2019年5月18日
あ、そう言えば日本って平成が終わって令和ってのに年号が変わったんでしたっけ?
日本で暮らしてる人たちからしたらいつの話してんだよ?ってなりますよね
うん、まぁそうなるだろうな
でも世界一周などで旅の期間が長くなった旅人って日本へのアンテナはそんなもんです
今日は2泊したマレアレアロッジを出てレソトの首都マセルに行く日
マセル行きの乗り合いバンはマレアレアロッジの目の前に来るので乗り合いバンが来るまでチェックアウト後もロッジの敷地内で待たせてもらう
もっと正確に言うと乗り合いバンはマレアレアロッジの前に来てるんだけど、そこで結構長い時間客待ちする
だからロッジの人が乗り合いバンが出発する時になった声をかけてくれるのでそれまで待つといった形だ
結局チェックアウトしてから1時間15分ほど待ったところでロッジの人が「バンがもうすぐ出発するよ」と声がけしてくれた
大自然に囲まれた中で地元の子供達や学生と触れ合えて、ポニートレッキングも出来て最高だったなぁこのロッジ
いつかレソトにまた来る事があったらもう一度泊まりたいよ
昼12時 ミニバンでマレアレアロッジを出発
景色は同じく大自然
12:45頃にMosekuwa(モセクオア)という小さな町に到着
ここでミニバン乗り換え 降りた所に次のバンがもう待っていた
乗り換えたミニバンで引き続きマセルに移動
料金は33ランド(約240円)
Mosekuwa(モセクオア)から2時間ほど走って14:45 首都マセルのバスターミナル到着
首都とは言ってもバスターミナルはこんな感じ
パッ見は結構荒んで見える(笑)
マレアレアからマセル行きのバンが停まるのはここ
乗り合いバンを降りる時に運転手がふいに
「一人なのか?大丈夫とは思うけど一応気をつけろよ」
などと言い出した
今のところレソトの人は基本皆優しいんだけどドライバーがこう言って来るって事は外国人旅行者がそういう目に合う事もしばしばあるって事か
バン乗り場から歩いて今日泊まれるはずの宿、というかテントを張れる場所を目指して歩き始める
今日僕が泊まろうとしてるのは教会の敷地内の宿泊施設
そしてその中でも芝生の上に自分のテントを張った場合、かなり安く泊まれると聞いてる場所
そんな所だからブッキングドットコムとかにも出てなくてとにかく行ってみるしかない
途中地図を見てたらマセルセントラルパークなんて名前の大きそうな公園が表示されてたから少し見に行ってみると使われてるのか放置されてるのかわからないような公園だった
今日泊まろうと思ってるのはこの坂道の上の教会
こういう長い坂が出て来た時ってクソ重いバックパックを捨てたくなる瞬間ですね
乗り合いバンの停留所から約15分歩いて15時過ぎにAnglican Trainning Centerに到着
そう このAnglican Trainning Centerってのが教会を含めた宿泊施設の名前
入り口が2つあるので注意です
僕が入ったのはこの石の階段と鉄の門がある方の入り口
マセルの乗り合いバンの停留所から歩いて来たら基本この入り口が先に現れます
Anglican Trainning Centerの場所はこちら
先ほどの鉄の門から入ると下の写真のような風景になっている
右奥の車が停まってるスペースの方に歩いていきます
すると左手に下の写真のような木とレンガで出来た教会が見えて来ます
そしてその教会の向かい側を見るとこの建物があります
建物の左側に黒い鉄の枠で囲われた人が一人通れるような入り口が見えるかと思います
そこを奥に入って行くと宿泊施設の誰かしら宿の人がいるはず
中に入ったところはこんな感じ ここが中庭的な場所
僕はちょうどここのオーナーのオバサンと話す事が出来たので裏庭を見せてもらって裏庭の方にテントを張らせてもらう事になりました
オーナーのオバサンはDineo(ディネオ)サンといいます
ここが裏庭 中庭より芝生がしっかりしてて広いのでこっちを選択
宿の人の洗濯物が干してあるけどあまり気にせずここにキャンプされてもらう事になった
さ、いつもどおり僕の家を作るか
さくっと仕上げて完成
これが領収書 1泊80ランド(約570円)
トイレとシャワーはこんな感じ
思ってたより綺麗だった
シャワーのお湯はだいぶぬるめ
でもバスタブ付きなのには驚き!
