3ヶ月いたペルーを発ちます 出会った全ての人にありがとう

2021年12月7日

おはようございます

リマ

今日は3ヶ月以上滞在したペルーを出る日だ

僕のフライトは正確には12月8日の午前1時

でも午前1時なので実質的には今晩だ

コロナパンデミックで1年半暮らしたメキシコを出てやってきたペルー

また今晩ここを出て新しい国に行くんだな

今日はひとまず人と約束をしている

昨晩、僕の使ってるパソコンを貸して欲しいと言って来たペルー人親子

その人達と朝7時にロビーで待ち合わせしてる

ちゃんと今日朝からその人達がパソコンを使えるように、昨日の夜寝る前にフル充電してパソコンの言語もスペイン語に変えておいた

7時前に起きてトイレに行って、7時ちょうどにロビーに行くとすでにペルー人親子が待っていた

今から娘さんが僕のMacbook Airで大学のテストのレポートか何かを作ってそれを大学に送るらしい

「信用してるから好きに使って。ちゃんとスペイン語に変えておいたよ。僕はもう少し寝るから使い終わったら声をかけてね、僕の部屋はそこだから。」っと言ってパソコンを手渡した

その時にペルー人のお母さんが「こんな朝早くから起きてパソコンを貸してくれてありがとう。いくら払えばいいですか?」っと聞いて来た

僕は当然お金をもらうためにパソコンを貸そうと思ったわけじゃない

彼女達が困っていると感じたから助けてあげようと思っただけだ

「もちろんタダだよ。お金なんか要らないよ。」と言って僕はそのままドミトリーの部屋に戻って寝た

1時間半ほど経った頃だろうか

「〇〇、〇〇起きて。パソコン使い終わったわ。ありがとう!」と体を揺すられて起こされた

ベッドの前に娘さんのマリアがしゃがんでいて僕のパソコンを持っている

レポート作業が終わったようだ

デ ナーダ(どういたしまして)と言ってパソコンを受け取り、そのままもう一度寝ようとしたら「ねぇ、今から私たちとカフェに朝食を食べに行かない?」と言われた

うーーん どうしよう?

昨日も朝6時前に起きてPCR検査を受けに行き、夜までボリビア入国の準備でバタバタだった

疲れてるのでゆっくり寝たかったが今日も早起きした

本音を言うとチェックアウトのギリギリまで寝たい

でも最近クスコやチバイと言った町でも現地人に食事に誘われた事があったけど、その日の気分やスケジュールで断ってる事が多かった

ペルー最終日にお誘いを受けたのも何かの縁かもな

眠いけどペルーを出る前に現地人と交流も悪くないかと思い行く事にした

「じゃあ15分後にロビーでね!」

そう言って娘さんマリアは部屋から出て行った

えっと、このホステルのチェックアウトは何時だっけ・・?

10時だったかな、それとも11時だったかな

今は8時半

まぁ10時だったとしても朝食を食べて帰ってくるだけなら間に合うだろう

ペルー人親子とロビーで合流して連れてこられたのがこちらのカフェ

リマ

「Caleta Dolsa」というカフェ

地元の人ではなく客のほとんどが欧米人観光客だ

リマ

これはなかなかお洒落カフェだぞ

リマ

テラス席もあるので僕らは店内ではなくそっちに座ることにした

Caleta Dolsa Coffeeの場所はこちら

この日は朝から結構気温が高く暖かかったので、僕はアイスラテとホットケーキを注文

リマ

周りにフルーツが並べてある美味しそうなホットケーキが出て来た

ちゃんとしたカフェで出て来るやつだこれ

彼女達の朝食も出て来てすべてがテーブル上に揃った

彼女達がパソコンを貸してあげたペルー人親子

リマ

アレキパから親子でリマに旅行に来ていた

右手前が19歳の妹 僕がパソコンを貸したのがこの子

右奥が22歳の姉 大学を卒業して今は英語教師をしてる

左がお母さんだ 未亡人

僕が理解できないスペイン語の会話は英語教師をしてるお姉さんの方が僕に英語で伝えてくれる

4人でペルーの事や僕の世界一周について色々お話ししながら朝食を食べた

たまにはいいもんだね こういうのも

みんなとインスタグラムを交換してカフェを出る事に

自分の朝食代を払おうとするとカフェの店員は「お代はもう頂いてます」と言う

すでにお母さんが全員分のお会計を済ませていたみたいだ

「自分の分はちゃんと払います」と言ってお金を渡そうとする

しかし「〇〇、この朝食は私たちを信用してパソコンを貸してくれたあなたへのお礼の気持ちなの。だから何も言わず私たちの気持ちを受け取って。ね?」とお母さんは僕の出すお金を受け取らない

