2024年8月1日
昨夜野宿したハワイの空港の外で目が覚めた
今日は朝のフライトで国際線なので、念の為早めのAM5:30にiPhoneの目覚ましをかけて寝たんだけどもアラームが鳴る前に目が覚めるとはね
なんて思ってふと時間を確認した
6:35
ヤベェ 寝過ごしてる
僕のフライトは朝の8:30
国際線なのにもうフライトまでこの時点で2時間切ってる
昨夜僕と同じように空港の外で寝たり時間を潰してた人達ももう誰もいない
完全に俺だけ寝過ごした形だ
大急ぎで野宿してたマットを畳んでバックパックに括り付け、ジェットスターのカウンターに走った
幸い僕の他にもまだチェックインカウンターで手続きしてる人がいた
危ねぇ〜 あやうく空港泊での寝坊で飛行機逃すところだったわ
無事に航空券を貰えてそのままゲートに向かう
ゲートに向かう前にこの空港の名前にもなっているイノウエという人の写真などが飾られていた
この空港の名前は「ダニエル・K・イノウエ国際空港」
ちょっとハワイの事は勉強不足で全然知らないんだけど、ハワイ出身の日系アメリカ人で元軍人で政治家でもあるみたい
そもそもハワイの国際空港にこんな日本人みたいな名前がついてたなんてなぁ
この人がそう ダニエル・K・イノウエさん
ハワイってバカンスに来る場所だから全然ノーマークだったけど、ハワイを悪く言う人って会った事がない
それどころかほとんどの人がハワイを絶賛してる
僕もトランジットじゃなかったらこのハワイという世界的なリゾート地を堪能したかったなぁ
と言う訳でそろそろ搭乗時間だ
行き先はオーストラリアのメルボルン
僕はゴールドコーストに行くんだけどハワイから直行便は無いようでまずはメルボルンだ
ハイ、満席!!
機内はハワイでバカンスを楽しんだオージー達でいっぱい
これからこのオージー達と一緒にオーストラリアに帰ることになる
僕も一応前に10ヶ月住んでた場所だからあえて “帰る” という表現を使っています
ハワイとオーストラリアってそんなに離れてるイメージは無かったけど、軽く10時間以上かかるんだな
さらにハワイは世界の中でも一番時間が遅いエリア
だからこれからオーストラリアに向かうにあたりすぐに日付変更線を越える
ハワイでは7月31日の朝だったけどメルボルンに着く時にはもう8月1日だ
そして約10時間半後
オーストラリアのメルボルン空港に到着
おぉ、オーストラリアだ
いつもながら厳しいオーストラリアの入国審査は少し緊張するよな
入国審査に向かう通路で皆機械の前で立ち止まって何やらしてる
僕も何かしないといけないのかな?って思ってたら空港職員が話しかけて来た
「君、チケットは持ってるかい?」
チケット?
ここまで来たハワイからの航空券の事かな?
「はい、まだ捨てずに持ってますよ」っと言って航空券を見せた
すると空港職員は「あぁ、それじゃないんだ。入国審査の機械で発行したチケットさ」っと言った
なんでもこのメルボルン空港は入国審査が自動化されていて、機械にパスポートの顔写真のページをかざすだけでいいらしい
これがその機械
機械にパスポートのページを読み取らせると長細い白い紙が出て来た
これが空港職員が話してたチケットか
これで入国審査を通過して、荷物をピックアップする場所に移動出来る
オーストラリアとジェットスターと言えば、去年の2月のエアーズロックでのロストバゲッジが脳裏に浮かぶ
ホント、ジェットスターって荷物無くしても全然動いてくれないんだもの
ほとんど俺が自分で解決したよなあの時
ジェットスターさんよ、もう勘弁だよロスバケは
僕のバックパックが流れて来た
良かったー
あの時もバックパック無いままエアーズロック空港からこのメルボルンに着いたもんな
気は揉んだけど今回はなんとか全部揃ったぞ
よし、メルボルン到着
そして2度目のオーストラリア入国完了!
