2018年6月30日
コルカタから夜行電車で移動してプリーに着きました
ここはインド東海岸の貧しい漁村だ
ここはシーズンがいいと日本人がたまに沈没すると聞いていた村
一度インドを通過するにあたりプリーという漁村を見ておきたかった
材木が大量にある これを見るとバラナシの火葬場の薪置き場を思い出す
聞いたところによるとプリーにも火葬場があるらしいので本当にここから持って行って燃やすのかもしれない
コルカタで少し都会になったのだがまた一気に田舎に来たって感じだ
ただ田舎町に来た分、人が凄くいい 村の人たちの優しさが伝わってくる
相変わらず道がゴミ捨場のようになっているがこれを気にしていたらインドは歩けない
世界一周の旅行中にも漁村なんてほとんど行かないけどまさかインドで行くことになるなんて
貧しそうだけど結構個性の強い村だなというのが村を歩いた印象
とりあえず予約していた日本人宿のサンタナプリーにチェックインした
サンタナプリー
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★☆☆☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★☆☆☆☆
※あくまでも個人的な評価です
ここはインドで泊まった日本人宿のちょっとなぁ〜・・・っと思ってしまう宿でした
宿の基本的な設備に不満はありません
別に部屋のテレビが壊れて映らないとかはもういいんです
ただ日本人の子持ちの女性スタッフがおられたんですが、その人にちょっとおかしいんじゃないのかな?という疑問を感じずにはいられませんでした
2泊の予約を入れていたんですが一日目の夜からWifiが全然繋がらなくなって次の日に「Wifiが繋がらないのでルーターをチェックするとかなんとかしてもらえませんか?」と言ったところ「それは知りませんねー」と普通に返して来ました
知らないというか今客からそういう報告を受けたのだから知らないって回答はちょっとおかしいんじゃないかな 結局Wifiルーターはチェックすらしてもらえませんでした
別にWifiが繋がらなくなったのがその人のせいではないのはもちろん分かってるんだけど、使えますよと言って客を呼んでお金を取ってるわけだから「使えないのでちょっと見てもらえませんか?」と言われて「知りませんね」はインドであろうがどこであろうが通用しないと思います 仮に手の施しようが無かったとしてもお金を取ってるお客さんがWifiを使えないことを知ったのなら何か一言あるべきじゃないかな?とは思いました
とりあえず僕は我慢してもう何も言いませんでした
日本に比べて適当なインドに住んでようが働いてる限りは最低限のところまでグダグダになってはいけないと思います
という訳で低評価です
さて、プリーの町です
歩いているとボロボロながらここの人たちの普段の生活を至る所で目にします
魚市場的なところがあったり、この時代に重りを使った秤を手で持って小魚を売ってるお婆ちゃんがいたり
暇そうなお爺ちゃんお婆ちゃんがボロい小屋で座談会してたり
なんだかのどかな雰囲気だ
村を歩いてると色んな人たちに声をかけられる
村の中でも一番貧しそうなエリアを通っていると向こうから波の音が聞こえてきた
海が近いようだ
干してある洗濯物がここまでボロボロなのを見るのも珍しい
この通路の真ん中に流れてる細い溝はここの貧しい人たちのエリアの生活排水の下水道であり、トイレでもある
洗濯の水もここに流すし、子供達のトイレもこの溝だ
だから写真では見えないが地面にいるハエの数がすごい
貧しいエリアを通り過ぎると海が見えて来た
海岸は正直綺麗なんてとても言えない ゴミやウンコが普通にそこらじゅうにある
浜辺もゴミ捨場でありトイレになってるようだ
その中でたくましく働く女性達の姿があった
別に下を見て安心する訳ではないけど、ここを見てると綺麗な職場で働いてる日本人はまだまだ贅沢だなと思う
日本もブラック企業などが話題にのぼり色々な問題を抱えてはいるがここの労働環境はあまりにも土台が違う 働いてるステージが違いすぎるのだ
それでもなぜか村の人たちは訳のわからないアジア人観光客の僕に屈託のない笑顔をむけてくる
ウンコだらけでも人が素敵なこの漁村でもう一日村の人たちと触れ合ってみようじゃないか
コメント
へぇ・・・プリーってこういう街だったのですね。
どことなく、インドの喧騒を忘れて田舎の素朴な桃源郷というイメージだったのですが、あまり清潔ではなさそうです(泣
っていうか、インドの街はどこも清潔ではないのでしょうかね?
(すみません、インド行ったことがないもので…)
harumame様、コメントありがとうございます!
プリーは特に田舎の貧しい漁村って感じなので野良犬とウ◯コはもう付き物です^^
ただこの町の人はインドの中でも特に優しかった気がします!