2020年3月11日
おはようございます
最近夜に次の日のブログを書いて、英語の勉強が終わったら余った時間でネットで進撃の巨人のシーズン3を1日2話ずつ見てました
日本にいる時、シーズン2の途中まで見てたんですよ
続きから見始めたんですけどシーズン3やばいですね
シーズン3の16話のエルヴィン隊長が死の特攻をかける前の作戦会議の演説聞きました?
アツくなるものがありますね
そしてシーズン3の終盤に訪れる、どちらか一人しか助けられない状況でアルミンを助けるかエルビン隊長を助けるかのリヴァイの選択
シーズン3は敵の巨人との戦いはもちろんなんですけど結構人間ドラマが描かれていて今までのシリーズで一番好きです
日本でちょっと前に流行ってた鬼滅の刃も面白かったんですけど、僕は個人的に進撃の巨人の方が好きですね
さて今日は朝からアルゼンチンを一度離れウルグアイに向かう
ブエノスアイレスからは船が出ているのでそれに乗ってウルグアイに向かいます
基本的にブエノスアイレスから船でウルグアイに行く場合、コロニア・デル・サクラメントという町か首都のモンテビデオに行くことになります
船の会社はBUQUEBUS、Seacat、Colonia Expressの3つがあり、僕はその中で一番有名なBUQUEBUSという会社の船を利用する事に
宿のスタッフが「BUQUEBUSはシーズンによっては満席になることもあるよ」と教えてくれていたので僕は前日の夜にネットで予約して行きました
まずは泊まっているパレルモ地区から船が出る海辺のエリアに地下鉄で移動
古ぼけた車両に乗りレアンドロ・アレムという駅を目指す
レアンドロ・アレムに着いたらそこから歩きでBUQUEBUSの事務所と船着場のある大きな建物に行く
ここがBUQUEBUSの船が出るビルだ
ウルグアイに向かう船が出るRENAPER Buquebus の場所はこちら
BUQUEBUSの建物の中は思った以上に広くて内装も綺麗
ビルを外から見た感じでは想像しがたいインテリアに驚きながら、BUQUEBUSのカウンターを探してプリントしてきた予約のバウチャーとパスポートを提示する
バウチャーを船のチケットに変更してもらったらこれでチェックイン完了
大きな荷物がある人は飛行機に乗るときと同じようにここで預け荷物をカウンターの人に渡すんだけど、僕はまたすぐアルゼンチンに戻ってくるのでメインバックはブエノスアイレスの宿に預けたまま
今回は貴重品の入ったサブバッグとシャワーを浴びる時の洗面用具だけ持ってきた
エレベーターで上の階に上がって出国審査を受けて待つように言われたのでその通りに移動する
ここからアルゼンチンを離れてウルグアイに移動するので当然この船着場に出国審査がある
そして更にはウルグアイの入国審査のブースもあるので、この建物の中でアルゼンチンの出国審査とウルグアイの入国審査を同時に済ますことが出来るのだ
滝が流れる壁を右手に通路を進むと出国審査と入国審査のブース
アルゼンチンの出国審査はあっさりと終わり、ウルグアイの入国審査も国境によくある指紋を取られる機械に指をおいて指紋を取ってもらうだけですぐに通過
まだアルゼンチンのブエノスアイレスにいるのにパスポート上ではウルグアイに入国したことになっている
後はこの2階のロビーで乗船を待つだけ
ここにはWifiが飛んでるのでネットが出来るからそこまで退屈することはない
そして30分ちょっと待ったところで船のスタッフから乗船開始の声がかかる
乗客が歩いて行く方法についていきながら渡り廊下を渡っていると左手に僕らの乗る船が見えた
あの船がそう
大きなフェリーなので車やバイクの乗り入れも可能
船内は金ピカでめちゃくちゃ綺麗
ちなみに2階はVIPルームなので高めのチケットを購入した人のみが行ける
対して一般の席はこちら
これでも十分でしょ?
