2021年12月14日
おはようございます
今日は午前中晴れていたのでラパスの街を一望できる丘に行ってみたいと思う
その丘はKili Kili(キリキリ)と呼ばれている
宿からはそう遠くないので歩いて行ってみよう
宿からどんどん坂道を上って進んで行くと道の途中にもうラパスの街並みが見え始めていた
でもこの辺りの建物も本当にボロいなぁ
大きな街なのにこれだけボロいところに来たのは久々だ
坂をずっと登ってこの大きな壁画が見えてきたら、すぐ右に見える石の階段を上るともう展望台だ
階段を登ってやって来ました
ラパスを一望する展望台、Mirador Killi Killi の場所はこちら
少ないけど地元の人っぽい人やカップルなどが何組か見える
このモニュメントの向こう側が展望台みたいだ
もう横を見たらフライングで景色見えてるけどね
ここが「Mirador Killi Killi」 ラパスを一望出来る展望台だ
こうやって見ると結構高いビルもあるんだね
僕が滞在してるあたりはこんな高いビルないからさ
多分高層ビルが立ち並んでいるのはついこないだ歩いて見て回った新市街ぽいところだろう
逆側の景色には真ん中あたりに競技場のスタンドみたいなものが見える
これラパスの有名なスタジアムみたい
Olympic Stadium Hernando Siles という42000人を収容出来スタジアム
世界屈指の高さにあるスタジアムで、W杯の南米予選でも恐れられているスタジアムだ
なんせラパスの標高は3640メートル
サッカーの南米予選はホーム&アウェイで行われるのでボリビアがホームで試合する時はこのスタジアムを使う
アウェイ戦としてここに来た他国のライバルチームが標高の高いここでサッカーをするのがどれだけ困難かは分かるかと思う
高度順応してないともうまともに走れないんだから
昔、ディエゴ・マラドーナが率いたアルゼンチン代表がここに乗り込んで試合をした時に、選手が標高の高い場所での試合に適応出来なくて格下のボリビア相手に6-1という大差でノックアウトされた試合を覚えている人もいるだろう
標高を味方につけた南米予選で恐れられているスタジアムがここだ
新市街のビル群の向こうにある切り立った山が見える
結構かっこいい山だな
パノラマでも1枚
ちなみにこの展望台にくるまで石の階段を登るんだけど、そこに鉄の門がある
門は夜の10時で閉まってしまうらしいので夜景を見たい場合もそれまでに来るのがいいだろう
またここに来る石の階段の途中には警察官が常駐している小屋みたいなものがある
何でも以前ここに夜景を見に来た人を襲う強盗や泥棒が多発した為に、今は門を閉めるまでは警察官が常駐しているようだ
なかなかいい景色が見れたな もし機会があれば今度は夜も来てみたい
さぁ宿に戻るか 帰りは下り坂だから楽なもんだ
夜、宿の近くの適当な食堂に入る
基本ここはポテトと鶏肉しか扱っていないみたいだ
ボリビアの飯屋はこのパターンがすごく多い
よく分からない鶏肉の定食 13ボリビアーノ
食事を食べ終わって何やら騒がしく賑やかな方に行ってみる
なんかサンタの帽子かぶった人たちが子供にいろいろ配ってた
お、広場でいつのまにかクリスマスのイルミネーションが始まっている
ついでだからちょっと見て行くか
広場の横のスペースにはステージが組まれていて聖歌隊の人達がクリスマスソングを歌い始めた
この日のために練習してきたのか参加している子供たちも大はりきりで歌っている
こっちの子供可愛いわぁ
さあイルミネーションで彩られたゲートをくぐって広場の中に行ってみよう
ひ、人多い・・・
広場には僕がラパスに着いたばかりの日に大人たちが準備していたクリスマスツリーが完成しており綺麗な光を放っている
ヨーロッパと同じように多分来年の1月中旬ぐらいまではこの飾り付けが街に残されるのだろうな
広場にはサンタも用意されていて子供たちと一緒に写真を撮っている
もうすぐクリスマス
南米で迎える初めてのクリスマス
当日は南米っぽく、にぎやかなクリスマスになるのか
それともヨーロッパなどと同じく家族で厳かに過ごすクリスマスになるのか
とにかく楽しみだ
あ、そうだ
この記事がアップされる頃日本は本当にクリスマスですよね
ささやかですが、地球の裏側ボリビアのラパスからメリークリスマスをお届けします
2021年も大変な年でした
来年はどこかのタイミングでこの大変な事態が好転することを皆さんのためにも僕自身のためにも心から祈ってます
いろんな理由を付けていろんな制限ばかりが課せられて、生活に支障が出てきてますが頑張って来年も良い年にしましょう
それでは皆さん良いクリスマスを過ごしてください 良き一日を
Merry Christmas!
Feliz Navidad !