2019年9月7日
昨日車中泊した滝の前から朝早めに移動し、山の中にある青い湖を見に来ました
「Víti」というエメラルドグリーンの湖
ここはクレーターの中に出来た湖だ
駐車場から未舗装の坂道を歩いて登るとこの様に青緑色の湖が現れる
ここの未舗装の道は靴がかなり汚れてしまうのでみんな湖を見て帰って来たら駐車場で靴の土を落とす作業をしてから車に戻って行く
僕らもここで靴の裏と一部側面に土がかなりついてしまった
クレーターの中の湖だけなぜこうも綺麗な色になるのか不思議だ
すぐ側にはもうひとつ小さめのクレーターがあり、そこにも可愛いサイズの湖が出来上がっている
小さい方は近くまでは行かなかったが十分綺麗な湖を堪能出来た
僕らがVitiの次に向かったのは「Hverir」と言われる九州の別府の地獄谷温泉の数段グレードアップしたような場所
もう駐車場に来た時点でとんでもない硫黄の匂い
一帯は温泉が湧いてる様なエリアだからその辺でグツグツと地下水が煮立っている
硫黄臭をたっぷり纏ったいくつもの煙が立ち上り、まるで別の惑星にでも来てしまったかの様な光景だ
硫黄臭さはハンパじゃないが地球の活動を感じることが出来る場所だったと思う
アイスランドの地獄谷を後にして、次に僕らがたどり着いたのはアイスランド北部で一番評判の良い温泉
「Mývatn Nature Baths」という温泉施設
靴が汚れてしまう「Viti」の湖からも近いので、温泉の入り口には靴の土をこすって落とすこんな器具まで用意されてる
隙間に足を入れて上下すると靴にこびりついた土を簡単に落とすことが出来る
僕らも土を落として温泉施設に入った
Mývatn Nature Bathsの場所はこちら
施設の中は売店、カフェ、温泉の受付という感じに分かれている
売店の棚にはアイスランドオリジナルのミネラルウォーターが並べてあった
これちょっと飲んでみたいんだよなぁ
カフェではwifiも飛んでいるのでチーズケーキとカフェオレを注文してまずは休憩
これは温泉に入った後に食べたここの食事
もっと色々スープとかあるんだけどね 安めの食事を選びました
カフェの壁の一部はガラスになっているので温泉に入ってる人たちが見えるようになっている
真昼間だけどそこそこ人いるね
僕らも少し休んでから温泉に入るチケットを購入
まずはロッカー&シャワー室で着替えしてシャワーを浴びます
ロッカーは受付でチケットを購入した際にもらえるコインを使って閉める
温泉に繋がる通路にシャワーがあるのでそこでシャワーで身体を流してから外の露天風呂に出ます
シャワーを浴びてから外の露天風呂に入る際に風が吹いてるとこの時期でもかなり寒いです
ここがアイスランド北部で一番評判の良い温泉Mývatn Nature Baths
外は寒いが身体を温泉につけてしまえば天国気分だ
寒いからかニット帽被って温泉入ってる欧米人もいたけど(笑)
お湯は特に熱過ぎるような事はないのである程度の時間入浴しててものぼせにくいと思う
多分40度ないくらい
温泉の出入り口付近には水も用意されていた
ほんのうっすら乳白色のお湯は温泉の何らかの成分で肌にしっとりした軽いぬめり感を与えてくれる
因みに施設内にはサウナもあります
ただ先にサウナでバテてしまうと温泉の入浴がしんどくなるので温泉後に入る事をおすすめします
雲が少し多かったけど隙間から見える夕日が綺麗だった
アイスランドで夕日を見ながら温泉に浸かるって贅沢な時間だ
温泉は世界中にあるけど日本ほど狭い国の中にあれだけ温泉の数がある国は珍しい
日本人の温泉好きは世界でも知られている
日本人にとっては温泉って切っても切り離せないものだ
日本の文化のひとつと言っていいだろう
海外から日本に旅行に来た外国人が日本の温泉に入りに行く姿も多い
外国で温泉と聞くとそれだけで入りに行きたくなってしまうこの衝動
これはもう日本人のDNAに刻まれてるものなのかもしれないね
そして温泉に浸かった時に感じるどこか懐かしい安心感
僕らは温泉に入ってる間、知らず知らずに日本を思い出してるのかもな
こんな打たせ湯のようなものまであるなんてまるで日本の銭湯みたいだ
僕らは温泉にたっぷり浸かったあとサウナで汗を流した
サウナから見る温泉と夕焼け
アイスランド滞在中の贅沢な時間のひとつだった
アイスランドを車で周遊するとなるとどうしても車中泊など車の中で寝ることも増える為にシャワーを浴びれない日が出てくるはず
そんな時はとびっきり気持ちの良い開放感のある温泉施設を利用してサッパリしてみてはどうだろうか
きっと風呂上がりには日本の風呂屋の様にコーヒー牛乳やフルーツジュースやマミーなんかを飲みたくなるような感覚に浸れるかと思う