2019年5月17日
今日は午前中からポニートレッキングに挑みます
今日僕が行くコースはブッシュマンペイント(原住民の壁画)と滝を見に行く5時間のコース
ガイドとマンツーマンで料金は620ランド(約4600円)
マンツーマンではなく何人かで申し込んだらもう少し安くなるんだけど、この日朝イチからポニートレッキングに行くのは僕だけだった(昼過ぎからは欧米人も数人やってた)
今日の僕のガイドは彼です
名前忘れた(笑)
ポニートレッキングって聞いてたんだけど思ったよりデカイな・・・
一応確認してみるか・・
僕「これって大きい気がするけどポニーなの?」
ガイド「馬だね」
wwww
なんとなくデカさから気づいていたけどもう笑うしかないわ
こっちが僕のポニー っていうか馬
またがるとこんな感じ
ここで馬の簡単な操作方法を習います
踵で右の腹をコンコンと蹴ると右に曲がるとか、両足の踵で両脇腹を蹴るとスピードアップとかまぁ簡単なもの
行きの道はガイドが先導してくれるので操作感を覚えながら付いて行くだけなので簡単だ
早速出発
ここのポニートレッキングはいい景色を見れることで有名なので楽しみ
トウモロコシ畑を抜けてまずはブッシュマンの壁画を目指す
ブッシュマンの壁画は渓谷の近くにある
出発して1時間経たないくらいでガイドが馬を止めて「ここからは歩こう」と言った
言われた通り馬を置いてここからは一旦歩きでガイドと一緒にブッシュマンの壁画を見に行くことになる
渓谷を歩くこと10〜15分
ガイドに付いて行って目の前に出て来た壁画がこちら
これが2000年以上も前に書かれたブッシュマンの壁画
狩りの様子や生活風景、宴の様子などが描かれている
これを描いたのはアフリカ南部に分布するサン族という狩猟民族
これがまた柵で保護されてるとかではなく、普通に誰でも触ったり出来るような場所にちゃんと目に見える状態で2000年以上も残ってるのって凄いなぁと思う
ブッシュマンの壁画を見た後、今度は滝を見に行きます
山と谷の果てしない絶景を眺めながら相棒のポニーとともに歩を進めてゆく
途中には村とも呼べない少なさだが所々に三角の藁葺き屋根の人家が立っている
それぞれが家畜を放牧する為の土地を持ってるせいか隣の家がメチャクチャ離れている田舎あるあるになっている
しかしなんて牧歌的な景色なんだろう
この景色を見れた事だけでもレソトに来て良かったと思えるよ
狭い岩場に差し掛かりました
この辺はもうポニー自体がまっすぐに進んでくれるから操作などせずにただ乗ってるだけ
反対側から家のお手伝いで何かを運んでる子供達がやってきた
こんなに小さい子供達がお手伝いでロバを操ってこんな山を登り降りしてるって日本人の感覚からすれば凄いよね 偉いもんだ
丸太橋のかかってる川を横に進む
ここまで来たら滝はもうすぐ
馬を置いてここからはまた歩きで滝の目の前まで行くことになる
馬を止めたところから5分ほど下り坂を降りると見えて来たのがコレ
これがマレアレアの滝!
水量十分でなかなか綺麗な滝だ
よく見ると左にも1本小さな滝がある
今回は運良く見れたけど水量の少ない時は左の滝は見れないそうだ
本当はレソトにはセモンコンという所に落差がアフリカ1と言われているマレツニャーネ滝(Maletsunyane Falls)というのがあるんだけど、レソトのもっと中心部で行くのがなかなか困難なので今回は行くのをパスした
マレツニャーネ滝(Maletsunyane Falls)は写真検索すると確かになかなかの高さだった
時間ある人はそっちまで見に行くのもいいかも
ポニートレッキングに持って来てた片手で開け閉めできる優秀な魔法瓶「Revomax2」
これを使ってちょっと写真で遊んでみた
みんながシンガポールのマーライオンとかでやる定番のやつ(笑)
いやぁいい滝が見れたなぁ
このポニートレッキングはマレアレアロッジに泊まった人の大半が行うアクティビティ
マレアレア周辺の山々や田舎の風景、そしてこの滝を見るためにもこのポニートレッキングは絶対やった方がいいと思う
逆にこれをやらなかったら何しにマレアレアまで来たの??みたいな状態ですのでケチってこういう機会をわざわざ失う事はないと思います
ただマレアレアのロッジに泊まっただけじゃちょっと寂しいもんね
帰り道に高台から見た滝
そして帰り道は僕が先導することに
「道わからないけど」って言ったら「馬が知ってるから大丈夫だよ」とのこと
そっか じゃあもうお前だけが頼りだポニー
スピード調整だけするから頼んだよ!
全部で約4時間半ほどの行程で無事にマレアレアロッジに戻ってきた
ポニーお疲れ様 あ、馬だっけ?
しばらくテントで休憩
ポニーに乗ってる間は思ったより踏ん張ってる事が多いので足が軽い筋肉痛になっていた
休憩後はマレアレアロッジ周辺を散歩する
ホントどこを見ても自然と動物とわずかな人の暮らしが見えるだけ
でもこういう田舎って絶対にこれから逆に貴重になってくると思う
旅も長くなると田舎の素晴らしさって身にしみる
近所の子供達が集まってきた
この子達の遊び場は何もない野原
ここで毎日遊んでるのだろう 遊ぶ道具もその辺に落ちているものや木の枝
赤ちゃんも来た!
可愛すぎ
だっこさせてもらった
赤ちゃんを迎えに来たお婆ちゃん
こんな大自然の中で育っていくのってどんな感じなんだろう
便利すぎる社会が身近にあるのって本当に幸せなのか、本当は不幸せなのか?
結局この子達とはここで1時間くらい遊んだ
子供って吸収力がすごいからすぐに簡単な日本語をその場で覚えてしまうからビックリする
マレアレアでの宿泊は今晩まで 明日はまた移動だ
明日はレソトの首都マセルを見に行こうと思う
マレアレアに来たら皆さんも絶景だらけのポニートレッキングに挑戦してみてくださいね!