空港の外にはメルボルンの街中に移動する手段のスカイバスに乗る人たちが列を作ってる
だいたいみんなここから高い金払ってこのバスに乗るのが主流
僕はあの時もう資金がヤバかったので、ローカルバスとトラムを乗りついで市内に出たけどね
あ、そうだ
ついでだから僕の思い出のベッドを見にいくか
僕はジェットスターにロストバゲッジされて、荷物がないままこの空港に泊まった
あの時僕がベッドにしてた思い出深いベンチがある
どうせ今からゴールドコーストに飛ぶ為に国内線の方のターミナルに移動しないといけない
それならばあそこをもう一度見に行ってみるか
あった!このベンチだ
オッチャンが一人座ってるけど
ここで荷物無し、マットも寝袋も無しの状態で合計2日寝たよなぁ
今となっては懐かしいよ
オッチャンが移動したので改めて僕の苦い思い出のメルボルン空港国内線のベッド(ベンチ)を撮影
横には地べたに寝てる別のオッチャンがいるけど
でも俺もこの状態に近かったよな
ホント、あの時バックパックをよく取り戻せたよ
さぁ夕方前になって今度はゴールドコーストに向かうチェクインが始まる
ジェットスターのチェックインもまた自動化されてるので、機械でチェックインを済ませて荷物に貼る例の長細いシールを荷物に貼る
それが終わったらバゲッジドロップで自動で荷物を流すだけだ
僕の荷物も無事にベルトコンベアに流れていった
ゲートに向かう途中でオーストラリアでは定番のスムージ屋のBOOST(ブースト)発見
もう目に映る店が懐かしすぎるよ
まだ登場までは随分時間もあるので空港内のマクドナルドでほぼ2日ぶりくらいの食事
最後にまともに飯を食べたのはメキシコでフライト前日の7月29日の夜に食べたタコスだ
今は8月1日の夕方
あれから7月30日、7月31日と食べてなかったからこんなマクドナルドでも美味く感じる
マクドナルドで食事を済ませて空港のトイレに入るとやっぱオーストラリアって綺麗だよなぁって改めて思った
トイレも全然汚れてないし、トイレの洗面台の鏡の下に手をかざすだけでハンドソープも水も手を乾かす温風も全部出てくる
途上国とはえらい違いだ
さぁそうこうしてるうちに搭乗時間
メルボルンからだから2時間半くらいかな
とにかくあと少しで僕が住んでた街、ゴールドコーストだ
またもや満席!
ほぼ定刻通りにテイクオフ
そして約3時間後
覚えてる
この海岸線沿いに広がる街の灯りの数々
覚えてるぞ
これが僕が住んでた海岸沿いの街、ゴールドコーストだ
夜の21時、ゴルードコースト空港に到着
前回、到着した時と同じように空港のすぐ外のバス停で777番のバスに乗り込む
去年の2月までゴールドコーストにいた訳だから全然覚えてる
確か初めてゴールドコーストに着いた日もこんな夜で、暗い中このバスに乗ったよなぁ
数十分後、バスの終点のブロードビーチサウスの駅に到着
うぉぉぉ、クソ懐かしいぃぃ
そういえばこんなコアラの像置いてあったな
オリンピックか何かの記念像だっけ?
とにかく寝床を探さねばと依然と同じように荷物を背負って歩き出した
時刻は夜の22:30
ゴールドコーストの気温は13度
オーストラリアは今は冬真っ只中
野宿するにはちょっと寒い気温かな
以前、初めてゴールドコーストに来た時に野宿に使ったバーベキュー場でバックパックをおろした
あの時と同じように今夜はここで寝よう
戻って来た何もかも懐かしいゴールドコーストでおやすみなさい
そしてただいまオーストラリア