2019年3月5日
エチオピアのコンソから早朝のバスに乗ってケニアとの国境モヤレを目指します
事前情報ではバスのチケットは前日に買えると聞いていたんですが、僕らはなぜか「前日購入とか意味ないよ?今はみんな当日の朝に買ってるから君達もそうして」と言われました
そのため朝の5時前に起きて宿を出て目の前のバスターミナルへ
コンソのバスターミナルはこの辺り
5時過ぎにチケットを買ってバスターミナルの外で待機してるバスに乗り込んで出発を待ちます
乗ったのはバスというより乗り合いのミニバンに近いかな
荷物はバンの天井に乗せられます
ネットで事前に入手してた情報ではモヤレまでの道はなかなかの悪路だと聞いていたんだけど今はすでに道が舗装されててスムーズに走れました
エチオピアとケニアの国境の町モヤレに到着したのは午前11時過ぎ
国境が12時までに通らないと昼休憩で閉まってしまうと聞いていたのでここからちょっと急がないと
12時を過ぎた場合、次に国境が開くのは14時なんだけど問題はケニア側からナイロビに行くバスの時間
このバスの出発が14〜14時30分と聞いている
なので14時に国境が再び開いてそこを抜けたとしてもナイロビ行きのバスに乗れない可能性が出てくる
そうなるとこのモヤレに一泊しないといけなくなる
それはなんとしても避けたい
バスを降りたところから国境のゲートまで1キロほど
とりあえずまずは12時までに国境を越えるために急ぎめで歩かないと
・・・なんだけどここでKサンが国境の手前で話しかけて来た闇両替の男とやり取りをはじめてしまった
正直「え?」って思った
今、両替とか2の次、3の次でしょ
兎にも角にもせまってる12時までに国境越えしないとこの国境に一泊しないといけないので第一優先はまず越境
基本陸路での国境越えって国境越えた方で両替するのがセオリーなんです
でもなぜかKサンはやたら国境の手前で両替をしたがる
Kサン曰く「エチオピアブルは弱いのでケニア側に行くともう両替出来ない」という事らしい
でもそんな状況ならもっとその事がネットで情報として上がってると思うけどな
僕はそんな情報聞いた事ない
僕は両替できない国境なんて見た事ないので「絶対向こう側で出来ますから今は12時までに国境越える事を優先させましょう」と言ったんだけどKサンはケニア側ではエチオピアの通貨は両替出来ないのでここでやると言い張る
今まで散々国境越えてるはずなのに何なんだろうこの認識のズレは
そもそも国境付近で話しかけてくる連中の話なんてまともに聞くもんじゃない
実はKサンにはそういうところがあったのでマダガスカルでも1、2回さりげなく忠告はしたんだけどどうも直すのは無理なようだ
これを続けているとKサンは間違いなく今後何かしらのトラブルに巻き込まれるんじゃないだろうか
僕以外の2人は闇両替で両替を済ませて、僕は向こう側で両替できると今までの自分の経験を信じてここでは両替しませんでした
一緒に国境まで来たKサンと日本人女性バックパッカーのSサン
エチオピアの出国審査はあっさり終了
次にケニアに入るんだけど僕らはその後にウガンダ、ルワンダにも行くのでここで東アフリカの3ヶ国ビザという特殊なビザを取る
ケニア、ウガンダ、ルワンダの合同ビザが100ドルで取得できるのだ
ただこれにはイエローカードの提示やら色々時間がかかると聞いていた
でも実際には申請用紙に記入して100ドル払えばあっけないほど簡単にビザをもらえて同時にケニア入国のスタンプももらえてしまった
イエローカードとか出しもしなかったです
ほぼお金を払えばそれでもらえるビザですね
何はともあれ12時までにケニア側の国境を越えて無事入国できました
国境を越えてまっすぐ歩いて行くと左手にバスの会社が見え始めます
ここは一番最初に見えてくるMoyale Lineというバス会社
で、結果ここで普通にエチオピアブルをケニアシリングに両替できました
