2023年2月24日
おはようございます
テント開けたら目の前は海
昨日は波の音を聞きながら最高の環境で眠れた
しかも、ここ3日間は野宿→空港泊→野宿って感じだったから疲れが取れてなかったのか久々に朝の10時過ぎまで寝てしまった
さぁずっと着てた短パンやTシャツを洗ってしまおう
バックパックの中にメキシコで使ってた粉石鹸がまだ残ってた
これ安くて使い勝手がいいんだよね
Roma(ローマ)っていう粉石鹸でお皿もこれで洗えるし、洗濯物にも使える
メキシコで長期滞在してたバックパッカーはこれで洗濯してる事が多かった
Tシャツとタオル、短パンと靴下を洗ってキャンプ場の敷地に干した
朝飯でも食べるか
昨日買って来たパンとジャムがあるからそれを食べよう
もちろんコーヒーも忘れずにね
それにしても改めて原始的な場所だなぁと思う
この島は熱帯雨林みたいな場所だ
色んな動物や虫、鳥達がいる
その中でもこれ
何か分かる?
カタツムリの殻
昨日のブログでも書いたけどここはフランス領だ
そしてカタツムリが多いとなると・・
そう ここではエスカルゴをよく食べる
これらは全部食べ終わったカタツムリの殻だ
イル デ パンではエスカルゴは有名だけど僕はちょっと苦手
日本で食べた事あるけど何が美味しいのかイマイチわからなかった
天気予報を見ると今日と明日は天気が悪い
たしかにこの時期はニューカレドニアは雨が多め
もうすぐ秋になるけど今はまだギリギリ夏
これが3月の終わりになると気温と水温が下がるから3月以降はオフシーズンになる
雨も少なくて、気温が高い11月や12月がこの国の観光のハイシーズンだ
1月と2月は気温に関しては問題無いけど、雨の日が増えるのだけが難点
それでも僕はこの島国を見てから帰りたかったからゴールドコーストを出発する前に航空券を取った
ただあの時点でピンポイントで天気を予想するのは無理だったからなぁ
今晩はここで何を作ろうか
簡単な料理しか出来ないよなぁ
でもそれにはもう少し食材が必要だ
今日は金曜日
下手をしたら明日と明後日の土日はスーパーマーケットが閉まるかもしれない
数日分の買い物を済ませておくなら今日しかない
夕方はビーチに行きたいから、ちょっと遠いけど今のうちに買い物に行ってしまおう
曇り空の下、買い物に出かけた
このイル デ パンの周辺にも小さな島が点在する
ホテルの受付などではこういった島々にボートで行くツアーやダイビングも受け付けている
歩き出して15分くらいした頃に後ろからクラクションが鳴った
サングラスをかっけた黒人の地元のオジサンがジェスチャーで乗せて行ってやると言ってる
あざまーーーす!!って事で乗り込んで「マテューというスーパーに行きたいです」と伝えて車は走り出す
するとオジサンは運転席で指を4本出して何か言ってる
もしかしてこの人お金を要求してるのかな?っと最初は思った
フランス語だから何を言ってるか分からない
でもオジサンはなにか開け閉めするようなジェスチャーを始めた
そこでようやく分かった
僕が行こうとしてたマテューというスーパーは昼過ぎに一度閉まって、次にお店が開くのは夕方の4時みたいだ
今はまだ13時
16時までは3時間もある
こりゃダメだと思い、オジサンに「乗せてくれたのにゴメンね」っと言って降ろしてもらった
結局そのまま歩いて帰る事に
こうなったら先にビーチに行って夕方の17時くらいからスーパーマーケットに向かおう
キャンプ場に向かって歩いてるとこんな場所の横を通った
よく見ると・・
TESLA(テスラ)の文字
そういえばニューカレドニアって大量のニッケルが埋蔵してるって聞いたことある
世界のニッケル資源の1/4がここニューカレドニアの大地に眠ってるとか
そしてニッケルといえば電池
TESLA(テスラ)は電気自動車だから何か関係してるのかな
そういえば今、日本でもTESLA(テスラ)って走ってるんですかね?
ゴールドコーストではTESLA(テスラ)が沢山走ってました
ゴールドコーストは富裕層が多いのかもうベンツ、BMW、ポルシェあたりは普通車かのようにガンガン走ってる
例えば日本でクラウンが走ってたところで別に珍しくも何もないから誰も見向きもしないじゃないですか
そのレベルでゴールドコーストではベンツ、BMW、ポルシェは走ってた
その上にTESLA(テスラ)があってそれ以上ならベントレーとかフェラーリとかランボルギニーとか
今は日本でもTESLA(テスラ)が走り始めてる頃かなぁっとか思いながら眺めてました
キャンプ場に戻ってオーナーに「マテューに行こうとしたけど16時から開くって知らなかったよ」っと言うと、「マテューとは逆方向にここから10分ちょっと歩いた所に小さな商店があるからそこでも買い物出来るわよ」っと言われた
お店の名前を聞いたらオーナーのオバサンが自分の手の平に書いてくれた
MALISKA(マリスカ)っていうお店みたいだ
とりあえずそこに行って軽めに買い物してそのままビーチに行こう
お店発見 ここか
本当に小さな商店だ
おぉ こんな場所でもキッコーマン醤油
1本770フラン(約930円)
オーストラリアの美味しくないお菓子Tim Tam(ティムタム)が550フラン!?
