2019年9月8日
今日もリングロード北部の最初の観光は滝です
目的の滝が見えてきた
僕らがやって来たのはGoðafoss(ゴーザフォス)の滝
ここは落差こそ低いものの横のワイドさではアイスランドの滝の中でも一番だ
真冬にはこの大きな滝が凍結してしまうらしい
このでかさの滝が凍結するとそれはそれで迫力あるだろうな
滝の水はそのまま川へと流れ出て行くんだけども橋を使ってこの川を渡り、対面からも滝を見ることが出来る
小道を歩き反対側に行ってみる事にした
うん、反対側から見てもほぼ変わりなし!
よし次行こう(笑)
次に訪れたのはアイスランド北部で最大の街 Akureyri(アークレイリ)
アイスランド全土にあるチェーンスーパーマーケットのBonus(ボーナス)に立ち寄って今後の食料や飲み物を調達
スーパーに貼ってあったスーパーBonus(ボーナス)の分布図
やっぱり西のレイキャビク方面に集中してるんだな
食料以外で僕らの目に留まったのはこれ
Bonus(ボーナス)のショッピングバッグ
なんか可愛くてサイズが色々あるのでアイスランドに来た記念に自分へのお土産で買う事にしました
Bonusのオリジナルスナック ベーコン味
中身もベーコンみたいな色合い なかなか美味しい
Akureyri(アークレイリ)の街にもルーテル教会がある
この教会も街のシンボルのように街の高台に建てられている
ここがAkureyri(アークレイリ)のメイン通り
この通りにはバックパッカー宿からレストラン、ブランドショップ、カフェまで一通り揃っている
こじんまりしていて可愛い街だ
アイスランドの所々にある街は全部可愛くて素朴でいいね
こんなに寒くてもアイスクリームは売れている
Akureyri(アークレイリ)の街をある程度歩き回ったところで僕らが休憩場所に選んだのは本屋の中にカフェを併設したこの場所
「Penninn Eymundsson Akureyri」というカフェを併設した本屋
本屋の中のカフェにはwifiも飛んでいます
Penninn Eymundsson Akureyriの場所はこちら
カフェでは食事してないのだけど本屋の中を歩いている時にお店のオバサンから「ワッフルとコーヒーはいかが?」と声をかけられた
どうやら売ってるのではなく無料配布されてるようだ
ワッフルは最後の一枚だったのでゆーき君と半分ずつ分けた
本屋でこんな飲食の無料配布してるってアイスランドいいよね
本屋の中に文房具を売ってるコーナーがあったんだけどそこで売られてたポストイット(メモして貼るやつ)を見て驚いた
この値段に注目
ポストイット1個 3799アイスランドクローナ(約2800円)
どういう物価だよ・・アイスランド怖い(笑)
最後にもう一度この街のシンボルとも言える教会を見に来た
独特の形をした教会がAkureyri(アークレイリ)の街を見守る様に建てられている
ずっとこれまでもこうしてアークレイリを見守って来たんだよなお前は
こんな静かで人も多くない可愛らしい北欧の街に一度でいいから僕も住んでみたいもんだよ
Akureyri(アークレイリ)の街を出た僕らはとあるポイントに向かっていた
そのポイントとはなんでもない山の中
名前も知らない様な山の中だ
なぜそんな山の中に向かってるかというと今夜その山の中にオーロラが出るというのだ
根拠はゆーき君がAkureyri(アークレイリ)の街のカフェでネットしてる時に見つけてくれたオーロラの天気予報「オーロラフォーキャスト」
Aurora forecast for Iceland
https://en.vedur.is/weather/forecasts/aurora/
これを使えばオーロラが今夜どこに出るのかを時間ごとに調べる事が出来る
僕らは夜の22〜23時ごろにどこで爆発的にオーロラが出るかを調べた
それが今から向かうアイスランド北西部の山の中なのだ
正直オーロラフォーキャストがそう言ってるからって本当に今日そこにオーロラが出るのかどうかなんてわからない
