2019年9月1日
前日にウクライナのキエフの空港から少しばかりディレイした飛行機に乗りヨーロッパ最後の国に向かった
数時間のフライトの後に僕を乗せた機体は無事目的の地に降り立った
この日はこの空港でそのまま空港泊
それにしても寒い
朝方寒さで目が覚めてスマートフォンの天気予報で温度を確認してみた
5度
9月の1日 つまり8月が終わったばかりで朝の5時とはいえ5度なのだ
この気温が僕についにこの国に来たんだということを実感させる
ここはアイスランド
ヨーロッパの、北欧の北の果て
ここが僕が自分の世界一周のヨーロッパの最後の地に選んだ場所
そしてここである旅人と待ち合わせをしている
彼です
肖像権がー!!
アァーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!
ハイ、ゆーき君です
今年の3月くらいにケニアで出会ってそのままタンザニアあたりまで一緒だったり少し離れたりで旅した
キリマンジャロも一緒に登ったっけ もう随分前の事のような気がするな
空港でゆーき君と合流して予約を入れていたレンタカー業者のピックアップで空港から少し離れた事務所にやって来て簡単な手続き
アイスランドは広大な土地にも関わらず電車などが一切通ってない為、旅行者もここに住んでる人たちも足は車だ
観光旅行に来た旅行者は空港の近くでレンタカーを借りて、その車でアイスランドを周回する人がほとんど
明日からいよいよこのアイスランドの大地を10日かけて一周するんだなあ
とりあえず手続きの終わったレンタカーに乗ってアイスランドの首都レイキャビクまで来た
僕らがレイキャビクで泊まったのはHlemmur Squareというホステル
Hlemmur Square
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
総合的に評価の高いホステルです
これからレンタカー旅するにあたって車を停めておく駐車場がないのが痛いけど、宿からほんの数百メートル離れた場所に無料で道路に停めれるパーキングエリアがあるので特に困りませんでした
スタッフよし、 部屋やシャワー室の清潔感もよし
キッチンは各階にある
Wifi がもう少し早ければなぁと思う
特にアップロードに関してはかなり遅かったのを覚えている
ただそれでもやはり総合的に見ていいホステルだった
チェックインした後に宿のすぐ近くの海辺の遊歩道を歩いてみた
これは溶岩かな?
アイスランドって言うと氷のイメージばっかりがあると思うけど実はアイスランドは火山の国でもある
そしてその先にフォークを組み合わせて作ったような船っぽいモニュメントを見つけた
後で調べたんだけどJón Gunnar Árnasonという彫刻家の作品で「Sun Voyager」というらしい
一応寒くない時期だと夕方ぐらいまで観光客が見に訪れる場所みたいだ
ただ周辺は特にこれといって何もないのでレイキャビクの街歩きのついでに立ち寄るぐらいで十分だろう
僕らの宿のすぐ前の道からLaugavegurというこの街のメインのショッピングストリートが西に向かって伸びている
レストランやお土産物屋、ホテル、アイスランドのオリジナルのブランドの服屋などが立ち並ぶ通り
その中の土産物屋の中で面白い商品を見つけた
これ何だと思います? 絵柄でわかりました?
そうです コンドームです
寝そべった男の股間から火山や間欠泉が噴き出しているというのがユニークで面白いよね
ショッピングストリートを2人で奥へ奥へと進んでいくと急に目の前にカラフルな道が現れた
うぉ カラフルな道の向こうに見えるあの教会見覚えあるぞ
あれはハットルグリムス教会だ
今にも飛び立ちそうなロケットのような形をした教会
少し奇抜でスタイリッシュなデザインのこの教会はレイキャビクのシンボルともいえる存在だ
アイスランドのことをあまり知らなくて写真なので見ている程度だった僕もこの教会だけは知っている
年末には人で賑わい、この教会のすぐ側から花火が打ち上げられるらしい
上に展望台があり有料だが登れるらしいのでとりあえず中に入ってみよう
中は変に無駄のない内装 人多いな・・
また重厚な感じのパイプオルガンが壁にかかっていた
ここのパイプオルガンは有名らしい
化粧品会社が何かのキャンペーンやってた
教会の中でこういうキャンペーンするのってある意味すごいな
さぁ早速レイキャビクの街並みを一望できる展望台に行ってみよう
チケットを購入してちょっと狭いにエレベーターに乗って展望台のフロアまで行く
これが展望台に登るチケット
料金は1000アイスランドクローナ(約850円)
そしてこれがハットルグリムス教会の展望台から見たレイキャビクの景色
街だけではなく山も海も見える教会とは思えないくらいいい展望台だ
この時期のこの時間でも展望台の上は風が吹くと少し肌寒かったので、季節によってはしっかり着込んで行かないとせっかく登っても展望台に出てられないと思います
下にはさっきの銅像が立ってる広場と僕らが上がってきた道が目の前にまっすぐ伸びていた
綺麗な街並みに大自然
明日からのアイスランド周遊のドライブが楽しみだ
ハットルグリムス教会をあとにした僕らが向かったのは明日からのドライブ旅の買い出し
アイスランドにはいたるところにこのBONUS(ボーナス)と言う独自のチェーンスーパーがある
ここで明日車の中で食べる食材としてパンやハムやチーズ
腹を満たせそうな間食代わりのチップスなどを購入
当然ながら水もたくさん買って行かねばと思ったんだけど、ここでゆーき君が水にお金出すのはもったいないとゴネた
ハイ、始まりました
貧乏バックパッカーあるあるのなんでもかんでも安く済まそうという考え
いや、ゆーき君・・水だよ?人間のライフラインだよ?
僕ら明日から宿離れて車の中で寝泊まりするんだよ?
本当にそこを節約するべきなのか考えた上で言ってるのかい?
もうねいろいろツッコミどころいっぱいあったんだけど、とりあえず明日どうなるかもう目に見えてたのであえて黙ってました
一度その境遇に、その状態に持っていって早めに理解してもらった方が早いので
結論から言うと案の定僕らは次の日の夜水不足に陥りました
あのさ、お金浮かしたいのは分かるんだけど何を削って何が絶対必要なのかくらいは考えようよ
貧乏旅してるからって一緒に旅してる人まで水不足に陥らせるとか控えめに言ってちょっとアレです(笑)
それ以降はさすがに彼も水を買うことに一度も反対しませんでした
水は人間の生命の源です
夏だろうが秋だろうが冬だろうが絶対にちょっと多いかな?と思うぐらいわざと多めに買ってきましょう
そんな貧乏旅行に合わせてるので夜はそれは虚しい食事です
キッチンがいっぱいだったので廊下に置いてある木の椅子で食事
夜はスーパーで買ってきたシリアルと牛乳を晩飯代わりに腹を満たす
もうこれ十分頑張って節約してるでしょ
明日から走るのはまずゴールデンサークルと言う短いながらも見所の詰まったアイスランドの定番の周遊コース
上手くいけば明日あの有名な間欠泉ゲイシールを見れるはずだ