娘さん達も「私たちがあなたにお礼をするのは当たり前のことだから気にしないで」と言ってくれる

3人からこう言ってもらってるので、ここはお言葉に甘えさせてもらう事にした

ホルヘ チャベス国際空港

最後にカフェを出たところで記念に1枚

3人ともありがとう

短い時間だったけどいい思い出になったよ

アレキパまで気をつけて帰ってね 勉強頑張ってな

カフェ前で解散して僕は荷物をまとめてホステルをチェックアウト

リマ

ホステルで Wifiを繋ぐと今になってGmailに昨日受けたPCR検査の結果が届いてた

何が朝の7時に検査すれば夕方の6時には結果が来るだ

24時間以上経ってから送られて来てるじゃないか まったく

今の現状、飛行機に乗る人全員がこの結果を今か今かと待ってる事を検査所の人たちはもっと分かってくれないと

この結果一つで予定も予約も全て消し飛ぶことだってある訳だから

頼むよホントに

夕方まではホステルでパソコン作業をする

あとボリビアのラパスの宿を予約

まだ入国が出来ると決まったわけじゃないのでキャンセル無料の宿を予約しました

夕方5時前にホステルからウーバーを呼んだ

リマ

やって来たウーバーに乗り込んで、渋滞が始まったリマの街を空港に向けて進んでゆく

フライトは午前1時なのでとんでもなく早く空港に着く事になるけど、事前に罰金の支払い窓口の確認など済ませておきたい

ウーバーで国際線のチェックインカウンターが並ぶ入り口に到着

ホルヘ チャベス国際空港

ペルーは現在パンデミックに対する規制も緩い方なので普通に旅行できる為か思ってたより人の行き来がある

空港はやっぱり閑散としてるより、賑やかな方がいい

ただ今後ペルー政府は規制を強める事が決まっている

今月12月15日から以下の規制に移行することが決まっている

全感染警戒レベルにおいて、18歳以上の者が屋内の場所に入場・入店する際には新型コロナウイルスワクチン接種完了を示す証明書(紙もしくは電子媒体)を提示しなければならない。

また、本令第8条で規定したとおり入場・入店中は常にマスクを着用する。レストラン等においては、食事中のみマスクを外してよい。

つまり12月15日以降は映画館やジムやショッピングモールなどに入場する場合、18歳以上の人はワクチン接種証明を提示しなければならなくなる

この年末年始のみの規制と信じたいけど比較的気軽に来れたペルーがこの状態だ

ボリビアも途中で変な規制が始まらなければいいな

ホルヘ チャベス国際空港

兎にも角にもまずはオーバーステイの罰金を支払う窓口を探すことだ

そのためにこれだけ早く来たのだから

空港の職員数人に聞いて回ったところ、どうもオーバーステイの罰金を支払う窓口は出国審査のすぐ側にあるらしい

つまり一旦チェックインカウンターで手続きを進め航空券をもらって、セキュリティチェックも抜けて行った先にあるのだ

だいぶ早く空港に来たため僕のフライトのチェックインはまだ始まってない

これによって僕はただただ自分のフライトのチェックインが始まるのを待つしかなくなった

ホルヘ チャベス国際空港

ホルヘ チャベス国際空港

ダンキンドーナツでドーナツとカフェラテ

リマの空港のWifiは24時間無料なのでインスタグラムに来てるコメントの返信を済ませ、メキシコに残して来た「あの人」とWhatsAppでメッセージのやり取りをする

もう3ヶ月も会ってないんだなぁ

ホルヘ チャベス国際空港

僕のフライトは未だ空港内のモニターにも表示されてない

まだだいぶ待たないといけないな、これは

ホルヘ チャベス国際空港

夜の0:30までのフライト情報は表示されてるのに、僕の午前1時のフライト情報がなかなか出て来ない

そうこうしてるうちに隣のモニターに何故か翌朝5時台のフライト情報が表示された

なんで翌朝5時のフライトが表示されて午前1時のフライト情報が出て来ないんだ?

