2021年10月12日
おはようございます
早朝の4時30分、迎えに来たツアー会社のピックアップカーに乗り込んだ
今日はウマンタイ湖というマチュピチュからも割と近い湖に行く
標高4000メートルを超えた高さの場所にエメラルドグリーンの湖がある
ここ数年で人気が出て来た場所で年々ウマンタイ湖に行く観光客は増えてきてる
僕もせっかくクスコにいるので行ってみる事にした
今回利用したツアー会社はここ
Peru365 Travel という会社
あの有名な12角の石がある細い路地に面してあります
ウマンタイ湖行きのツアーは60ソルだったか70ソル
ちょっと忘れた
以前、レインボーマウンテンやマチュピチュに行く為の送迎をお願いした INTI PUNKUというツアー会社は人によって値段を変えてくるし、イマイチ仕事も出来ない連中だったので見切りをつけました
Peru365 Travel はINTI PUNKUに比べて若干安いし、仕事もしっかりしています
最初からこっちで申し込めば良かった
ちなみにツアー会社で言われたんだけどウマンタイ湖は寒い
用意するものとして、薄手のダウンジャケット、手袋、帽子、サングラス、レインコート
これは最低でも持って来るように言われた
標高4000メートルごえだもんな そのくらいは必要だ
朝の8時ごろに朝食休憩
山の中腹のマイナーなレストランで腹ごしらえ
でも朝食は思った以上にショボイ
そこから更に車で1時間ほど進んで行く
車の窓からは雪で真っ白に染まった切り立った山が見える
だいぶ上がって来たみたいだな
途中ウマンタイ湖に行く道のチェックポイントの小屋でウマンタイ湖の入場料みたいなのを一人20ソル払う
これは正規のものでツアー会社で説明を聞いた時にも言われてたものだ
そして湖までのトレッキングのスタート地点に到着
色んなツアー会社が客を連れて来てるのでバラバラになったり、間違って別のグループに混ざらないように各団体ごとにチーム名が決められている
僕のグループは「グループ レオパード」
まぁ、はぐれてもこのチーム名を覚えていれば大丈夫だろう
早速トレッキング開始だ
もうスタート地点から正面に見える山が圧巻
そして右側にも神々しい雪山が
スタートからこの絶景
たまりません
しばらく歩くと馬が収納されてる馬のガレージのような場所を横切る
ウマンタイ湖は少々しんどいトレッキングコースになってるらしく、有料で馬に乗って湖の手前まで行く事も出来るみたいだ
ただここは馬を囲ってるだけの場所で実際に馬に乗る場所はもう少し先らしい
僕はもちろん歩くけどね
更に少し歩くとトイレ付きの休憩小屋が見えてくる
ここでガイドから簡単なコース説明がある
そしてここで来る途中で20ソル払った時のチケットが配られる
これがウマンタイ湖の入場チケット
この小屋ではトイレは無料、あと簡単な飲み物やスナック類も買える
小屋にウマンタイ湖のスタンプがあったのでパスポートに押してもらう
これでマチュピチュのスタンプに続き、ペルーらしいスタンプが揃った
小屋を出て歩き出すと、天体観測のドームみたいなものがいくつも建てられてるのに気づく
僕がそれを見ながら歩いてるとガイドが「あれはアコモデーションだよ。ここはマチュピチュからそう遠くないから、あそこに泊まってここからマチュピチュに向かって歩いて行く観光客がいるんだ」っと説明してくれた
たしかにグーグルマップでウマンタイ湖の位置を確かめた時も「あれ?マチュピチュの少し南じゃん。意外にマチュピチュから近いんだな」っと思ったのを覚えてる
きっとここでウマンタイ湖を見たあとにここで1泊して、次の日からマチュピチュに向けて歩き出すんだろうな
ここが馬に乗る場所
馬に乗るにはツアー代と同じくらいの料金がかかるらしい
