2019年4月29日
朝7:30に2日間泊まった快適なキャンプサイトのセディナリバーサイドをチェックアウトした
今日はナミビアへの移動日だ
ここマウンの町からナミビアとの国境まではダラダラという乗り合いバンを乗り継いでさらにタクシーも使って行く事になる
ルートとしては、
マウン→ハンツィ→チャールズヒル→ボツワナ側のイミグレ→ナミビア側のイミグレ→ヒッチハイクでゴバビス
こんな感じ
今日はなるべく早めに動かないとナミビアに入国するのが夜になってしまう
とにかく急いで出発だ
前の道ですぐにシェアタクシー拾って5プラ(約50円)でマウンのバスターミナルへ
朝7:50 マウンの町のバスターミナル到着
ここがマウンのバスターミナル
ナタからマウンに来た時もここのバスターミナルに着いたのでここに来るのは2回目
ここからまずGHANZI(ハンツィ←ガンジと呼ぶ人もいる)行きの乗り合いバンを探さないと
・・・と思ってたら看板が出てたので乗り場は簡単に見つかった
ここでしばらくハンツィ行きの乗り合いバン待ち
マウンからGHANZI(ハンツィ)行きのバンの時刻表かな?っと思って見たら価格表でした
需要あるかわかりませんが写真載せておきますね
そしてこれは多分マウンからGHANZI(ハンツィ)行きのバスは朝の7時から夕方17:30まで動いてますよって意味だろう
ただし何時に来るのかは全然わからない
そして8:15 ようやくハンツィ行きのミニバンがバスターミナルに入ってくる
これがハンツィ行きの乗り合いバン
フロントガラスの隅にGHANZI(ハンツィ)の文字が出してあるのでバンが入って来た時にすぐにわかるはず
でもここから客待ちだ
ご存知の通りアフリカの乗り合いバスは客がいっぱいにならないと発車しない
この時点で客は一番乗りだった僕一人
子供がよく買ってる体に悪そうな色のスナック菓子を買ってみた
あとアフリカの屋台やバスターミナル周辺でよく売ってるチキンとポテトの軽食も購入
いくらだっけなぁ 忘れたけど多分12プラ(約120円)とかだったと思う
お菓子のバラ売り発見
これはたしか2個で1プラ(約10円)とかだったかな
あ、ナミビアあたりでよく見ると言われてる少数民族のオバチャンだ
頭の帽子が独特だよね
時にはお菓子を食べ、時にはジュースを飲み、時には子供と遊び時間を潰す
10:10 ついに乗り合いバン出発
GHANZI(ハンツィ)行きのバンがこのバスターミナルに入って来てから約2時間が経っていた
これがチケット 70プラ(約670円)
あー 早く次のハンツィの町に着いてほしい
乗り合いバンは途中チェックポイントで口蹄疫での消毒をこなしてゆく
さぁ皆んなでふみふみしましょう
別のサンダルなどを持ってる場合はそれももちろん消毒しないといけない
マウンから3時間半ほど走って13:50 GHANZI(ハンツィ)のバスターミナル到着
GHANZI(ハンツィ)のバス乗り場はここ
目の前にはすでに次の目的地のチャールズヒル行きのバンが止まってた
フロントガラスにCHARLESHILL(チャールズヒル)の文字
すでに数人が乗り込んでたので僕もすぐに乗り込み出発を待つ
ここでは客がいっぱいになるのを40分ほど待った
14:35 ガンジからチャールズヒルに向けて乗り合いバン出発 55プラ(約530円)
約2時間40分走って17:15 チャールズヒルの乗り合いバン乗り場に到着
ここチャールズヒルは一応ボツワナ側の国境に一番近い町
でもここからボーダーまではなんだかんだでまだ3.5Kmほどある
だからここからはタクシーだ タクシーはもうその辺にいるのですぐ捕まえる事ができる
国境までの相場は30プラ(約290円)
17:20 タクシーでボツワナのボーダーへ向けて出発
料金は相場通りの30プラ
この時走り出してすぐに若いドライバーが「俺の車ガソリンがもう入ってなくて困ってんだよねぇ」とか言い出した
僕は恐ろしく冷たい態度で上記の様に言ってドライバーを黙らせました
ものの5分ちょっとでボツワナ側のイミグレ到着です
僕を乗せて来たタクシードライバーが怯えた子犬のような顔でお金をもらうのを待ってたので30プラと別に手元に余ってた小さなスナック菓子をチップ代わりにあげると、あっという間に笑顔になってチャールズヒルに帰って行った(笑)
早速イミグレに入って出国手続き
とはいえ出るだけなのですぐにスタンプ押されて出国手続き完了
17:30 ボツワナ出国
今度はここから約1kmの道のりを歩いてナミビアのイミグレーションへ向かわなければ
この時点でだいぶ日が傾いて来た
これ今日暗くなる前にナミビアの最初の町、ゴバビスに着けるのだろうか?