もしかしてこのフライトはキャンセルになってるとか・・?

いやいや、だとしたらすでにキャンセルの通知メールが来てないとおかしい

普通空港に行ってからキャンセルになってる事が分かるような自体を避けるためにキャンセル情報はもっと早く来るのが普通だ

時刻は夜の9時過ぎ

少し早い航空会社ならそろそろチェックインが始まっても不思議じゃない時間帯だ

なのにまだモニターにフライトステータスが出て来ない

どうなってるんだろう?と思い僕の航空会社LATAM(ラタム)のチェックインカウンターに行って聞いてみる事にした

LATAM(ラタム)のチェックインカウンターはまだ空いていた

列に並んで質問しようとしてると僕の前の女性が「ラパス」と言ってパスポートを渡している

「え・・?」

唖然として確認してみるとモニターには表示されてないが、もうすでにラパスのフライトのチェックインは始まっているという

もう、なんなの? 色々頼むわペルー

ちゃんとしてくれよ

僕も自分の荷物を持って来てチェックインカウンターに並び直した

チェックインカウンターに行く為に列に並んでると、LATAM(ラタム)の職員がカウンターに行く人が陰性証明と海外旅行保険の証書を持ってるかを事前確認しに来る

ここでその2つが揃ってなければ、はじかれてチェックインカウンターには行く事が出来ない

これを確認されてOKが出たら、すごく小さいシールを渡される

「これ何?」っと聞くと「チェックインカウンターで航空券をもらえたらそのシールを航空券に貼るんだよ」っと職員が言った

僕の番が来てパスポートを渡して荷物の重さを図り、航空券をもらう時に受付の女性が「ちゃんとシールは貰ってますか?」と聞いてきた

シールを渡すと受付の女性がそれを航空券に貼った

ホルヘ チャベス国際空港

写真に写ってる「RSOK」と書かれたシールがそう

ちゃんと必要書類を持ってる人が航空券を受け取った印みたいだ

荷物の重さは問題なかったけど、バックパックを運ぶときに他の荷物とぶつかってマットが取れるかもしれないと言われてマットを外して手荷物として飛行機に持ち込むように言われた

