2018年2月23日
世界一周の出発のチケットを取ってからどこか心が落ち着かなかった
そうである タイトル通り世界一周まであと5日と迫っているのだ
あれだけ夢だった世界一周まであと少しだというのに僕はどこか不安を感じていた
海外旅行にはヨーロッパと東南アジアを主にこれまで20回近く行っているし今更不安になることもないはずなのに
いつも旅行の数日前は楽しみでしょうがなかった 逆に旅行中は日本に帰るのが嫌で最終日の夜などは明日本当に日本に帰るのかと思うと気が滅入ったもんである
なのにだ、僕はこれから日本での生活の全てを捨てて行く世界一周というものに説明し難い不安を感じていた
これから長年住んだこの街を離れ、家無し職なしで世界を浮浪するということが今まで日本人として生きてきた僕の中で今更とんでもない事のように思えてきたということだろうか
足元のレールを踏み外さないよう生きていればとりあえず普通でいられるのが日本だ
そこから明らかに逸脱した世界一周旅行なんてものに飛び込もうとしている
そして今までの海外旅行は戻ってくる期限のあるものだった
長くて一週間から10日、日本に帰ってきたらまたいつもの部屋で暮らし、いつもの仕事、いつもの生活が待っていた
だが今回の世界一周には明確な期限はない 自分の中でだいたい2年~2年半くらいになるのかなという予想はしているが実際どうなるのかはわからない
資金の問題もある 旅をしながら収入を得ている一部の人を除いては旅の資金=旅の寿命だ
行きたい場所、参加したいお祭りやイベント、などなど時期や季節の調整もあるだろう
僕の世界一周1カ国目はシンガポールだ そこから西回りで世界を一周する
東南アジアを抜け、中東に行き東ヨーロッパに入る そしてシェンゲンの期限までヨーロッパを回ったらアフリカを周遊してまたヨーロッパに戻り、その後アメリカ大陸に行く 北米から南米まで行ったら最後はオセアニア
多分2020年中にはオーストラリアかニュージーランドから日本に戻るつもりだ
あくまで大まかなこんな感じという旅程のため何がどうなるかはわからない
どんなトラブルや怪我があり、どこからいつ戻れるかは不確定
そこが今までの普通の海外旅行と違うところだ
因みにシンガポール行きのチケットはネットでscoot(スクート)で取りました 確か23000円くらい
scoot(スクート)はシンガポールのLCCです もう一月早く取っていれば一万円くらい安く買えてました
ただなるべくなら陸路で国境越えして行きたいと思ってる
ミャンマーからネパールに行こうと思ってるけど、その辺の陸路国境越えは困難なようなのでそういった箇所だけ飛行機を使うつもり
スクートの航空チケットのPDFの出発日を見ながら思った
僕はもう日本にあと一週間も居ないのだと