コンビニの闇

2021年5月12日

おはようございます

今日はフランチャイズのコンビニの闇についてです

地方のものも合わせると色んなコンビニがありますが、今日はその中でも特に業界で悪名高いセブンイレブンについてです

まず大前提を書いておきます

セブンイレブンってフランチャイズで儲けてる会社なんですよ

セブンイレブンってセブンイレブンの商品が売れてるから儲かってる会社ではないんですよ実は

セブンイレブンをやりたいって言ってる人がいて「俺の実家に土地もあるんでここでセブンイレブン始めたいです!」ってなった場合、「じゃあフランチャイズ契約金として300万円払ったらセブンイレブンやらせてあげますよ」というもの

その人がセブンイレブン本社に契約金300万円を払ったらセブンイレブンというお店を作る権利をもらえるんです

お店を始めたらそこで売る商品も全てセブンイレブン経由で仕入れる事になります

問屋から普通に仕入れられる商品も全てセブンイレブンを通した流通でないと認められず、勝手にやると契約違反になります

もちろんセブンイレブン経由で商品を仕入れる際もセブンイレブンがマージンを上乗せしてるので、コンビニオーナーは問屋から仕入れるより高く仕入れてることになります

そして契約によりコンビニは本社に事あるごとにロイヤリティーなどでセブンイレブンにお金を吸い取られる仕組みになってます

この仕組みの意味が分かりますでしょうか?

つまりセブンイレブン本社はフランチャイズ契約したお店が儲かろうが潰れようが知った事じゃないんです

だって上記の流れだとフランチャイズ契約のコンビニが潰れても本社は儲かる仕組みになってるんですから

つまりセブンイレブンという会社の本当のお客さんはコンビニに買い物に来る人ではなくて、コンビニの構造を何も知らずにフランチャイズ契約しに来たコンビニオーナーなんです

表向きは一般消費者に商品を売ってるお店の業態のように見えますが、実はセブンイレブンという会社はセブンイレブンを作って自分で商売を始めたいと思って脱サラした人たちをいかに騙して搾り取るかという商売なんです

だからセブンイレブンってフランチャイズ契約したお店が儲かってるのを把握すると、そのお店のすぐ側に自分たちで直営店を出したりするんです

それまでそこのエリアで儲けていたフランチャイズ店の売り上げやオーナーの生活など1ミリも汲み取ってくれません

だってその今まで儲けてたフランチャイズ店が潰れても本社は困らないし、潰れてくれたら自分たちの直営店がその分客を全部取れるんですから

フランチャイズ契約前はファミリーのように迎え入れて、いざ契約が終わったらいつでも潰しにくる腹づもりなんです

本社の直営店だけではなくまたフランチャイズ契約してくれそうなオーナーがいたら、例え近くにすでにフランチャイズ契約してるセブンイレブンがあっても御構い無しでまた契約金300万を貰って平気で近所に出店させます

だから駅前にセブンイレブンが既にあるのに駅の向かい側にもう1店舗作ったりする訳です

そうなると近所のセブンイレブン同士で競争しなければならなくなります

そうやってフランチャイズ契約した店舗同士が競争で疲弊して売り上げが落ちて潰れても本社はロイヤリティーや商品仕入れのマージンで儲かるような仕組みになってるんですから

セブンイレブンというお店を作るライセンシーやロイヤリティーでセブンイレブン本社にお金を払う店舗が増える訳ですから、後にそのコンビニ同士が共倒れしようと本社は儲かるんです

つまりセブンイレブン本体が儲かればフランチャイズ契約した店舗などどうでもいいんですよ連中は

セブンイレブンのこの乱暴なやり口はコンビニ業界ではいまや有名です

セブンイレブンは商品を小売して儲けてる会社ではなく、権利と奴隷契約で儲けてる会社という事

だからコンビニ業界って本社はめちゃくちゃ儲かってるのに、世のコンビニオーナーのほとんどが苦しい経営を迫られてるんです

でもこの構図を知らないまま何も考えてない人が騙されてサラリーマン時代に汗水流して貯めたお金をはたいてコンビニで独立してしまう

そして困窮して疲弊して数年後には夢と金を投じた店を手放すという事になったりするわけです

これの繰り返しです

そもそもよく考えて欲しい事があります

本当にコンビニがガンガン儲かるならセブンイレブン本社はフランチャイズなど募集せずに自分達で直営店だけ出して自分達で儲けるのが普通じゃないですか?