ホルヘ チャベス国際空港

これを鷲掴みにしながら飛行機に乗るのか

なんだか恥ずかしいな

マットなんか持たされてるせいでトイレで小便する時も、この赤ちゃんを寝かせる台を出してそこに荷物を置かないと両手が自由にならない

ホルヘ チャベス国際空港

これは普通に不便

空港内は人が多く、お店もほとんど全部が開いている

ホルヘ チャベス国際空港

メキシコを出るときの空港とはえらい違いだ

ホルヘ チャベス国際空港

ホルヘ チャベス国際空港

ホルヘ チャベス国際空港

フードコートはコロナの影響で椅子の大半を片付けたみたいで、椅子の数が足りていない

立ち食いソバみたいに立ったまま食べてる人もいる

ホルヘ チャベス国際空港

でもこれだけ人が多いと世界はまた動き出していると思え、この有様が嬉しく映る

ホルヘ チャベス国際空港

マットとスニーカーの入った袋をマクドナルドのカウンターに置いて晩飯を注文

寝転ぶマットを手に持ったまま歩いてるから周りの視線も「何だこいつ」状態

ホルヘ チャベス国際空港

気にせず乞食スタイルでビックマックを食べる

これを食べ終わったらセキュリティチェックを受けて、出国審査に向かおう

イミグレーションに向かって空港内の通路を歩く

ホルヘ チャベス国際空港

ちょっとした売店にも人が並んでるし

何より免税店が全てオープンしてる

ホルヘ チャベス国際空港

普段、空港内にこんな店必要か?って思ってる宝石店までもが開いている

ホルヘ チャベス国際空港

ホルヘ チャベス国際空港

ホルヘ チャベス国際空港

ブランドショップもこの通り

ホルヘ チャベス国際空港

もう完全に元どおりじゃないか

ホルヘ チャベス国際空港

ホルヘ チャベス国際空港

ペルー以外にも、今比較的旅しやすいメキシコ、ブラジル、コロンビアなどの空港はこんな感じなんだろうなぁ

いつものように貴重品の入ってるサブバックからパソコンを取りだし、上着を脱いでセキュリティチェックを受ける

この先が出国審査だ

オーバーステイの罰金もそこで支払う事になるはず

ホルヘ チャベス国際空港

搭乗ゲートも表示されてるし先に進もう

目に前に出国審査が見えてきた

罰金を払う窓口はどこだろう?

自分の計算では3日のオーバーステイのはず

でも何日オーバステイしてるかちゃんと係員に確認してから罰金を払いたい

おそらく出国審査のブースに行けばすぐに「〇日オーバーステイだから窓口で罰金を払いなさい」っと言われ、罰金を払う窓口も同時に教えてもらえるだろう

そう思い出国審査に並んだ

そうして僕の番

出国審査でパスポートと航空券を見せる

出国審査官はモニターを見ながら何やら確認してる模様

すぐに計算して何日オーバーか教えてくれるだろう

しばらくブースの前で待つ

すると審査感が「OK, Have a safe flight」と言って航空券とパスポートを返してくれた

え?行っていいの?って顔してると審査官はウンウンと頷いている

あれ・・??

罰金は?

何かわからんがそのまま抜けれたーー!!

何回計算しても3日はオーバーステイしてたはずなのに

審査感が気づかなかったのか、何かは分からない

でも何の支払いも手続きもなく僕は出国審査を通過した

ラッキーなのかなんなのか

ただ今後の人のために、ペルーのオーバーステイの罰金を支払う方法をここに記しておきますね

元々はイミグレーションに行ってオーバースティしてる旨を伝えれば、特定の銀行で罰金を支払う為の用紙をもらえました

ただ現在はコロナパンデミック以降、イミグレではこのアテンド(手続き)を行っていません

では、どうするかと言うと直接 Banco de la Nacionという銀行に行き、窓口でコード番号675を支払いたいと伝えます

コード番号675は Multa Extranjero Exceso de Permanencia por dia(外国人の超過滞在の罰金)の事です

つまり外国人観光客がオーバーステイした罰金の事ですね

銀行でこれを支払います

オーバーステイの罰金4.4ソル×日数分を支払うとバウチャーをくれます

出国審査でパスポートと共に罰金を支払ったバウチャーを提示します

これで問題なく出国出来るはずです

事前に全部済ませたい方はこの方法で出国してください

それか僕のようにリマの空港で出国審査の際に罰金支払い窓口で支払うかです

僕は今回たまたま素通りできましたが、基本オーバーステイは数日でも罰金対象なので事前に銀行で支払ってない場合は空港の出国審査に早めに行って払いましょう

無事ペルーの出国審査を抜けて、僕が搭乗する16番ゲートを探しているとすぐにそれは見つかった

もうね、ボリビア代表みたなジャージに身を包んだ集団がいたのですぐに分かりました

あとはここで搭乗が始まるまで待つだけだ

空港に到着してから長かった

ホルヘ チャベス国際空港

夜の12時半、ついに搭乗が始まった

ついにまた新しい国へ飛ぶんだ

ホルヘ チャベス国際空港

本当は陸路の国境越えが好きだけど、今の世界ではそれがままならない

それでも空路でも新しい国に行くというのはワクワクするもんだ

ホルヘ チャベス国際空港

この気持ちは止められない

今日までは入国の書類を揃えるために不安や心配事ばかりだったけど、今はもうボリビアへの期待しかない

思いっきり楽しんでやるぞ

3ヶ月旅したペルーを今離れようとしてる

ペルーで色んな情報をくれた人や助けてくれた人

出会った人や再会した旅人

ホルヘ チャベス国際空港

全ての人に感謝してます

次の国に行ってきます

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スポンサーリンク
simplicity2のレクタングル広告(大)
スポンサーリンク
simplicity2のレクタングル広告(大)
Translate »