2020年2月14日
おはようございます
今日も絶賛浸水中の僕らのボート
中に溜まった水をスタッフが掻き出してます
さて今日は昼からピラニア釣りだ
実は午前中ジャングルの中に動物を探しに行ったんだけど朝まあまあ雨が降っていて動物もどこかに雨宿りしてるのか全然見れなかったのでその部分は割愛します
これがピラニア釣りの釣竿
完全に手作りの竿 でもその方が雰囲気も出るってもんだ
ピラニアを釣る場所は川の端の木が生い茂ってるポイントが定番らしい
なるべくアマゾン川のマングローブが多く茂っているところに船をつけに行く
もちろん釣りのポイントを選んでる最中もボートに水はどんどん入って来るので、下の動画のように誰かが水を掻き出さないといけない
なんとか船を沈ませずに辿り着いたポイントがここ
いよいよ楽しみにしてたピラニア釣りの始まり
ガイド以外で一番最初にピラニアを釣り上げたのは僕の隣のオランダ人の女の子
みんなが全然釣れない中、あっさり釣ってみせていた
ピラニア釣りのエサは鶏肉だ
こんな感じで釣り針に自分で鶏肉をつけて水中に沈めてあとはピラニアが肉をつついて噛み付くのを待つだけ
でもこれが最初思ったよりも釣れない
みんな苦戦している
ガイドと船の運転手は慣れてるから信じられないくらい次々に釣って行く
でも僕らにはいまいちコツが分からない
ピラニアが肉を突ついてる感覚はあるんだけど気づいた時には針の先につけたエサがなくなっている
でも色々試行錯誤してやり方を変えてるうちにピラニアは水面ではなく割と深い所にいる事がわかった
自分で思ってたよりも深く釣り糸を水中に沈めないとピラニアがいる地点に釣り針が届かないのだ
そして僕が釣り上げたピラニアがこれ
もちろんまだ生きてるので陸に上げた後もアゴをガシャガシャ動かして噛もうとしてくる
ガイドから力を入れてしっかり持つように言われた
僕の前に座ってるスイス人のマロウは実は魚や爬虫類が苦手
だから釣ったピラニアを顔の前に持っていってやった(笑)
実はこの後もう一匹釣れたんだけど稚魚だったので逃しておいた
明日も釣りに来るらしいのでまぁ収穫は少なかったけど良しとしよう
僕らの宿泊施設に戻る最中にガイドが今日釣れたピラニアを木の枝で突き刺して繋げてくれた
これが今晩僕らの食卓に並ぶ訳だ
そう 釣ったピラニアはスタッフが調理して僕らの夕食に出してくれるのだ
どんな味がするんだろな
宿泊施設の前に着いたら釣ったピラニアを持ってみんなで記念撮影
このうちの三分の一はガイドが釣ったものだけどね
そしていよいよ夕食の時間
ピラニアの塩焼き
臭みを消すためにレモンをかけて食べてねと言われた
なんて顔してるんだよお前・・・
よっぽど釣られた事に恨みを持ったまま焼かれたんだな(笑)
夕食はもちろんピラニアだけな訳ないのでこんな感じで食べる事になる
僕はレモンをかけずに一度食べてみた
うーーん たしかに少し独特の臭みというか風味を感じる
でもレモンをかけたら普通に食べれる
いくらピラニアとはいえ命を頂いてる訳だから残さずに食べないとな
夕食が終わったけど今日はまだこれで終わりじゃ無い
実は今晩この後、夜のアマゾン川にカイマンというワニを探しに行く
夜のアマゾン川は虫だらけ 全員長袖と長ズボンを着て来るように言われた
宿泊施設に張ってたった昔の写真
以前はこんなシーラカンスみたいなのがこの川で取れたのか
そしてこんなのが取れたってことはもしかしたら今でもこんな大きさの魚がこのアマゾンのどこかを泳いでる可能性があるってことだよな
カイマン(ワニ)の探し方は夜のアマゾン川の草むらに強力なライトを当てて探す
ライトを当てることによってカイマンの目が反射するので、そこで場所を特定して後は静かにボートを進めて手づかみで何を掴む
ちなみにワニと言っても動物園にいるようなワニを取れるわけもないので僕らが今日探すのは子供のワニだ
ガイドはいつもなら10分ぐらいでカイマンを見つけられると言う
でもこの日はなかなか見つからずに30分ぐらい夜のアマゾン川を徘徊してようやく一匹のカイマンを捕獲した
これがガイドが捕まえたカイマン
ガイドによるとだいたい生後2〜3ヶ月とのこと
喉と口の間くらいを搔くように撫でてやると自然に口を開くらしい
ガイドがカイマンの口を開かせて見せてくれた
目もパッチリで小さくて可愛いなコイツ
みんなカイマンを持たせてもらってその後は性別チェック
これは男の子らしい ガイドが指で挟んでる所がカイマンのチ◯チン
僕は夜のアマゾン川に出るまでジャングルは完全に真っ暗闇だと思っていた
明かりなんてないジャングルの中の川なんだからそう思って当然だ
でも実は違った
夜のジャングルは光の宝庫だ
夜行生物の光る眼 蛍ではないらしいがホタルのように光を発光しながら飛んでいる虫
この虫と動物の数が圧倒的で実は夜のジャングルの森の中は常にキラキラ光っている
正直今度光の祭典を見れるなんて思いもしなかった
写真には写らない小さな光だがジャングルの夜は生物の光に溢れていた
明日は朝からこのジャングルの中で一人で生活してるローカルの人の家を訪れる
そして僕らは明日思いもかけずこのピラニアがウヨウヨいるアマゾン川で泳ぐ事になる
続きはまた明日