なのになぜフランチャイズでオーナーを常々募集しているのか

独立はサラリーマンの夢かもしれません

でもそこは一旦冷静になって熟考する必要があるんじゃないでしょうか

コンビニ業界の本社はコンビニ自体は実はそこまで大きく儲からない事を重々知ってるんですよ

なので自分達ではほとんど店を出さずにフランチャイズ契約で人にやらせるんです

そして先述したようにそのコンビニが儲かろうが潰れようがどっちでも本社は儲かる仕組みが出来てるんです

だから独立でコンビニ経営はやるべきではないんですよ

またフランチャイズは毎年契約更新があるのですがその際に違反があると、やれ罰金ですとか言ってまた金を取られるんです

金を取られるどころかヘタしたら突然契約切られて放り出されるなんて場合もあります

コンビニオーナーも本社に払う金が大きくて人件費削減する為に自分で深夜一人で勤務したり、廃棄の弁当を自分で食べて食費とゴミを抑えたりして涙ぐましい努力をしますが時間の問題でほとんどのオーナーと店が疲弊します

以前もセブンイレブンで24時間営業が厳しくなったから時短営業をしたいと本社に申し出たオーナーがとんでもない罰金を言い渡された事案が話題になった事があったと思います

セブンイレブンを夫婦2人で経営されてた大阪のお店

奥さんが亡くなられたので、オーナーの旦那さんが一人で朝から夜までお店に入って経営を続けていた

コンビニは当然ですが24時間営業で休みのない形態

オーナーだけでは持つはずがありません

さすがに体力の限界を感じて本社に深夜は店を閉めたいと申し出たらセブンイレブン側は「そうですか、では契約違反なので1700万を支払ってください」と一言で片付けたそうだ

契約の時点で明記がされてたのかもしれませんが、それにしても酷くないか?っと世間では問題になってた訳です

コンビニの中でもセブンイレブンは外資で、日本人サラリーマンのなけなしの貯金と夢を食い物にしてる会社だと思ってます

さらにコンビニ業界の中でも年々弁当の容器の底上げなどの改悪を進めてる会社です

僕は正直好きにはなれません

関西人の僕はもっぱらローソン派です

あぁ、からあげクンのレッド食べたい(笑)

というわけで今日は絶対に手を出すべきでないコンビニの契約について書いてみました

ではまた!

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コメント

  1. 元バックパッカー より:

    こんにちは!いつも楽しく陰謀論(笑)拝見してます。バックパッカーが沈没すると色々とこじらせてしまうのは私も元バックパッカーなのでよく分かります!(けなしてないですよ。日本を出ると世界の真実に気がついてしまいますよね)

    まさかコンビニ業界に切り込まれるとは思っていなかったので嬉しいです。

    まさに現代の奴隷契約ですよね。都心の土地持ちオーナーなんかは年収億にいきますが、そんな人はごく一部の人たちのみ、あとは多少儲かりはするかもしれないですがQOLが低く、心から幸せを感じているようには思えません。

    しかも私は食品業界なのでよく分かりますが、特にコンビニは年間とんでもない量の食品を破棄、または破棄せざるを得ないルールを強いています。

    よろしければ2分の1ルールで調べてみてください。(少し前まで3分の1でした)賞味期限が製造から半分すぎるとメーカーは破棄しています。

    そんなんだからメーカーは少しでも賞味期限が長くなるよう添加物加工していくという流れです。この話はまとめがいがあると思いますのでぜひ。

    旅が再開できるようにお祈りしています。

    • メリ より:

      元バックパッカー様、コメントありがとうございます!

      確かにコンビニオーナーは自営されてる人の中でもQOLは低いですよね
      低いというより地獄を見る人も少なくないような

      保存料がてんこ盛りのあの弁当はそういう事だったのですね
      特にセブンイレブンの弁当の牛肉は牛に廃棄の牛肉や骨を粉々にしたものを食べさせて育てた
      狂牛病リスクのある牛肉を使ってるとも聞いた事があるので僕は日本にいる時も絶対買いませんでした

      コンビニについてはまだまだ書く事がありそうなのでいつかまた書くかもしれません

      旅を早くさせたいところですが今のところまだ見通しが立ってないので少しの間は陰謀論のような内容が続くかもです(笑)
      コメントありがとうございました!

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