2020年6月30日
6月にメキシコの緊急事態宣言が解除されてからまばらではありますが徐々にお店が開いてレストランの中でも食事したりできるようになってきました
とはいえテーブルはひとつずつ間隔を空けたままですけどね
今日はお店が開きだしてから僕がよく通っている鶏スープのお店を紹介したいと思う
メキシコの料理にしては辛くない優しい味の鶏のスープを安く飲める店だ
お店の場所は地下鉄のRevolucion(レボリューション)駅のすぐそば
Caldos de Gallina “El Tío”というお店
ここはレストランというより地元の人が食べる大衆食堂って感じだね
Caldos de Gallina “El Tío”の場所はこちら
メニュー表はこうなってます
でもここでほとんどのお客さんが注文する料理は決まってますけどね
基本的に鶏のスープを注文し、あとは中の鶏肉が胸肉かモモ肉かだけです
Pechuga(ペチュガ)と書いてあるのが胸肉
Pierna(ピエルナ)と書かれてるのがモモ肉です
このペチュガかピエルナのどちらかを店員に言えばあとはもう勝手に持ってきてくれます
値段はどちらも52ペソ(約250円)
一食これで食べれるんだったら十分安いよね
胸肉とモモ肉ですが僕は両方とも食べたことあるんだけど基本的にこの店ではペチュガ(胸肉)の方が美味しいと思ってます
今日も胸肉の方のスープを注文しました
スープの他に玉ねぎを刻んだものや唐辛子などいくつか小皿がテーブルに運ばれてくるのでお好みでそれをスープに入れてお皿に添えてあるライムを絞って食べるのが主流
あと注文するときにトルティーヤかパンかを聞かれます
そこで注文した方の品がスープと一緒に運ばれてきます
これは無料なのでそのまま頂きましょう
パンだと大きなパンがひとつ トルティーヤだとトルティーヤ3枚が付いてきます
初めてこの店に行った時はどちらがいいか迷ったんだけど、周りの地元の人を見るとほとんどの人がトルティーヤを注文してたので僕も基本トルティーヤばかり頼んでます
パンも注文したことあるけど、このパンはスープにつけて食べるよりもそのまま食べた方が美味しいんだよな・・(笑)
さてスープの方ですが鶏の胸肉をほぐしたものがスープに浸かっており、さらにひよこ豆とお米が入ってます
たいぶヘルシーですよね
お米は底の方に沈んでいて軽くお粥のようになってます
味は何と言うかアジアン料理に出てくるような優しい味のスープ
メキシコ料理の辛さとか皆無です
このスープを飲んでるとアジアを思い出してなんか懐かしい気分になってしまうなぁ
ここは宿から近いしよく来るんだけど、 外国人観光客なんてほぼ見たことない
完全ローカルのお店
ここで食事をしていると先に食べ終わって帰る地元の人によく「ブエン プロベッチョ」と言われる
これはスペイン語圏でよく耳にする「どうぞゆっくり食べてね」という食事中の人に対する挨拶みたいなもの
最近では外で食事した際は僕も先に席を立つ時に周りの食事中の人にこれを言うようにしている
自炊がちょっと面倒な日などはこの店の存在に助かっている
地元の人に人気の店ってだいたい安くて美味しいから間違いないよね
安いしヘルシーだし夜22時近くまで開いてるのもありがたい
メキシコの完全ローカルのお店でアジア料理のような優しい味のスープ食べてみたくありませんか?
メキシコシティの日本人宿ペンションアミーゴからも歩いてすぐなのでメキシコに立ち寄ったら是非!