2019年6月26日
今日はポルトガルに来た一番の目的、ロカ岬に行ってみたいと思います
リスボンからは電車で最寄り駅のシントラという所まで行って、その後バスに乗り換えて向かうのが一般的です
まずは宿の近くのRossio – Lisboaという駅でシントラまでの電車のチケットを買います
料金は4.5ユーロ(約540円)
ロカ岬の場所はここ
電車は綺麗で至って快適でした
1時間もかからないうちにシントラの駅に到着
観光客のほとんどがこのシントラで降りるはずです
シントラに着いてからはロカ岬に行く前にシントラにある宮殿や他の観光地を見て回るかどうかでルートが変わります
僕はロカ岬に直接行くつもりだったのですぐバス乗り場に向かいました
電車の駅を出てすぐ左に曲がるとロカ岬行きのバスが出ている
本当に駅のすぐ隣にバス停があるので駅出たら15秒でバス停
ここがバス停 観光客が多く乗るのですぐわかると思います
バスに乗るとロカ岬まで高低差のあり山道をグネグネと曲がりながら走っていきます
地図で見ると近いのに結構乗ってる時間は長く感じました
帰りのバスは1時間に2本のみなので待たなくてもいいようにロカ岬に着いた時点で帰りのバスの時間を確認しておいた方が良いと思います
これが僕がロカ岬に行った2019年6月の時点での帰りのバスの時刻表
毎時間、10分と40分に帰りのバスが出てました
バスを降りると目の前にお土産物屋の建物があります
有料ですがこの中で土産物屋が発行してる最西端到着証明書をもらう事が出来ます
値段は1枚11ユーロ(約1300円) 欲しい人はここで申し込んでください
一応上の写真のようにAとBの2種類から選べます
国が発行してるものではなくこの土産物屋が作ってる証明書のようなので僕はいらないや
バス停からロカ岬の端っこに向かって歩き出すと昔の灯台のような建物があり、そこから鼻に囲まれた原っぱと小道が最西端のモニュメントまで続いている
あれがそうか
あれがロカ岬最西端を示すモニュメント
約2ヶ月前にアフリカの南端の喜望峰に着いたばかりだけど、このユーラシア大陸の西の果てロカ岬にこんなに早いペースで到達出来るとは思わなかったな
歩道の外側は断崖絶壁
この写真、なんか遠近感が出てなくて高くないように見えるけど本当に崖っぷちって言葉がピッタリの落ちたら終わりの絶壁なんで気をつけて
とは言えみんな歩道から出て勝手に崖っぷちに行って写真撮ったりしてるけどね
歩道の途中にこれまた観光客の多くが写真を撮ってた別の石碑があった
あまりポルトガル語読めないので何の石碑かはわからなかったけど
そしてついに僕もたどり着いた最西端の石碑
ここが間違いなくロカ岬のメインの石碑
僕の世界一周でこの大陸でいうと東南アジアから始まり、東アジア、南アジア、中央アジア、中東、ヨーロッパと旅してきたユーラシア大陸の地の終わりがここだ
日本にいる時はロカ岬にたどり着くのなんていつの事だろうと思ってたけど着いてみればなんだかあっという間だった気もする
果てしない場所だと思っていたけど、いつの間にかこんな場所まで来たんだなぁ
俺、間違いなく今ロカ岬で最西端の石碑に触れてるよ
ロカ岬のさらに南側にも道が伸びてたので見に行ってみたんだけどこっちはもうただの崖
欧米人でこういう崖っぷちでも奥まで攻めるの好きだよね
アジア人はほとんど奥には行ってなかった
目の前に広がるのは北大西洋
この海の遥か先はアメリカ大陸ってわけか
もう少し先だけど必ず行くから待っててくれよ
花畑でめちゃ絵になる女の人いた 清楚ながら華やかな衣装がいいね
ポルトガルやスペインって女性のオシャレが際立ってる国だと思う
結局ロカ岬には1時間半くらいいたかな
もっとゆっくりする事も出来たけどここはまだ世界一周のゴールではないのでそこそこにしておいた
ロカ岬は通過点 まだまだ先を急がないといけない身だから
とは言えヨーロッパの端っこに来れたのはひとつ事実でひとつの区切り
帰り道に見つけた石碑には「Fim da EUROPA atletismo」(ヨーロッパ大陸の地の終わり)の文字
ここは紛れもなくユーラシア大陸の西の果てだ