかったので、今後行かれる方はご注意を
またチケット購入時はパスポート確認されるのでお忘れなく
チケットショップの中に入って確認してみたけど、チケットカウンターのお姉さんが言うには現時点では10月のどの日もチケットを買う事は出来ないとの事
ちょっと僕のスペイン語がダメなのもあるけど今のところ10月のチケットは買えないと言われてる事だけは分かる
ただその理由が聞き取れない
「そんな事あるのか・・？」っと思ってると「何も保証は出来ないけど、明日の朝一番にもう一度ここに来ればチケットを買える可能性がある」みたいな事も言っている
現状ソールドアウトなのになぜ明日の朝に来れば買えるのかも全然意味が分からない
キャンセル待ちみたいなもんなのかな
意味がよく分からないままツアー会社のオジサンに「こんな感じの事言われたんだけど」っと説明する
するとオジサンはスマートホンの翻訳で「明日の朝に政府が更なるチケットを解放するかもしれない」と見せて来た
要は10月分のチケットは全てソールドアウトした訳ではなく、ペルー政府の観光業を担ってる機関が人数制限の為に小出しにしてるみたいだ
なので一旦今売ってる分は売り切れてるけど、またペルー政府が「10月の最初の週にマチュピチュの入場チケットを追加販売する」っと決めたらその時点で買えるようだ
そしてそれが明日の朝かもしれないと言うのだ
だからチケットカウンターのお姉さんも保証は無いけど明日の朝一番にもう一度来てっと言ってたわけか
なんとなくの事情は分かった
とりあえずしょうがないのでチケットショップを離れて明日ここがオープンするの朝７時にもう一度来る事にした
路上でマッサージを受ける地元の人を見ながら買い物に出かける
この間レインボーマウンテンに行った時に持って行った、黒のナップサックがもう裂け始めている
あのまま使っても裂けた布の部分から物を落とすだけだ
だからいかにもクスコらしい柄のナップサックを探しに行った
そして買ったのがこれ
いくつかの店で同じ商品を25ソルで売ってたんだけど１軒だけ20ソル（約550円）で売っていたのでそこで購入
外側にはチャックで別ポケットあり いいでしょこれ
マチュピチュに持って行こうかな
買い物が終わって宿に帰る
ふと「政府が追加チケットを出すまでインターネットでチケット買う事も出来ない」と言われてたのを思い出してホントかな？っと思いなんとなくパソコンを広げて公式サイトを見てみた
するとだ
チケット買える状態になってるじゃん
何よこれ？？
これもしかして偽のフィッシングサイトか何かなのかな・・
よく分からないまま仮予約の画面まで進めた
その時点で仮予約であなたのチケットを押さえましたというメールも来てる
オフィシャルのチケットショップの人は明日の朝に政府が追加チケットを出していたら買えると言っていた
でも現状ネット上では買える状態にある
意味がわからずもうそのままパソコンの画面を見せて聞こうと思って、カバンにMacBook Airを突っ込んでもう一度オフィシャルのチケットセンターに行ってみた
するとどういう訳か売り切れでチケットが買えないはずのチケットショップに列が出来ている
なんで急に人が並んでるんだろう？っと思いながら自分もパソコンの画面を直接見せて質問する為にその列に並ぶ
チケットショップから出てくる人があきらかにチケットらしき紙を手に持って出てくる
あれ？これってチケット買えてるんじゃないの？と思ってたら、通りにさっきのツアー会社のオジサンがいたので声をかけて聞いてみた
「ねぇ明日の朝にチケット買えるかどうかって話だったよね？今ここからチケット買って出て行く人が何人もいたけどどうなってるの？」
するとオジサンは「そうなんだ。実はついさっきペルー政府が追加のチケット販売を決めた。政府がチケットを解放したんだよ。」と言って来た
おい、それならそれで何か一言連絡くらいしてこいよ
俺らWhatsApp交換してるんだから・・・
たまたま聞きたいことがあって、俺がこのタイミングでここに来たから良かったものの明日の朝だとまた売り切れてただろ
全く仕事の出来ないオジサンだ
という訳でそのまま並んでチケットショップに入り、さっき断られたお姉さんに「今ならマチュピチュのチケット買えるよね？10月4日の朝7時のチケットある？」と聞いてみる
するとお姉さんは「大丈夫よ」っと言ってパスポートの確認をしてすぐにチケットを刷ってくれた
これがオフィシャルのチケットショップで購入したマチュピチュのチケット
チケット代は152ソル（約4400円）
僕はカードで支払ったので手数料が6.13ソルついて合計158.13ソルだ
無事に最初から狙っていた10月4日の朝のチケットを買えたぞ
「因みにオフィシャルサイトでチケット仮予約までしたけど、これどうしたらいいですか？」と聞くとなんでもサイトでの仮予約でチケットを押さえてる時間は３時間だけとのこと
だからそのまま支払い画面に移動しなければ３時間後に勝手にキャンセルされるから放っておけばいいらしい
さ、チケットが購入出来てマチュピチュに行く日が決まったから次はツアー会社で送迎してもらう日時を決める
明後日の4日には朝からマチュピチュを訪れるから明日移動してマチュピチュ村に着いておかないといけない
明日の朝7時から送迎、明々後日の5日に帰りの送迎でクスコに帰る
70ソルを払ってその予定で組んでもらった
これでようやくマチュピチュのチケット問題とそこまで行く足の確保を済ませることが出来た
この日夜はベジタリアンレストランに食べに行った
これは昼間に店を見つけた時に撮った写真だけどこの店で晩飯を食べる事に
El Encuentroというお店
クスコは外国人観光客が多いので街の中にビーガン料理の店は多い
そのほとんどが意識高い系のちょっと高めのお店だ
でもここはそんなベジタリアン料理のレストランの中でも良心的な値段で食べれる
クスコで比較的安価でビーガン料理を楽しめるEl Encuentroの場所はこちら
僕は夜に来たけど昼間に来るともっと安いランチがあるらしい
とりあえずサラダとパスタを注文した
最初に出て来たサラダがこれ
透明のドレッシングが美味い 野菜もシャキシャキだ
ペルーに来てから庶民のご飯が基本、肉とポテトと米だから野菜不足に陥っていた
だからこんなまともなサラダを食べると久々の野菜が沁みる 最高だ
野菜の美味しさを改めて感じる 身体が久々の野菜に喜んでるようにさえ感じる
そしてサラダを食べてる最中に注文してたパスタが到着
ミートソース？ボロネーゼ？ なんか忘れたけどそんなやつです
パスタについて来たチーズもビーガン用のチーズだ
そしてこのお肉に見えるのは全て大豆ミート
大豆ミートをふんだんに使った料理ってメキシコでも高かったけどここはそこまで高くなかった
この２品でたしか35ソル（約1000円）
ペルー料理は肉とジャガイモのオンパレードなんでたまにはこういう店で食べるのもいいね
さぁ、明日はいよいよマチュピチュ村に向かう
今夜は早めに寝なければ
ずっと本やネットの画像で見て来たあのマチュピチュを生で、そして僕自身の目で見れるんだ