隣に誰か座らない限りすこぶる快適です
船内には両替所もある
でもレートめちゃくちゃ悪いので使わない方がいいです
ウルグアイに着いた時に船着き場の建物内にATMがあると聞いていたので僕はここでは両替しなかった
僕が今から向かうのはウルグアイのコロニア・デル・サクラメントという町
地図アプリで見てもアルゼンチンの目と鼻の先でブエノスアイレスから船で1時間ちょっとで着ける町
窓の外は朝から引き続きどんよりとした雲に覆われ海もただの濁った水って感じの色
船が出港してからしばらくは窓の外を見ていたが、綺麗な景色でもないので気がついたらウトウトと寝てしまっていた
ポンポンと肩を叩かれ目を覚ました時には乗客のほとんどが席を立って降りる準備をしていた
後ろの席のおじさんが寝たままになっている僕に気づいて起こしてくれたのだ
本当にあっという間
僕らは無事ウルグアイに到着した
まずはウルグアイの通貨ウルグアイペソを手に入れるためにATMを探す
ATMはすぐに見つかったんだけど欧米人観光客が5人ぐらい溜まっていてみんな浮かない顔をしている
どう見ても雲行きが怪しい
僕が ATMの所に行くと一人の欧米人が「みんな試してるけどこのATMお金が下ろせないんだよ」と言った
マジか
でもATMの情報はここしか知らなかったので一応僕もトライしてみるしかないなと思い ATMにカードを入れる
ATMはウルグアイのペソと USドルを選んでおろせるタイプの機械だった
ほぼお金が出てこないと分かったATM にわざわざ自分のカードを入れるのって怖いもんだ
カードが機械に飲まれるかもしれないし、スキミングされて情報だけ抜かれるようなATM かもしれないだから
結果カードは戻ってきたものの案の定僕のカードでもこのATMではお金がおろせなかった
船着き場にはこのATMしかないので参ったなあと思いながらとりあえず船着場の外に出てみる
グーグルマップで確認すると船着き場の少し先にバスターミナルがある
このバスターミナルなら中にATMがあるんじゃないだろうかと思い、宿には向かわずバスターミナルに行くことにした
5分も歩かないうちにバスターミナルに到着
そして僕の読み通りバスターミナル内には ATMが1台あった
カードも反応してちゃんとお金もおろせたのでとりあえずウルグアイの通貨はこれで手に入った
因みにこのコロニア・デル・サクラメントは非常に小さな町
大まかに見て回るのに2〜3時間もあれば十分な広さ
だからここには泊まらずアルゼンチンから日帰りで観光に来る人も多い
1日滞在したら十分なので明日は僕も首都のモンテビデオに移動するつもり
ついでなので今降ろしたウルグアイペソを使って明日の朝のモンテビデオ行きのバスチケットを買っておいた
自分の宿に向かうためにさっきの船着場からまっすぐに伸びる道に移動するとさっきの欧米人達がいた
「あっちのバスターミナルの中にATMがあってお金おろせたよ」と教えてあげて宿に向かう
今日の宿はここ
Celestino Hostelというホステル
入り口は殺風景でわかりにくいけど中は中南米でよくある安宿
Celestino Hostel の場所はこちら
Celestino Hostel
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★☆☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
コロニアデルサクラメントの町の中心近くにある安宿
ドミトリーで小さな部屋に2段ベッドが3台置いてある
キッチンはあるけどかなり狭くて使いづらい シャワールームはある程度綺麗
スタッフはおちゃらけてるけど色々教えてくれる
Wifiはちょっと遅めかな あと可愛い犬がいます
とりあえずチェックインもできたので早速コロニア・デル・サクラメントの町を歩いてみる
まずは宿の近くの町を横切る一番大きな通りに出てみた
雨が結構降ってきたけど傘をさしてる人は少ない
町で1番大きな通りとはいえ、通りに並ぶ店はこじんまりしたものが多い
一応観光客向けのカジノもあるがあまり派手さはなく素朴な感じの町だ
少し歩いたところに小さなカフェを見つけた
今日は朝食を食べずにアルゼンチンを出てきていた