まぁ使ってる形跡まるで無かったけどね・・
Anglican Trainning Center
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :☆☆☆☆☆
※あくまでも個人的な評価です
気になる点はシャワーのお湯の温度がぬるめなのと、Wifiがない事くらいです
その他はいたって快適でした
あ、シャワー浴びる所に服とかかけるフックとか欲しかったな
でも僕ももう長期旅行者なんでシャワー行く前にシャワー室チェックして壁にフックとか無かったら自分のS字フックとか持ってシャワー行くのであんまり不便さ感じなかったです
周辺に夜に買い物行けるような商店も見当たらなかったのでマセルの街に出たときに飲み物など買って来た方がいいと思います
レソトの人のこの毛布を被ったような伝統衣装好き
テントを張り終わって15:30過ぎにAnglican Trainning Centerから街へ向けて歩きだす
「信頼風」!?(笑)
マセルの街を歩き始めてすぐにちょっとスラムっぽい所を見つけた
ゴミが溜まりハリボテみたいな小屋やプレハブで生活してる人のエリア
特定の人たちが居住してる雰囲気のこの場所
路上の掘っ立て小屋とはいえ、服屋なんかもある
さらに先に進むともう何屋かもわからないような、人の家なのかもわからないような雰囲気に
ただいつもスラムに行くと思うんだけど、スラムの中にはそこなりの秩序と生活サイクルが一応成り立ってるところが多い
だからスラムだからといってすぐに何でもかんでも危ない場所、危険な人の集合体みたいな見方をするのは僕は嫌いだ
実際見て来た経験上そんな事なかったスラムの方が多い
とはいえ貧乏でお金がなくてそこに住んでる人たちなので中にはやっぱり金のために悪い事をしようとする人達も一定数出て来る
でも逆に言えばそんなもん せいぜいそんなレベル
スラムじゃなくても悪い事してる連中はその辺にいるわけだからね
マセルの中で食事する場所を探してたら見つけたのがここ
Stadium Food Court(スタジアムフードコート)
地元の人で賑わってて安くてカジュアルな感じのフードコート
店内で食べてみることにした
ボリュームたっぷりのサンドイッチ
65.9ランド(約470円)
もっと安いメニューも沢山あります
あとこのスタジアムフードコートの向かいにKFCとスーパーもあるので宿に帰る前にここで飲み物や軽食を買っておきました
腹を満たした後は夕暮れのマセルの街を散歩
別に目的地があるわけじゃないのであまり何も考えずゆっくりブラブラする
観光しに行く場所が決まってるわけでもない、何時に帰らないといけないわけでもない
普段から急ぎめで観光してまた移動を繰り返してる身からすると何の予定もない急ぎもしない街歩きって逆に贅沢な時間だ
マセルは首都とは行っても南アフリカの地方都市にも及ばない小さな街だ
メイン通りのようなところを歩いてみてもこれと言って何かあるわけじゃない
でも自然がメインのこれだけ山に囲まれた国なんだからこれでいいのかも
変に首都だけ発展したりしてない分、僕は安心したな
First Lady?
大統領の夫人を指す言葉だけどここに住んでるのかな??
これは中学校か高校
微妙な像が印象的だった
首都にも関わらず羊くらいなら余裕でその辺にいるし、素朴だし、高台からの眺めは向こうの山が見えて最高だし
何もなくてもいいんじゃない?
そんな風に思わせてくれる街 それが僕が見たマセルという街
夕方17:30過ぎ、散歩を切り上げ街から宿に帰ってきた
レソトは夜は冷えるので寒くならないうちにシャワーを浴びたらもうあたりは暗くなり始めていた
スーパーで買った夜食 相変わらず暗いところでiPhoneで撮る写真は最悪(笑)
今日はネットも無いしテントの中で外付けハードディスクに入れてる漫画でも読みながらこれを食べよう
テントから外を見ると満月が煌々と輝いていた
レソト最後の夜は最高の月夜だ