こんなのオーストラリアでも半額セールなら1.5ドルくらいで買えるのに
絶対いらんわ
缶詰や飲み物だけ買ってそのままビーチに向かった
天気は曇ってても海の水の綺麗さは変わらないからね
ここがイル デ パンのビーチだ
白い砂浜が続き、人も少なめ
波は静かでかなりいいビーチ
これ天気が良ければめちゃ写真映えしただろうな
少し肌寒いように見えるけど、元々ここの気温がある程度あるので2月ならまだ全然泳げる
キャンプ場に戻った際に水着に着替えておいたから荷物を木に引っ掛けて、そのまま海に入った
波が緩やかで気持ちいい
ついこないだまでゴールドコーストという海の近くに住んでたけど、あそこはサーフィンのメッカ
ゆっくりプカプカ浮かんでられないような波がずっと押し寄せるビーチだった
でもここは波に邪魔されず、人にも邪魔されずゆっくり浮かんでられる
サメさえ来なければ・・・
サメ怖っ
でも何と言うか体が浮かぶ浮力が高い気がする
塩分濃度が高いんだろうな
実際海水もかなりしょっぱい
まるであのセイシェルの海のようだ
ひと泳ぎして海の上に浮かんでたら1時間ほど経過してた
イル デ パンのビーチで泳ぐことは出来たけど、あとは天気だけだな
木のトンネルのような道を抜けて行く
ここも右側にビーチがある
そこに見えてる島には泳がなくても浅いから海の上を歩いて行ける
あそこは最終日に行ってみよう
さ、キャンプ場に戻ったら改めてスーパーマーケットのマテューに行こう
キャンプ場から歩き出して5分
この島の人はホントみんな優しい
ヒッチハイクした訳でもないのにすぐに車に乗れと言ってくれる
おかげであっとう間にスーパーに到着
ありがとうね オジサン、オバサン
ここはフランス領だから普通の食パンより、フランスパンが安い
今晩の飯のソーセージとお米、サラミ、ピリ辛イワシの缶詰、フランスパンを買った
パンは昨日も買ったからこれでこの島を出るまではもつだろう
バオビレッジの地元の人たちも買い物に行くみたいだ
早く帰らないと雨が降り出しそうな雲が広がってる
帰り道に昨日も前を通った教会の中を覗いてみる事に
中はこんな感じ
厳かな雰囲気が漂っていた
教会の中を見てると教会の天窓を叩く音がした
ヤバイ 雨が降り始めた
急いで外に出てキャンプ場に向かって早足で帰る
すると3分後
「ツーリスト?乗っていいわよ」
フランス人が車に乗せてくれた
雨が降ってたので写真撮ってる暇がなかったけど、観光客が歩いてるだけでマジで向こうからどんどんお声がかかる
「メルシーー!!」とお礼を言ってキャンプ場に戻った
干してた洗濯物をテントの中に放り込んで、すぐに晩飯の用意
夕方の18:30くらいからこの島は一気に暗くなるからね
炊飯器なんかないから鍋で米を炊いて、その横でソーセージを焼く
ゴールドコーストから持ってきてたインスタントの味噌汁があったのでお湯を沸かして味噌汁も追加
米炊きすぎたな
米の分量がおかしいよね マンガ飯になってしまった
味噌汁はメキシコ人の彼女が好きな油揚げ入りの味噌汁
僕の彼女は味噌汁の具はお揚げが好きなのだ
あ、そうそう
昨日ヌメアの国内線の空港で時間を潰してる最中にずっと喧嘩で連絡取ってなかったメキシコ人の彼女から連絡がありました
まだ蟠りは少しあるけど、今はキャンプ場のWifiを使ってたまにビデオ電話してます
この先、上手くいくかどうかは分からないけどね
テントの中で超特盛ごはんにふりかけの「ゆかり」をかけて、ソーセージにも味付けがわりにゆかりをかける
ふりかけの中で「ゆかり」は僕が一番好きなふりかけ
これがあれば白飯をガツガツ食える
これもゴールドコーストから持ってきておいて良かった
夜食は高いけど無理して買ったクッキーとインスタントコーヒー
キャンプ場の人の話によれば今晩から明日にかけて一晩雨が降り続けるらしい
早く晴れたイル デ パンを見れるといいな
雨降りだけど今日も波の音を聴きながら寝よう