2019年12月1日
今日は朝イチでティカル遺跡を観光に行く
フローレスの町からティカル遺跡までの送迎のバスのチケットは昨日のうちに買っておいたのでそのままツアー会社の前に集合してバスに乗ってティカル遺跡へ
1時間かからないくらいでティカル遺跡の入場ゲートに到着
入場料はグアテマラの通貨ケツァルで150ケツァル(約2100円)
入場料を払うとリストバンドを巻かれます
これがティカル遺跡に入れるチケット代わり
ティカルはかなり広いと聞いてるのでそれなりに歩き回るはず
念のためにここの売店でペットボトルの水を買っておいた
ペットボトルのラベルもティカル遺跡仕様
ここでバスに乗っきた乗客全員がリストバンド巻かれるともう一度バスに乗り込んでそこからさらにジャングルの奥に向かって走り、本当の意味での入場ゲートに向かう
ティカル遺跡はこんなにも広い
あんまり予習してこなかったのでどのルートで回ると効率がいいか全然わからない
とりあえず入場ゲートから観光客が歩いて行く方向は途中まではある程度一定のルートなので他の観光客についていくような感じでティカル遺跡の中を進んでいく
ティカルとはなんぞや?って人にwikiの簡単なティカルの情報を載せておきます
マヤ文明で最大の都市だけあってここもやはり世界遺産に登録されているんだね
ハナグマ?アナグマ?
どっちかわからないけどメキシコのトゥルム遺跡でも見た動物がいた
人間はエサやお菓子をくれると分かってるのであまり警戒心は持ってない為、人間の近くまで寄ってくる
ティカル遺跡の中には登れるピラミッドもいくつかあって、 観光客たちが最上部に登ってそこから周辺のジャングルとティカル遺跡の景色を眺めている
僕もピラミッドの上に登ってみることにした
凄いの一言 なんてロマン溢れる風景なんだろう
ジャングルに囲まれた中にニョキッとティカル遺跡の神殿やピラミッドが顔を出している
メキシコでもマヤ遺跡はたくさん見てきたけど僕はこの景色が好きだ
古い映画だけどドラえもんの「のび太の大魔境」という映画を知ってるだろうか?
ドラえもんとのび太が常に雲がかかっている未知のジャングルの中に人工的な遺跡を見つけてそこに冒険に行く物語
この景色を見た時僕は思わずこの映画を思い出してしまったな
ティカル遺跡の広い敷地の用歩き回り数多くの遺跡を見てティカルの中心部へと進んでいく
中心近くに少し開けた広場があってそこには遺跡から発掘された石碑などが多く並べられているエリアがある
この広場のすぐそばに適度な高さの遺跡がありみんなそこに登ってティカル遺跡のメインになる建造物を眺めてるようだ
僕も高台に登って他の観光客と一緒にティカル遺跡のメインの建物を眺めた
その景色がこれ
これは1号神殿と呼ばれている階段ピラミッド
1号神殿は高さ47メートルにもおよび、古典期マヤを代表する建築物
最上部の神殿入口でジャガーの彫刻が発見されたために「大ジャガーの神殿」とも呼ばれる
インスタグラムなどをやってる人のほとんどがティカル遺跡をアップする時ここから見た景色を写真に収めて投稿している
このティカル遺跡の中でも最大の大きさのピラミッドをようやく見れたぞ
またティカルは『スターウォーズ』第1作のロケ地としても使用されたそうだ
そういうのもあってかここはグアテマラの中での一大観光地となっている
最盛期には6万人もの人々が暮していたティカル
熱帯雨林地帯で栄えたマヤ最大の神殿都市に十分満足してフローレスに戻るバスに乗った
バスの中でとあるメキシコ人とスペイン人の男女に声をかけられた
メキシコ人の初老の男性はアレックスと名乗った
その友達のスペインのマドリッド出身の女性はマリア
メキシコから2人でグアテマラを旅行中らしい
「いつでも好きな時に連絡してね スペインに来ることがあったら家に遊びに来て」
マリアはそう言って僕の手にメモ用紙を握らせた
世界を旅しているとたまに少し話しただけで連絡先を教えてくれて自分の国に来たら泊まりに来いと言ってくれる人たちがいる
こういうのって世界一周していて嬉しい瞬間のひとつだ
またねアレックスにマリア
スペインに行くことがあったら必ず遊びに行くからね
夕方フローレスに戻って来てその足で湖の周りを歩いてみる
湖の周りは遊歩道になっており所々に何かの屋台が出ている
カキ氷屋の屋台でマンゴーの乗った練乳がけのカキ氷を買って湖のほとりで休憩
夕方になってようやく少しだけ涼しくなってきたフローレスの町で夕日に照らされる湖を見ながらカキ氷を食べた
メキシコだけでなくこのグアテマラにもソカロ(街の中心にある広場や公園のこと)はあるようで、少し人が少なめのソカロはこの町の素朴さを象徴しているかのようだった
一度宿に戻ってトクさんと合流し湖沿いのカフェに移動しコーヒーを飲む
トクさんはもう少しこのフローレスにゆっくりするため明日ティカル遺跡に向かう
僕は今晩の夜行バスに乗って次の目的地アンティグアを目指すことになる
今夜この町を離れ、明日の朝には数々の旅人を沈没させてきたグアテマラの世界遺産の街アンティグアだ