僕と同じグループの人もオバサンが3人くらい馬に乗って行く事になった
馬に乗る人達が手続きしてる間、僕らは待ちです
振り返るとさっきのドーム型の宿泊施設が見えた
高低差が出てるので少し緩やかな坂を登ってきてたみたいだ
でもここまではほぼ平坦な道だった
ここからいよいよ傾斜が始まる
ガイドの話ではここから湖まではほぼこの傾斜が続くらしい
傾斜が延々と続くのは僕が苦手な登山だ
馬に乗った人達は笑って話しながら僕らを追い抜いていく
そりゃ楽だろな 自分の足使ってないんだから
坂道がずっと続くために足首や太ももに負担がかかり、休憩無しでは歩いてられない
普段こういうアクティビティに強い欧米人達も結構バテて休憩してる
ウマンタイ湖がある場所の標高は4250メートル
以前行ったレインボーマウンテンの頂上は標高5000メートル越えだった
けどレインボーマウンテンは最後の傾斜以外はほぼゆるやかな道
それに比べてこのウマンタイ湖は標高は低いけど傾斜の道の長さが全然長い
標高はこっちの方が低いのにまさかのレインボーマウンテンより息が上がる苦しい展開
延々と坂道を登ってる最中も「早く終わってくれー」ってずっと思いながら登っていた
そしてトレッキング開始から1時間半〜2時間経ったあたりでガイドがまだ何も見えてない場所で僕に「コングラッチレーション」と行って拳を合わせてきた
僕が何のことだろと戸惑ってると「そこの岩の向こうに行ってごらん」っとすぐ目の前の岩を指差した
そしてその岩を周りこんで見ると
目の前に湖が現れた
これがウマンタイ湖だ
という事はここはすでに標高4250メートルって事か
「見た目が全然エメラルドグリーンじゃないね」と言うとガイドが「光の反射でだいぶ変わるよ。だいたい皆んな上の岩場から写真を撮るからそこに登ってみて」と教えてくれた
言われた通り岩場に登ってみると下から見た色とは全然違って見えた
これがペルーに来てからよく写真で見てたウマンタイ湖だ
高い岩場に登れば登るほど湖の色は綺麗に見える
みんなでここで交代で写真を撮った
僕も1枚撮ってもらった
それにしても綺麗な景色だ
しんどかったけどここまで来た甲斐あったよ
周辺は切り立った山と雪化粧をまとった山々
湖とこの周辺の景色が融合して最高の景色だわ
僕らがここに滞在できる時間は45分
実は以前はここに2時間近く居れたらしいんだけど、近年だんだん人気が出てツアーで来る人が増えた為に湖の周りにツアー客がたむろしないように滞在時間が短くなってきたみたいだ
下山前にチーム レオパードのみんなと記念に1枚
次に登って来た観光客も来てるしそろそろ下山だ
帰り道はそれぞれのペースで降りて、序盤にあった休憩小屋で集合
ずっと上り坂だった分、帰りはずっと下り坂だ
さあ降りるぞ
僕が小屋に着く5分ほど前から雨が降り始めた
写真じゃ伝わらないかもしれないが、結構降っている
さっきまであんなに天気が良かったのに
山の天気は変わりやすい 一気に寒くなった
今ウマンタイ湖の周辺にいる人は寒いわ、雨で写真も映えないわで可哀想だな
ツアーに参加するときは天気予報見ておく事はホント大事
全員無事に小屋にたどり着き、車に乗って朝食を取った場所まで戻り、同じレストランで昼食
昼食は朝食よりだうぶマシだった
みんな山登りで疲れてるから結構ガッツリ食べた
そこからまた3時間ちょっとかけてクスコに戻る
レインボーマウンテンの時もそうだったが、こういうツアーの帰りの車の中はみんな疲れてほぼ誰も喋らない
みんなだいたい寝てる
僕も気がついたら寝てしまっていて、ガイドに起こされたらすでにクスコだった
体力を使うツアーだったけど行って良かったな
ウマンタイ湖へのトレッキングツアーおすすめです
今日もクスコのアルマス広場は多くの観光客で溢れていた
あと少しこの街でゆっくりしたら次の町に向かおう