さすがにちょっと腹が減っていたのでここで食事をすることにした
値段表を見て、パラグアイのアスンシオンでウルグアイをすでに旅した女性バックパッカーと出会った時にその子が教えてくれた言葉を思い出した
「ウルグアイは物価安いと思ってる旅人が多いけど、思った以上に高いので気をつけてくださいね」
たしかにメニューを見る限り結構高そうだなこれは
まずこのホットチョコレートが130ウルグアイペソ(約320円)
奥の小さなチョコパンが70ウルグアイペソ(約170円)
手前のハムとチーズとトマトのサンドイッチが220ウルグアイペソ(約540円)
この3つで日本円で合計1030円
うん、これは中央ヨーロッパ並みとは言わないけど東ヨーロッパと同じぐらいかそれよりちょっと高いぐらい
ウルグアイの物価侮れないです
腹も満たされたことなのでこの町の観光スポットを見て回ることにする
このコロニア・デル・サクラメントはウルグアイで初めての世界遺産
街全体が世界遺産指定されてるのだ
ラプラタ川沿いの古い歴史のある町で対岸には僕のやってきたアルゼンチンのブエノスアイレスがある
最初に訪れたのはSan Miguel bastionという城壁跡
もうだいぶ崩れてしまっている感があるんだけどこの町に来た観光客がほぼ必ず見に行く場所
城壁の門とそこに架かる橋と砲台が残っている
ウルグアイの国名は先住民の言葉で「曲がりくねった川」という意味
ウルグアイという国は昔入植してきたポルトガルとスペインに 勝手に領土争いを繰り広げられ、その結果スペイン領となった
その後ウルグアイは独立したアルゼンチンの一部となる
しかし、その後さらにブラジルに攻め込まれてアルゼンチンとブラジルの間でウルグアイの領土の取り合いが起こる
長い戦いの末にイギリスが仲介に入りブラジルとアルゼンチンの緩衝地帯としてウルグアイの独立が承認された
ウルグアイという小国はこうして出来たのだ
コロニア・デル・サクラメントの観光は城壁を見終わったら古い町並みを見ながら海辺を歩くのが定番
僕も古い町並みにさしかかったけど、海があまり綺麗じゃないと聞いていたのでもうそっちを先に見に行ってから古い町並みを楽しむ事にした
小さな灯台のイカリのモニュメントがある海辺
でも天気はかなり悪い
にごりに濁っているの海辺にところどころ日本の松の木のような木が生い茂っている
天気が悪すぎるとはいえこれはちょっと寂しい光景だなぁ
僕はすぐに海辺を諦め古い建物残る街中へと戻った
ちなみにウルグアイは街を歩いてればすぐわかるが、白人の人がほとんど
人口の9割が白人で構成されており黒人はわずか2%と聞いている
ここは南米でもあまり混血が進んでいない国なのだ
ほとんどが白人ということはヨーロッパから入植してきた血筋の人達ということ
ここに住んでた昔の人のほとんどは内陸部のパラグアイなどに逃げ込んでしまって実はウルグアイにはほとんど残っていない
人口わずか330万人
国の人口よりも牛の数の方が多いウルグアイ
こんな小国なのに世界で名だたるサッカープレイヤーを生み出す国
これだけの人口の小国からどうすればあそこまですごいサッカープレイヤーが出てくるのか日本にも教えてもらいたいもんですね
町の中心に戻って通りに並ぶお店を見ている時にこれを見つけた
名前ちょっと忘れたんだけどブラジル人やパラグアイ人やアルゼンチン人がよく飲んでいるマテ茶を入れる容器とストロー
牛肉の消費率が高いウルグアイでもやはりマテ茶はよく飲まれている
マテ茶にはビタミンやミネラルが豊富でコレステロール値を下げる効果があると言われている
日本のコンビニでも確かマテ茶って売ってましたよね?
アルゼンチンやパラグアイを旅したことがある人なら分かると思うが1人ひとつはマテ茶を入れるあの容器を持ち歩き、茶葉をこす機能のついたストローでみんなマテ茶を飲んでいる
こっちではマテ茶を入れてる容器をみんなで回し飲みするのは友情の証
本当は現地の人とそういうのもやってみたかったが、コロナが流行ってアジア人への警戒が高まっている今そんなことは出来ない
今はアジア人は特に目につく存在になってるので中国人みたいに騒ぎ立てず静かに空気を読みながら旅しないと
明日は朝からウルグアイの首都モンテビデオに移動だ