2019年8月21日
リトアニアのビルニュスからポーランドのワルシャワにバス移動します
長距離バスのお供はこれ
Cabreauのトラベルネックピロー「Evolution Cool」
通気孔があり、首元の蒸れや過熱を防いでくれる優れもの
丸く折りたたんで収納ケースに入れるのでバックパックの中で場所を取らない一品です
ポーランドに入って数時間、バスの窓の外にザムコビ広場に面するお洒落な建物が見えて来た
あの建物の向こう側はツーリストが必ず訪れる旧市街だ
そしてそこから5分も走るかどうかのうちに目に飛び込んで来たのはこのビル群
エンパイアステートビルですか?って感じのビルがそびえ立つ大都会のワルシャワ
これはスターリンクラシックってやつだ
かつてニューヨークの摩天楼にコンプレックスを抱いていたスターリンがそれに負けないビル群をと考えてモスクワをはじめ、ロシア圏に多く建てられた建築物の様式のひとつ
ワルシャワにまで広がってたんだな
あとどういうわけかワルシャワは日本の浜松市と姉妹都市らしい
ケバブ屋で食事を済ませて今日予約してる宿へ
今日から僕が2日泊まるのはワルシャワ ホステル セントラムというホステル
ワルシャワ ホステル セントラム
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★☆☆☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
入り口の門がちょっとわかりづらいけどロケーション良し
あの例のエンパイアステートビルっぽいビルのすぐ近く
ホステル内の設備も素晴らしいんだけどスタッフによって対応にムラが目立つ
客を待たせるのを当たり前のように思ってるスタッフがいるのであまりオススメは出来ない
wifiはまあまあ 部屋だと通じにくい
ワルシャワ ホステル セントラムの場所はこちら
お、スウェーデンのウプサラに続いてCafe NERO発見!
というかワルシャワなんだけど町中がCafe NEROだらけ
Cafe NERO好きの僕にとってこれはめちゃくちゃ有り難かった
カフェネロはお洒落で店内のセンスも良く、飲み物も食べ物も美味しいので本当に好きだ
僕はアイスラテとブルーベリータルトを注文
たまりません(笑)
この街は世界一周で今まで見て来た中で一番Cafe NEROの普及率が高い
スタバの方が稀なくらい これちょっと意外でした
ワルシャワにいる間、Cafe NEROは1日2回は行ってました
もうバルト三国あたりから毎回旧市街見に行ってるので若干飽きて来てるんだけど、ワルシャワの旧市街も世界遺産らしいのでせっかくなんで見に行くことに
サスキ庭園という綺麗な公園を抜けて旧市街まで歩いて行く
観光客や地元の子供がゆっくりしてるいい感じの公園だ
写真中央の火は「平和の炎」
この火を絶やさない様に兵隊が守っている
宿から20分ほど歩いてようやく旧市街の入り口にあたるザムコビ広場に到着
旧市街に似合わぬハードボイルドさっすね・・・
このザムコビ広場だけど観光客相手にお金を稼ごうとするバスカー達がしのぎを削る広場でもある
またこのエリアには付き物なのかまたもシャボン玉のパフォーマーが
子供達は大喜びだ
シャボン玉でここまで喜んでくれる子供って可愛くってしょうがない
この広場のいい演出になってるよな
シャボン玉はまだ日の長いヨーロッパの空に溶け込む様に飛んで行き消えた
旧市街をさらに奥へと進むとオールドタウンマーケットスクエアという広場に出た
どうもここが旧市街のメインの広場のようだ
クリスマスにはとても綺麗なイルミネーションに包まれるらしい
クリスマスが終わって年が明けてからはあまりの寒さに逆にスケートリンクになるらしい
そして旧市街の城壁などを見ながら次に閉館ギリギリの時間に訪れたのは
ここ マリ・キューリ記念館という博物館
そう 名前から分かる通りあのキューリ夫人の記念館だ
マリ・キューリ記念館の場所はここ
ここはまさにキューリ夫人の家をミュージアムに改装した博物館
入り口でチケットを買って中に入ります
チケット代は11ズウォティ(約300円) ヨーロッパとは思えないぐらい安いね
ラジウムを発見したポーランドが産んだ才女マリ・キューリ
放射能の事を英語でradioactivityっていうんだけどその言葉もキューリ夫人が考えたものだ
人生の半分以上をパリでの研究に捧げた彼女
最後は再生不良性貧血が原因で亡くなってしまうのだが、それも研究による長期間の放射線被曝によるものと考えられている
地元ポーランドでは紙幣に印刷されるなど高い評価を受けている
でもキューリ夫人が本当に評価を受け始めたのは晩年を迎えてからだった
日本の本も置いてあった
昔みんな伝記で読んだよねキューリ夫人
キューリ夫人、あなたが2階の小さなバルコニーから見てた景色
今はこんな風になっているよ
写真の人はキューリ夫人と馬車の事故で亡くなった旦那さんのピエール
2人はパリで教師として収入を得るかたわら家畜小屋のような場所を研究室にしてひたすらラジウムの研究に明け暮れた
こんなにも人生を研究に捧げた人だったとは
子供の頃はイマイチ凄さを実感できなかったんだけど今知ると本当にすごい人だったのだと分かる
小学生の頃、名前を聞いた時はキュウリみたいな名前としか思わなかったあのキューリ夫人
まさか世界一周中にこんな形で再会するとはね
いいもの見させてもらいました
帰り道は行きとは違う道をあえて選んで帰った
その方がまた違った景色を見れるから僕はそうする事が多い
旧市街からの帰り道で花嫁さんを見かけた
綺麗だよなぁ 御幸せにね
宿の近くの賑わってるレストランが立ち並ぶ通りでやたら縦に長いソフトクリームを購入
なんかこれ韓国に旅行に行ってる人のインスタとかで見た事あるわ
お値段100円くらい
そのソフトクリーム屋のすぐ近くで面白そうな店を見つけた
え?コーヒーショップ!?
カンナビスのマークが書いてあるってことはあのオランダの大麻が吸えるのと同じコーヒーショップ?
これは中に入って品定めせねばと思い、中に入って店員と話してみた
「いらっしゃい ん!?大麻かい?
もちろんたくさん揃えてるよ どんなのが欲しいの?」
「まさかポーランドにもコーヒーショップあるとは思いませんでした!
ドギツイ効果のやつ見せて欲しいです!」
「あ、ただうちのマリファナはTHC入ってないよ」
「ふぁ!?」
「ポーランドではTHC入りのマリファナは禁止だからね・・CBDしか入ってないんだ」
そういう事か・・・どうりで今までワルシャワでこんなの売ってる情報全然聞いた事なかった訳だ
ここで売られてるマリファナはチェコのプラハで売られてるなんちゃって大麻と同じような代物
THCの入ってない物なんてもはやマリファナを呼んでいいものかどうかってレベルのものだ
せっかく面白そうな店を見つけたのにな
宿に戻る大通りではスターリンから贈られたこの街のランドマーク的存在「Palace of Culture and Science」が異様な光を放っていた
明日はあのビルの展望台に登ってみよう