2021年11月28日
おはようございます
僕を乗せた長距離バスは朝方の5時過ぎにナスカのバスターミナルに到着した
思った以上に早く到着したなぁ
とりあえずもう少し周辺が明るくなるまでこのバスターミナル内で待たせてもらおう
WifiはないけどコンセントがあったのでiPhoneを充電しながら時間を潰す
あ、そうだ あのバスに乗る時にもらった袋開けてなかった
多分お菓子だからここで食べよう
中身は水のペットボトルとお菓子4点でした
お菓子を食べて1時間ほど時間を潰し朝の6時にバスターミナルを出た
朝日が昇る中、まだ人気の少ないナスカの町を歩き出す
町にはまだ掃除のオバサンくらいしかいない
こんな朝方に新しい町に到着するのもかなり久しぶりだ
初めて来た静かな町を歩き出す
実はまだ宿を予約してない
Chivay(チバイ)の町を出る前にナスカの宿をいくつかチェックしていた
基本宿の予約にはBooking.comを使ってるんだけど、掲載されてるナスカの宿が思った以上に高かった
ナスカは観光地だからある程度の値段になるのはしょうがない
でも、どう考えても高すぎるよな?って値段が多かった
だからめぼしいホステルの場所をいくつかマップに登録して、あとはナスカに来てから直接値段交渉してみようと思ってたのだ
ナスカの町を歩き出してメインの広場に繋がる道を歩き出す
通りの両側にはナスカの地上絵に書かれている絵をモチーフにくり抜かれた壁がいくつも建っている
ちらほらツアー会社の看板も出ていて、ここがやはり外国人が多く訪れる観光地だという事を再認識する
なるほど セスナ機から地上絵を見ると約30分のライドでこれだけ地上絵を見て周れるのか
僕がこれらの看板を見ていると、知らないオジサンが「セスナから地上絵を見るの?だったらウチの会社がお得だよ」っと勧誘してきた
「要りません」と即答でおっぱらったけど朝の6時過ぎからこんな客引きが町に散らばってるのか
早く目をつけていた宿に向かおう
途中この町のメイン広場に差し掛かった
ここは「Plaza de Armas de Nazca」という広場
ここでも広場の名前はアルマス広場
ペルーはどの町もメイン広場はアルマス広場と呼ばれている
広場から更に10分弱、僕がチェックしていた第一候補のホステルに到着した
ここ Nasca Travel One Hostelというホステル
綺麗な外観だよね
まだ朝の6時半前だけどインターホンを鳴らしてみる
ホステルの人も他の客も寝てるかもしれないから、2回インターホンを押して誰も出てこなかったら第2候補のホステルに行こうと思ってた
1回目のインターホンでは誰も出て来ず
2回目のインターホンでも反応がない
諦めて次に行こうとバックパックを担ぎ上げてる時にガチャっと扉が開いた
少し眠そうな顔をしたオジサンが中に入れてくれた
予約をしてないけど泊まりたいと言う事と、安い部屋を探してる事を伝えるとオジサンは「それなら個室を1泊50ソルで提供しよう」と言って来た
ちなみにここはホステルだけど、ドミトリーはなくて全て個室らしい
50ソルといえば約1300円だ
Booking.comで見てた時はこのホステルの個室は1700円くらいしてた
Booking.comは宿から宿泊料金の15%をマージンとして取るので、宿によっては予めその分の手数料を上乗せした金額で掲載してるところも多い
だから情報だけを見て、あとはBooking.comを通さないで直接宿に行って交渉した方が安くなる場合もある
このナスカの町もやっぱり直接来た方が安いみたいだ
とはいえ1300円か 安いような、ペルー物価では高いような微妙な金額だ
とりあえず部屋を見てから決めよう
オジサンに「部屋を直接見てWifiの速度をチェックさせて欲しい」と言った
個室の部屋はこんな感じ
ナスカはほぼ砂漠で暑いので部屋の天井にはファンが付いている
タオルと石鹸もついてるし、部屋に自分専用のトイレとシャワーあり
綺麗だし、パソコン作業できるテーブルと椅子もある
これなら1泊1300円でも大丈夫だ
すぐに泊まる事を決めた
部屋のキーに付いてるキーホルダーも地上絵
いいね!
Nasca Travel One Hostel の場所はこちら
ひとまずすぐにシャワーを浴びて少しネットを見ながら部屋で休憩した
とりあえずまともな飯は昨晩バスターミナルの外の屋台で少し食べただけなので、何か昼飯になるものを探しに町を歩いてみる事にした
ナスカの町は思ってた以上にこじんまりしていて、観光客が集まるわりには決して派手な町ではない
あまり何もないというのが正直な感想だ
適当に中華屋みたいな飯屋に入って適当に注文したらこれが出て来てしまった
写真が縦になっててスイマセン
酢豚に勝手にパイナップル入れられてるやつ
俺これ嫌いなんだよな・・・メニュー表の写真にはパイナップル写ってなかったのに
皆さんは料理のおかずにフルーツ混ざってるの許せるタイプですか?
