2018年12月11日
4日間過ごしたアムステルダムから電車に乗って次の街を目指す
アムステルダム中央駅からものの30分で電車は目的地ユトレヒトに到着した
まだオランダの中で行った事のない街を求めてどこに行こうか考えてる時に日本人観光客がよく訪れると聞いていて、アムステルダムからもかなり近くにある事から気にはなってた街ユトレヒト
僕はこのあとベルギーを経由してまたドイツに戻る
ドイツでは日本で僕がカウチサーフィンでホストしたドイツ人の友達と会う約束がある
その予定に間にあわせる為にもあまり時間が取れなかったので日数をかけずに観光出来る街を探していた
ユトレヒトは大きな街ではないので1日もあれば観光出来てしまうらしい
そしてここはあの有名キャラクターの「ミッフィー」が誕生した街でもある
それを聞いてこの街に決めてここまでやってきたのだ
ユトレヒトの駅から大きなメインバッグを担いで宿に向かってる最中、早速ミッフィーの故郷ならではの物が目に入った
おわかりいただけただろうか?
そう、信号機の赤信号のマークがミッフィーになっているのである
さすがミッフィーで有名な街 いい演出してくれてるな
やたらと目立つカラフルな横断歩道だと思ってたんだよね
とりあえず信号が青になったのでミッフィーの信号の横断歩道を渡ってみよう
青信号もちゃっかりミッフィーのマーク
このミッフィーの信号機はDe Bijenkorfというショッピングセンターと駅の近くのケンタッキーの間にあります
ミッフィーの信号機の場所はこちら
多分ユトレヒトに行った観光客はほとんどの人がこの信号機見に行ってると思います
更にそのまま宿に向かってユトレヒトの街を歩いてる時、ビックリする物が目に飛び込んできた
えええええっっっ! まさかこれもミッフィー!?
だとしたら恐!!
ミッフィーの真の姿(?)に怯えながらやってきたのは今晩の宿
僕が今回ユトレヒトで泊まったのはこちら
(なぜか写真がこれしか残ってなかった・・スイマセン)
ステイオーケー ユトレヒトセントラム
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★★☆
※あくまでも個人的な評価です
立地からスタッフからシャワーからwifiまでなかなか優秀なホテルでした
これでもう少し安ければオランダ再訪の時にリピートしたいぐらい最高のホテル
因みにオランダは基本ホテル代が高くつき、アムステルダムはその中でも特にホテルが高いです
もしアムステルダムのホテルが軒並み高額なホテルしか残ってなかった場合は電車でたった30分なのでこのユトレヒトにホテルを取ってここからアムステルダムに観光に行くのも手だと思います
宿に荷物を置いて一息ついたら早速いつものように街歩き
僕はユトレヒトのホテルを1日しか取ってない 観光できるのは今日だけだ
ニワトリを持つおばさん 誰だろ?そして何の銅像だろ?
ユトレヒトはオランダ第4の都市でアムステルダムからもたった30kmの場所に位置する
オランダで一番有名なユトレヒト大学もここにある
街の中でひときわ高いドム塔
ドム塔が作られてからユトレヒトの街には「ドム塔より高い建造物を街に作ってはいけない」というルールが出来たので依然ドム塔がこの街で一番高い建物だ
要はユトレヒトは街のどこからでもこのドム塔を見えるように配慮したって訳だ
それにしてもユトレヒトには綺麗な建物や可愛いお店が多い
歩道には下の写真のような謎に可愛いシンプルな絵がところどころにあるし
やたらと可愛い外観のお店も多い ここはコミックショップのようだ
若い人たちがデザインしたものなのかセンスのいい店舗や看板が目立つ
あのオジサンはこの川沿いに住んでるのだろうか
川沿いに道路の下に入れる入り口がいくつもあるんだよなぁ
ボートも見えるしあれでこの運河を行き来してるのだろうか
学生が多く治安が良さそうな落ち着いた街 それがユトレヒトのイメージ
オランダの街にはいい印象しかない
お、日本語でメリークリスマス やっぱここ日本人が沢山来るんだなあ
そして街を南に下りながらやってきたのはここ
ナインチェ博物館!
