2021年7月29日
おはようございます
今日はメキシコシティに居ながら本格的な日本のお好み焼きが食べれるお店の紹介です
お店の名前は「Buchido」
メキシコシティ初のお好み焼き専門店です
このBuchidoというお店は少々辺鄙(?)な場所にあります
メキシコシティのクラベリア地区というエリアにあるお店に現地人のメキシコ人と一緒に向かってみました
Buchidoに行くには僕の宿からだと地下鉄とペセロというミニバスのような乗り物で行く必要がある
メキシコシティ初のお好み焼き専門店「Buchido」の場所はこちら
営業時間は13時〜18時 土日だけ19時まで営業してる
何でも今年(2021年)の3月にオープンしたばかりのお店らしい
コロナ渦の中、新店を外国でオープンするって凄いな
こちらが到着したBuchido
見ての通りお店自体はかなり小さいテナントを使ってる
中にはカウンター席のみ
お店の前の歩道にテラス席が2つほど用意されてるだけ
でも今はコロナ渦だからいつ緊急事態宣言で店内飲食が出来なくなるか分からない
そうなってしまえば持ち帰りのみになる訳だから、いくら広い店舗を持っていても意味がない
そういう意味ではこの店舗は今のコロナパンデミック中の営業には合ってるのかなとも思う
メキシコ人は日本のお好み焼きという食べ物を知らない人がほとんどなので、看板には日本の食べ物だという事と写真付きのメニューが書かれていた
広島焼きやお好み焼き姫路、ソバ飯、焼きそば、とん平焼きなど結構色々揃ってる
お店の前の歩道には「お好み焼き」の幟も立っていた
僕らが行った時にはメキシコ人の従業員しかいなかったんだけど、ちゃんと紙のメニューを持って来てくれました
メキシコ人の従業員に聞いたところお客さんの7割はこっちに住んでる日本人
残り3割りがメキシコ人だそう
お店の周辺はお年寄りが沢山暮らす住宅街で治安もいいみたいだ
一番人気はどれかと聞くと「Okonomiyaki Hiroshima!」と店員が言ったので僕はそれを注文
メキシコ人の友達は焼きそばを注文
テーブルに割り箸が並べられて早速メキシコ人の店員が僕らの注文を作り始めてくれました
先に広島焼きを作ってくれて、それが焼きあがるまでに焼きそばの準備
その辺の段取りは思ってたよりテキパキしてる
ハケで焼きそばを作る手さばきも様になってました
あっという間に僕らの料理が完成
こちらが友達の焼きそば
紅生姜が嬉しいね
で、こちらが僕の広島焼き
僕はマヨネーズがあまり好きじゃないので上にはかけてもらわずにお皿の端に添えてもらった
ちょうどこれを食べ始める前にお店の前に車に乗ったアジア系の顔立ちの人がやってきた
お客さんかな?っと思ってたら「こんにちはー」と僕らに挨拶してお店に入って行った
僕が「こちらで働かれてる日本人の方ですか?」と聞くとなんとその方はお店のオーナーさん
全部で日本人は3人いるらしく、今は別の2人は日本に帰国中とのこと
その為、現在はオーナーとメキシコ人の従業員でやりくりしてるようだ
オーナーは広島出身の藤本サンという30代の男性
だから広島焼きがあったのか
メキシコシティに居ながらこの本格的なお好み焼きが食べれるのはありがたいね
因みにこの店の「Buchido」という店名の意味はオーナーの出身地の広島の「ぶち」という方言(すごく、とても という意味)とメキシコのスラングの「Chido(チド)」を掛け合わせたものらしい
メキシコでは「Chido」はカッコいいとかクールという意味でよく使われます
なので店名のBuchidoは「マジかっけー」みたいな意味ですね
なかなかシブいネーミングです
この方がオーナーの藤本サン
気さくでいい方なのでお好み焼きを食べながらメキシコの事を聞いたり、日本の話をして盛り上がるのもいいかもですね
僕は今度行ったら姫路焼きを食べてみようと思ってる
皆さんもメキシコシティに来たら鉄板上でタコスが焼かれる風景だけでなく、メキシコなのに鉄板の上でお好み焼きが焼かれて行く光景を見てみて欲しい