Mamuno Border Control (ボツワナ側)
この先にナミビア側のイミグレが待ってるはず
なるべく早くイミグレに行って入国してヒッチハイクを開始しないと暗くなってしまう
暗くなってからのヒッチハイクはこっちもひかれる可能性があるので危険だ
汗を垂らしながら歩いてついにボツワナとナミビアの境目に到着
このラインがボツワナとナミビアの境目
ちょうど間にバックパックを置いて記念に一枚写真を撮った
そして先にはナミビアのイミグレ
ナミビアは日本人は90日以内の観光ならビザ無しで入れる国
入国審査で「パスポートのここにスタンプ押してね」って言ったのに全然違うページに押された事に対する殺意を押し殺しながらナミビアの入国審査無事通過
18:00 ナミビア入国
朝からここまで長かったー
でもここでまだ終わりじゃない
ここから最初の町ゴバビスまでは交通機関が何も無い
マジでバスもタクシーも何も無いのだ
なのでここからはヒッチハイク
この国境では旅人はヒッチハイクするのが当たり前になってる為、ここをよく通る車ならヒッチハイクする旅行者を見かける事は珍しく無い
そしてアフリカのヒッチハイクは基本有料だ
ここをナミビア側に向かって走る車はどちらにしても最初の町ゴバビスかその先のどこかまで行くはずなので、乗せる側としても元々の行き先に向かうだけでお金が入るので割と簡単に乗せてもらえると聞いている
・・・ただ予想に反して車が全く通らない これは困った
とりあえず歩くか
何かの匂いと多くの視線を感じて横に目をやると側道に牛を大量に乗せたトラックが
あぁもうこれでいいから乗せてくれないかなぁ
でも運転手が見当たらない
お前らは売られて行くのか?
暑い中ギュウギュウ詰めで可哀想に
それにしても見事に人が歩いてない国境だ
僕の他にも数人は旅行者がいるんじゃないかと思ってたけど人っ子一人いない
それどころか今日の朝ホテルを出てからどの乗り物の中でも一度も外国人を見ていない
外国人は僕だけだった ずっとローカル達に囲まれてここまで来た
気がつけば夕日も半分沈んでいた
急がないとこんなに何も無い場所じゃあっという間に暗くなってしまう
今日はもうゴバビスに着くのは無理かと諦めかけていたその時だった
ブロ・・
ブロ、ブロローー
ブロロローーーーー
来た!
後方から1台の乗用車が来た!
もう今日はこれを逃したら終わりかもしれない
バックパックを地面に放り出して汗だくのまま両手で大きく手を振った
1台目で見事に車ゲット!
しかも運転してたのは目的地のゴバビスの町の人 助手席には彼女も乗ってる
この時点で安全も確保 願っても無いドライバー
値段交渉でゴバビスで泊まりたいと思ってた宿まで70プラ(約670円)
2分前まで「ここまで来て側道で野宿か」と覚悟してたのに今は冷房の効いてる安全な車の中
地獄から天国
時刻は18:20
アフリカの大地が夕陽に染まる中、ここからゴバビスまで快適な1時間のドライブ開始だ