陸路で隣り合わせになってる国境で両替が出来ない国境なんてまず無いから(笑)
バスですが僕らはここともう一つの候補、ノーザンシティーコーチを天秤にかけました
これがノーザンシティコーチのバス会社の事務所
最初のMoyale Lineというバス会社を通り過ぎて道なりに左にカーブしてるのでそのまま進むと左手に見えて来ます
またこの辺はバス会社の客引きが多いですが無視して大丈夫です
僕らはバスの中も見せてもらった結果ノーザンシティコーチを選びました
バス代金以外にパスポートコピーが必要になります
コピーが手持ちにない場合はバス会社のスタッフが近所のコピー屋に連れて行ってくれます
またこのエチオピアとケニアの国境のモヤレって結構危ない国境だって聞いていたんですけど、実際には何てことなかったです
一昔前に日本人や韓国人が被害に遭う事件とかもあったらしいけど僕らが昼間に到着したモヤレの町は平穏そのものでした
数年前よりはどんどん安全になってきてる
アフリカもどんどん変わっていってるよね
走りだしたバスはこれから約20時間近いドライブで明日の朝僕らを首都ナイロビに連れて行く
ここからナイロビに向かう景色が絶景と聞いてたんだけど、正直そこまでではありませんでした
またバスは途中で何度も警察のチェックポイントで止まり荷物やIDの確認が行われる
夜の22時過ぎに途中で立ち寄った休憩所でピラフ 値段覚えてない
そして警察の検問は夜24時を過ぎてからも数回あった
結局合計何度止まっただろう 途中から数えてもない
これが今だけ特別警戒が強かったのかいつもこうなのかは分からない
とにかくバスが止まるたびにみんな「またかよ・・」ってウンザリした表情でバスを降りてID確認のために外で並んでいたのを覚えている
そうして朝5時過ぎに僕らのバスはケニアのナイロビに到着した
けどまだ外は薄暗いので皆バスの外には出ない
治安を考慮して周辺が明るくなる朝6時過ぎまでバスの中で待ってるのがここでの普通
僕らも朝6時になってから外に出てそこでウーバーで車を呼んだ
僕らが目指したのはニューケニアロッジという日本人もよく利用するというゲストハウス
ニューケニアロッジの場所はこちら
ニューケニアロッジ
- ロケーション:★★★☆☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★☆☆☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
Wifiは優秀でした ケニアはアフリカの中でもネットがトップクラスに早い国です
この先はルワンダを除けばネットが早い国はもう南アフリカくらいまで南下しなければ無いので(一応ザンビアあたりからネット少しマシになります)アフリカ縦断する人はここで出来る限りやれる事をやっておきましょう
ベッドはあまり綺麗ではなく、蚊帳は破けまくって役目を果たしていません
周辺の治安は夜ちょっとギラついた雰囲気があります
娼婦も多いエリアなので夜の一人歩きなどする場合は決して安全では無いかもしれません
ドミの部屋は最終日に虫が出ました そうです南京虫です
あとキベラスラムなど見に行きたい時はこの宿の受付に言えば前日でも申し込めます
宿にチェックインして僕らが真っ先に向かったのはTeriyaki JAPAN
そう、日本食レストランです
なんでもここ丸亀製麺の会社がやってるそうです
焼うどんを注文してみました
味は・・・・ちょっと微妙でした(笑)
美味しく無い訳ではないんだけど何かが違う そんな感じでした
同じ宿にダハブで会ったOサンがいたので夜は3人でナイロビのちょっと高級な中華料理屋に晩飯へ
Oサンに連れて行ってもらったので場所とかもう覚えてないんだけどここチャーハンが半端なく美味い ただマーボー豆腐辛かったわ(汗)
なんかケニア入ってからアジア料理ばっかり!
まぁ明日から ケニアらしいものも食べて行きます