2018年10月15日
国境越えの朝
僕は指定された時間よりも早くバトゥミのバスターミナルに到着して僕をトルコとの国境まで、そしてさらにその先のトラブゾンとい町まで連れて行くミニバンを待っていた
ここで聞いていた出発時間を過ぎてもミニバンがやってこないので窓口に確認しに行ったらトラブゾン行きのミニバンに今日このバスターミナルから一人乗る事が伝わってなかったみたいでもうすでに先のポイントの客を拾いにいってるようだった
忘れ去られてたのか・・・
窓口の人がすぐに白タクを用意し、僕はその白タクでミニバンとの合流ポイントまで行くことになった
ほぼ満員のミニバンと合流してからはスムーズに南西の国境へ移動
まずジョージア側のイミグレ
女性の出国審査官が僕のパスポートを開いて「あなたのジョージアビザはどこ?」っと聞いて来た 「日本人はビザ必要ないでしょこの国」と僕が言うと何やら調べ始めるもんだから僕のところでえらく時間を取ってしまった
同じミニバンの乗客も同じように出国して行くのだがみんな大きな買い物袋を持って通過して行く
どうもジョージアはタバコが安いみたいで大量にタバコを買ってトルコに持ち込む人が多かった
次にトルコ側の入国審査 ここもうザルです
ほとんど何も見ないでパスポートにスタンプをドン!
一瞬で入国スタンプ押されたパスポートが戻って来ました
イミグレ抜けたら目の前にすぐモスク さすがトルコ!
すでにこっち側に僕らを乗せて来たミニバンも来て待機してるので同じミニバンを探して乗り込んで全員が揃ったら出発です
イミグレを抜けて50〜60メーター進んだところに僕のモニバンも止まっていました
ここからは黒海沿いを走るので天気のいい日は右側の席に座ると景色もいいです
数時間ミニバンの運転手が「オトガル!オトガルトラブゾン!」と車内に大きな声で言い始めた オトガルってのはトルコ語でバスターミナルの意味だ
トラブゾンのバスターミナルに着いたみたいだ ここで次のギョレメ行きのバスを探さないと
バスターミナルの中には色んなバス会社が入ってます
声をかけて来てどこに行くのかを聞いてきて「ギョレメを扱ってるのはうちのバス会社だけだからここで買うしかないよ」と言って自分の会社でチケット買わそうとする連中がバスターミナルの中に数人いますがそういうのは全て無視しました
ギョレメ行きを扱ってる会社は僕が自分で確認出来ただけでも最低2つはありました
僕が今回ギョレメ行きのバスチケットを買ったのは上の写真の青い看板の会社KAMiLKOC
バス出発の時間までメインのバックパックも預かってくれました
バスの中で飛行機の中のようなドリンクや軽食をくれるサービスもあり快適でした
とりあえずギョレメ行きのバスが夕方の17時出発なのでそれまで時間を潰すためにチケットを買ったバス会社に荷物を預かってもらってサブバックひとつで近くの飯屋を探して見ることにした
この辺はもう魚料理が豊富らしいのだ
もう中央アジアに入ってからずっとまともな魚料理を食べていない
トルコに入ったら存分に魚食べてやろうと思っていたので早速食いに行こう
で、バスターミナルから歩いて2分のお店がこちら
Balık Lokantasıというお店
場所はこちら
バスターミナルの建物の真横の道路を東向いに渡ってすぐです
僕が食べたのは焼き魚(多分サバ)とパンとサラダがセットになった食事
この店にするか隣の店にするか店の前で悩んでいたらお店の人が「ウチで食べるならチャイも無料で出すよ」と言ったのでここに決めました 値段うる覚えだけどこれ全部で300円いかないくらいだったと思います
魚は注文時に選べます(注文する魚によって値段は変わります)
全体的にどれを頼んでも安いので僕と同じようにこっち側の国境から入って魚料理に飢えていた人は是非一度行ってみてください
食事後もターミナルをブラついて猫と遊んだりして時間を潰す
ってかトルコ入ってから猫増えたな 魚が多く取れるエリアだから猫も住み着いてるのかな?
夕方時間になったのでKAMiLKOCのバスに乗り込み再出発
バスは途中何度かトイレ休憩を挟みながらトルコのど真ん中あたりへ進んで行く
バスの中では夜と朝に一回ずつクッキーやビスケットなどの無料で選んでもらえるお菓子と飲み物提供のサービスがあります
これメトロ社のバスより快適かも
いやぁ、なかなかいいバス移動でした
バスの中でしばらく眠っていたんだけど顔に当たる朝日でふと目が覚めた
いつの間にか周辺はもう明るくなっていた
窓の外にはゴツゴツした岩が大量に見えて来た
そして上空には岩とともにこの町のシンボルにもなっている気球が飛んでいた
朝日に照らされる中、無数の熱気球が着陸していた
奇岩と気球 そう、ここはカッパドキア
ずっといつかは来たいと思っていたあのカッパドキアに辿り着いたんだ