僕は最近あまり見ないけどポテトサラダの上に無意味にミカンが一切れ乗ってるのも許せないタイプです
だから生ハムメロンも嫌いです
ピザでもハイナップルが乗ってるハワイアーノとか注文した事ないです
勝手に酢豚にパイナップル入れんじゃねー
そんな飯屋を後にして町の人に「地上絵を見たいのだがどのバスに乗ればいいの?」っと聞いてみる
地上絵を見るならバスじゃなくてセスナじゃないの?っと思われるかもしれないが、実はナスカの地上絵は地上からでも見えるものが複数存在する
たしかに観光客がナスカの地上絵を見るといえばセスナから見るのが一般的だ
でもこのセスナがすこぶる評判悪い
30分という短い飛行で料金は軽く1万円越え
更にナスカ上空は風が強いのでこのセスナがめちゃくちゃ酔うらしいのだ
吐いてしまう人も普通にいるとの事
だからほとんどの人が30分待たずして早く降りたいと思うらしい
実際僕がこの世界一周中に出会った旅人で、ナスカでセスナに乗って地上絵を見に行った人に話を聞いたところ8割の人が吐き気と戦ってしんどい思いをしていた
最初は意気揚々とみんな写真や動画をセスナから撮るらしいんだけど、最後の方はもう乗り物酔いで写真どころじゃなくて、いかに降りるまで吐かずに我慢するかしか出来ないらしい
更に風の影響でセスナのフライトが2〜3時間遅れることもザラ
そんな状態だから実は何かとナスカのセスナ機の評判は良くない
だから僕は地上から地上絵を見る事を選んだ
その為にはバス移動が必要になる
因みに地上から見える地上絵はナスカとPalpa(パルパ)という町の間にある
だからPalpa(パルパ)に向かうバスに乗るのだけど、町どの人に聞いても「それならICA(イカ)行きのバスに乗ればいいよ」って言われる
ICA(イカ)ってのは僕も以前訪れてる砂漠に囲まれた町だ
地図で確認して見るとPalpa(パルパ)の町は確かにナスカとICA(イカ)の町の間にある
つまりICA(イカ)行きのバスに乗ってPalpa(パルパ)で降りろという事みたいだ
で、その肝心のバスがどこから出てるかと言うとバス会社が固まってるところにあるPeruBus(ペルーバス)
これは僕がリマからICA(イカ)の町に行く時に乗ったバス会社だ
という訳で明日地上絵を見に行く為にPeruBus(ペルーバス)に値段を聞きにきました
まず確認としてPalpa(パルパ)に行くにはICA(イカ)行きのバスに乗るので間違いないかを確かめる
バス会社の人もそれで間違いないという
ナスカからPalpa(パルパ)までは7ソル 安い
「一応、Palpa(パルパ)行きのバスは朝6時から30分おきに出てるから好きな時間に来ればいいよ」と言われた
これで明日午前中から地上絵を見に行く方法は確保した
これが終われば特に今日は予定がない
今日は宿でブログ更新やSNSやブログへのメールの返信、ナスカの次の街の調べ物などネット関係の事を一通りやってしまおう
宿に向かって歩くものの、ナスカは本当に暑い
町の中には外国人観光客が使いそうな高いけどまともなカフェがいくつかある
あまりの暑さに僕も1件のカフェに避難した
それがここ Mom’s cafe
コロナの影響で最近は世界中のレストランやカフェが紙のメニューを廃止して、QRコードを読み取ってネットでメニューを見る方式に変わってる
メニュー表を手に持つ事によって、手についてるウイルスがまた次の客の手にうつらないようにする為だ
でもここは普通の紙のメニュー なんか久々だ
全然これで問題ないよね
天井にはナスカの地上絵のハチドリのモチーフが貼り付けられている
ラテとブラウニーの上にアイスクリームが乗ってるデザートを注文
なんか今これを書きながら見ててもつまらないデザート注文しちゃったなって思う・・(笑)
とりあえずここで一息つきました
カフェの中もなんか暑いなぁ
iPhoneの天気予報に表示される気温は28度なんだけど、体感それ以上に感じる
あと空気が乾いてるから外歩くときに水持ってないとすぐに口の中と喉が乾く
明日、地上絵を見に行く時もペットボトルの水は必須だな
夕方日が沈み始めたのを確認してから外に晩御飯を食べに行く
日が出てるうちに出歩くとまた汗をいっぱいかいてしまうから
ナスカは観光地だから基本レストランや宿が高め
でもローカル食堂を使えば上の写真の通り7.5ソル(約200円)ほどで食事にありつける
ナスカにいる間はこういう食堂を使った方がいいかもね
食事後は町の中心の広場まで散歩
広場の近くの商店で水と明日の朝食べるパンを買う
明日は子供の頃に教科書で見たナスカの地上絵を見れるんだ