2019年11月4日
お早うございます
今日はオアハカに残ってるトクさんと一緒にモンテアルバンという遺跡に行く
モンテアルバンはここから車で30分で行けてしまう遺跡だ
ちょうど宿の近くからモンテアルバン行きのミニバンが出てたので朝チケットを購入して向かった
僕らは10:30の便に乗って行った ミニバンは往復で60ペソ(約300円)
モンテアルバン行きのミニバンが出る場所はこちら
これがモンテアルバンの入場チケット
値段は75ペソ(約380円) メキシコの遺跡って安いよね
午後16:30までしか入場出来ないので注意
モンテアルバンはオアハカ盆地の中央の山の頂上を平らにして築かれたサポテカ文化の中心をなす祭祀場
紀元前500年頃から紀元800年頃まで繁栄した世界遺産にも登録されている遺跡だ
モンテアルバンの場所はこちら
ガイド付きのツアーで来てる観光客が多く、入り口付近の石で作られたモデルで説明を聞いていた
僕らは送り迎えのバンのチケットを購入しただけで個人で来てるのでここからは自由に見て回ることになる
まずはミュージアムがあるのでそちらの方から見ていくことにした
ここにも大人サイズの骸骨
グアナファトのミイラ博物館のようにミイラなどは置いてないけど展示物も館内もそれなりにしっかりとしてる
一通りミュージアム内の展示物を見終わった後にここの目玉である遺跡を見に行くことにした
モンテアルバンは全体で42kmに及ぶ遺跡だがメイン部分は中央広場とそれを囲むように建てられているピラミッドのような神殿や天体観測所や球戯場など
このようにだだっ広い場所に遺跡と芝生の広場が広がってるような所は初めて来たかも
石碑の絵が可愛らしい
今日は天気も晴れてくれて良かった いい天気の下で見る遺跡は様になる
僕の中ではここの第一印象はプチマチュピチュって感じだ
一時は何万人にも人口が膨れ上がったこの地が衰退したのは貧富の差が拡大し、庶民層の不満が高まって不安定になっていったとも考えられいる
今ほどじゃ無いにしてもそんな時代から格差社会って広がってたんだよな
丘の上にあって見晴らしが良くてカッコいい遺跡群
遺跡の高台から広場を見下ろし当時の様子を想像してみる
ここを昔古代の衣装に身を包んだサポテカの人々が毎日のように行き交ってたと思うとロマンあるよね
「system M」と呼ばれるこの神殿
遺跡の中で見た目ではこれが一番カッコ良かった
盆地の丘の上にある為、遺跡からはこんな広大な景色も見える
遺跡だけでなくこういった景色も見えるからここは本当に気持ちいい
これはモンテ・アルバンで有名な「踊る人」の石彫
サポテカ文字が刻まれていて捕虜の名前が刻まれてるんじゃ無いかという説がある
これはモンテアルバンの支配者によって捕虜にされて拷問にかけられたり、殺害された首長や王たちを刻んでいると推定されている
そしてこの大階段の上がこのモンテアルバンで一番の高台となっている
ここは「南の大基壇」と呼ばれこの遺跡の中で一番大きな建造物だ
この急な階段を登ったらそこから中央広場と周辺の神殿を見渡す事が出来る
広場の中央の土台しか残ってない建造物が天体観測所・・だったはず
ただガイドが他の観光客に説明してるのが聞こえて来ただけなので定かでは無い
階段の上には小さな広場とサボテンの数々が
ここからの景色もまた格別だ
しばし子供達と共に遠くの景色を見て休憩する
トクさんは明日から別の場所に移動する
僕はバスの出発日への関係でもう少しオアハカに留まる
メキシコ通の旅仲間からオアハカの近くのちょっと面白い場所を教えてもらったので後日そこへ向かいたいと思う
場所の名前はサンホセ・デル・パシフィコ
幻覚作用のキノコで有名なヒッピー達の隠れ家のような町
そこでの出来事はまた明日の記事で