ただこの日はアークレイリを出た後に特にこれと言った観光予定を入れていなかったので僕らはいちかばちかオーロラフォーキャストの検索結果にかけてみる事にした
僕らが目標を定めた山に近くにつれて風景からは急に建物が少なくなった
国道を走っていても人家の灯りはずっと遠くに疎らに見えるだけ
リングロードをそれて山に向かう道も途中から未舗装の細い道となり、他の車とすれ違う事もなくなった
グーグマップにピンを立てた地点を目指して暗くなった山道をただ進んで行く
そして僕らが夜の山の中に入って車から降り見上げた空には・・
天空の神秘
信じられないくらいのオーロラの大爆発
ついに・・
ついに「オーロラを見た」と自信を持って言えるほどのオーロラを目の当たりにした
この写真一切加工してませんからね
ここに載せてる写真はゆーき君の一眼レフで撮ってもらった写真だが、僕の性能の低いiPhone7にも写るぐらいオーロラは濃い色をまとい夜空を彩っていた
夜空に繰り広げられる神秘の光の舞
あの見たくてもなかなか見れないオーロラが肉眼でこんなに見えてしまっていいのか
自分の目でオーロラの光のカーテンが揺れ動いてるのがハッキリと見える
オーロラは頻繁にその動きと形を変化させながら雲の様に少しづつ横に移動していく
昔、当時付き合っていた彼女とフィンランドに旅行に行きロヴァニエミという北極圏の入り口の町でオーロラを見ようとした事がある
でも僕らは3日間そこでオーロラを待ったけどとうとうオーロラを見る事が出来なかった
残念がっていた僕にその彼女が言った
「またいつか来ようね いつか絶対すごいオーロラを見れるよきっと」
あれから何年経っただろう
僕とその彼女はその後別々の道を進む事になった
でも今あの時彼女がかけてくれた言葉通りのオーロラを見上げている
「いつか絶対すごいオーロラを見れるよきっと」
うん その通りだね
あの子に伝えられるなら伝えたいな
なぁ、俺は今満天のオーロラの下にいるよって
切り裂く様な寒さの中、神の降臨のように降り注ぐノーザンライト
僕らはアイスランドの信じられない様な寒さの中でその寒さ自体を忘れてオーロラに夢中になった
気がつけばこの寒い夜の山の中で2時間半もずっと車に戻らず外でオーロラに見とれていた
上の写真では星の粒が小さすぎて分かりにくいけどオーロラの中に光り輝く無数の星達がある
星空とオーロラのコラボとか最高だ
下の写真も星が小さくて分かりづらいけどオーロラの上に北斗七星の柄杓の形が見える
太陽風のプラズマが地球に降り注ぐ事によって発光するオーロラ
今でこそその原理がハッキリしてるけど、そんな事も解明されてなかった大昔の人はこれを見てどう思ったんだろう
きっと驚いただろうな
それこそ本当に神様が天から降りてくるように見えていたのかもしれないな
この夜オーロラの大爆発は朝方まで続いた
寝るために戻った車の中からもガラス越しにオーロラを楽しめた
オーロラに囲まれながら人知れぬ山の中で車中泊
これでこそアイスランドで車中泊する醍醐味だと遅まきながら気づいた
この夜見たオーロラを僕は一生忘れない
コメント
オーロラ素晴らしいですね!
そして自然溢れるアイスランドに凄く行きたくなりました。
アメリカを1カ月間ぐらい車で回って国立公園巡りをしたことがありますが、やはり人間では作ることのできない自然の壮大さは素晴らしいと思います。
今すぐ旅に出たい気持ちになりました笑
じーこ様、コメントありがとうございます!
あのアイスランドのオーロラ、あれはヤバかったです
絶対に見て欲しい
そうなんです
人間が作ったものって結局は自然のスケールには勝てないんですよね
旅を始めて1年半ぐらい経った頃ですね。
見事なオーロラですね。
「またいつか来ようね
いつか絶対すごいオーロラを見れるよきっと」
この言葉が切なく感じました。
牡牛座様、コメントありがとうございます!
この頃は旅を始めて1年半くらいだったと思います
アイスランドで見たあのオーロラの爆発
一生忘れません
皆さんにもいつかは生で見て欲しいなっと思う景色です