ナインチェ博物館っていうのはいわゆる「ミッフィー博物館」の事だ
正式名称はナインチェ博物館なんだけど日本人からミッフィー博物館と呼ばれてる場所でユトレヒトの観光で検索をかけたらだいたい出て来るのがこの博物館
因みにミッフィーの事を地元オランダではナインチェ・プラウスって呼びます
ナインチェ博物館(ミッフィー博物館)の場所はここ
チケットは向かい側の建物のお土産物屋のような場所で売ってます
どこを見てもミッフィー一色で子供やミッフィーファンなら手を出してしまいそうなグッズが沢山置いてある
この電気スタンドいいね! 子供が喜びそう
さ、チケットを買って中に入りますか
ん?
なんだかえらく子供向けなデザインのチケットですな
まぁチケットのデザインは関係ないか とりあえず中に入ってみよう
このキャラクターのどんな歴史や展示物が見れるのか楽しみだ
早速ミッフィーがお出迎えか 子供なら喜ぶでしょうね
え?荷物はここに入れてくれって?
またまたご冗談を!! このロッカー子供用でしょ?
え? 大人の自分も変わらずここですか?
そりゃ失礼しました
なんかロッカーまでもが随分と可愛らしく子供向けだな・・
あ、ここでもまた日本語だ
やはりユトレヒトに観光に来た日本人はここによく来るって事か
ふむふむ、なるほどね
ディック・ブルーナーって人がミッフィーを最初に描いたのか
えっと今日本人は僕だけかな? 他にも一人で来てる日本人は・・
というか一人で来てる大人は・・・? どこ??
んん??え?
なんじゃこりゃ?
ここ完全に幼稚園や小学生低学年くらいの子供が楽しむ場所じゃねーかオイ
ヤバイ 完全に来る場所間違えた
ここは40代の大人が1人でチケット買ってくる場所じゃない
僕のこの時の心境がおわかりでしょうか?
地獄
ただ地獄・・・・!!
もうオッサン一人でどうしていいかかわらずにキョロキョロしようもんなら完全に金髪の子供を誘拐しに来た不審者みたいになってどこに居ればいいのか、どこを見てたらいいのか分からずにパニクってました
一体これは・・・・何かの間違いであってくれ 夢なら覚めてくれ
俺はどこに迷い込んでしまったんだ
子供の世界に一人アジア人のオッサンが紛れ込んでるこの状況に当事者の自分が耐えられなくなり、この後といえばなるべく人気の無いところに行き館内の写真だけ撮ってこの博物館をいち早く出る準備をしてました
トイレ綺麗でした
いや、それどころじゃない とにかく出口へ!
で、出口は・・・・・まだか!?
おっとこの人はもしや・・
このオジサンか ミッフィーの作者ディック・ブルーナーさんは
この人が最初絵本の中に描いたウサギがミッフィーの始まりだったんだよな
因みに一番最初のミッフィーは耳が横にたれてたそうだ
今のピンと耳が立ってるミッフィーはのちにデザインしなおされたもの
きっと作者も絵本の中に描いたキャラクターの中の一匹のウサギが世界中で愛されるキャラクターにまでなるなんて思いもしなかっただろう
さぁ不審者レベルの僕はもうここから脱出しないと
いつ警備員が来てもおかしくなさげな状況だ(笑)
ナインチェ博物館(ミッフィー博物館)を出た後、ちょっと気になってたカフェに足を運んだ
食べたかったのはコレ このお店の名物アップルボール
外側はカリカリのカラメル状になっていて中には皮を剥いて柔らかくされたリンゴが丸々入ってるスイーツ
お店の名前はBond and Smoldersといいます
アップルボールを注文すると温めるかどうかを聞かれます
温めてもらった方が絶対美味しいですが、電子レンジでチン!とかではなくゆっくり丁寧に温めてくれるのでその場合出て来るまでに10分弱待ちます
でも待ってでも絶対温めてもらったアップルボールをオススメします
僕が行った時にはお店に少し日本語を話せる女性店員がいました
アップルボールを出された時に「ドウゾ メシアガレ」って言われた時は普通にビックリしました(笑)
ここのアップルボール、マジで激ウマなので是非立ち寄ってみてください!
ユトレヒトに来てこの店のアップルボールを素通りは勿体無いです
絶品アップルボールが食べれるカフェ、Bond and Smoldersの場所はこちら
Bond and Smoldersのアップルボールに満足したあとはゆっくり散歩しながらホテルへ
ユトレヒトもあちこちに自転車がいっぱい置いてある風景は同じだ
オランダといえばマリファナと風車と自転車
そして本当にこのイメージ通りの国だった でも想像してたよりもっと素晴らしい国
明日はこの大好きなオランダに別れを告げ次の国へ行く
行き先は4年前にも訪れた甘党の国ベルギーだ