2020年2月15日
おはようございます
朝から宿泊施設の周辺で珍しい動物を見かけた
名前は忘れたんだけどネズミやウサギなどと同じような種類で強力な歯を持ち、ココナッツだったりその他の硬い木の実をその歯で噛み削りながら食べる動物
南米ではそこまで珍しくない動物らしいけど初めて見たな
今日はアマゾンツアーの３日目だ
今日はみんなでまた浸水してるボートに乗ってこのジャングルで一人で暮らすローカルの人の家を見に行く
アマゾンの熱帯雨林なので１日に１回は雨が降ってたんだけど今日は今までの中で一番天気がいいかも
天気もいいし幸先の良い一日をスタートできたと思ったらボードが突然止まってしまった
何のことはないエンジンのガソリンが切れただけ（笑）
ただでさえ浸水してるボートなんだから頼むから焦らせないでくれよ
到着したローカルの人の家は一人で暮らすには広さは十分だけど暮らしとしては非常に質素なものだった
ここで一人で生活するおじいさんの部屋にはベッドがない
写真に写っているハンモックで毎日眠ってるそうだ
僕らの感覚からするとハンモックって毎晩寝るものではなく、リラックスしたり昼寝程度に使う物だけどこっちの人はハンモックをよく使って寝る
思ったより調理器具は多く見える
あの大量の鍋は雨が降った際に雨水を貯めるのにも使う
部屋の隅には大きな亀の甲羅
俺もこの辺りで取ったもんだろうか？？
次は庭周辺を散策
名前はわからないけど甘酸っぱい果実
少し粘り気がある
これはカカオ チョコレートの原料だね
生のカカオなんて初めて食べたよ
そして次にライドが面白い場所に船を移動さそうと言い出した
アマゾンの川幅が広くなったところでガイドが船を止めさせて「さぁスイミングタイムだ」と言った
え？ここで泳げって？
正気か？
アマゾン川はピラニアが数えきれないぐらいいる川
皆当然ガイドにピラニアが怖いという
でもガイドが言うにはピラニアは川の両端に固まってるから川のど真ん中は問題が無いらしい
でもだからと言ってピラニアがいると分かってる川で泳ぐってのはなかなか踏ん切りがつかないもんだ
ただ僕がピラニアよりももっと心配していたものがある
それはカンディルだ
カンディルが分からない人はググってみてください
簡単に言うと地元の人にピラニアよりも恐れられている小さな人喰いナマズです
人間の体の小さな穴から体内に入って内部から人間を食い尽くす凶暴なナマズ
男性の場合は尿道から、女性の場合は尿道やアソコから入って内側から食い破られます
グロくても構わないなら YouTube で「Candiru do madeira」で検索かけてみてください
ただし閲覧は自己責任で（笑）
僕はこのカンディルが恐ろしくてガイドと船の運転手に3回ずつ本当にカンディルがここにいないかを確認した
そして意を決してみんなでボードからジャンプした
最高
最高の気分だ
最初は男性陣だけがアマゾン川に飛び込んだんだけど、その後僕らが普通に楽しそうに泳いでるのを見て女性陣たちもついに飛び込んできた
みんなビクビクしていた分、 飛び込んで大丈夫だった時の解放感がすごくてキャッキャ言って喜んでいる
でも海ではないし流れのある大きな川なので常に手足を動かして泳いでないとすぐに沈んでしまいそうになる
でも本当に気持ちいい
今僕らは社会の授業や世界史で習った昔から知ってるあのアマゾン川で本当に泳いでるんだから
やはりボートは絶賛浸水中だけど（笑）
アマゾン川での初スイミングが雨が降ってる最中とかではなく天気のいい日で良かったよ
この時アマゾン川の写真を撮りながら昼食を食べに戻った
この日のアマゾン川は非常に穏やかで天気も良かったことからウユニ塩湖ではないけどちょっとした鏡張りの景色が見れた
天気のいい日のアマゾン川も捨てたもんじゃないな
まさかアマゾン川で鏡張りが見れるとは思わなかった
そして昼食を食べた後はまたピラニア釣り
今日は昨日と違って釣れる釣れる
昨日もピラニア釣りをしてるのでみんな何となくコツを掴んできている
めちゃ痛そうなところに針が刺さってる・・スマン
この日は僕は５匹のピラニアを釣った
そしてまたガイドが僕の釣り上げたピラニアを木の枝を使ってひとまとめにしていく
エラの部分から木の枝を差し込んでその枝を口から出す
それを一匹ずつ繰り返していて繋げていくのだ
大漁とまではいかなかったけどこの日も晩飯に出されるピラニアの数としては十分だ
ピラニア釣りが終わったらすっかり夕方になっており、うっすらとむこうの空に虹がかかっていた
そして・・・
本日２度目のアマゾン川スイミング！
午前中とは別にポイントで夕日に照らされたアマゾン川で泳ぐ
きっともうアマゾン川で泳ぐことなんて僕の人生でないだろうから存分に楽しむことにした
本来なら今日の夜はジャングルの中でキャンプをする予定だった
でも昨日までついていた僕らのガイドが今日になって右肩に痛みを覚えて昼からマナウスの病院に行くことになった
よって残念だけど今晩のジャングルの中でのキャンプは中止
僕は明日の昼過ぎのボートでマナウスに戻る
アマゾン川で見る夕陽もアマゾン川で過ごす夜も今晩が最後だ
なんだか本当にあっという間だったな
不思議な色に染まるアマゾンの空を見ながら宿に帰り皆で最後の晩餐を楽しんだ
