2022年3月1日
おはようございます
ブエノスアイレスの空港内のマックで朝マックです
空港泊なのに久々に爆睡してたわ
空港泊ってね人がすごい行き来するから朝早く目が覚めるもんなんですよ
早朝到着のアライバル便とかある空港だと朝の5時とか6時に人の行き来で目が覚めたりするんですよね
でも今日は朝の10時半過ぎまで爆睡
自分でもよくこんな時間まで空港で爆睡したなと(笑)
ゆっくり起きてマットを畳んで空港内のトイレで顔を洗って朝マック食べに来ました
空港のWifiでインスタグラムのコメントの返信を返して、メールを確認
朝マックを食べ終わったらそのまま空港内を歩いて、PCR検査を受けれる場所を探しに行った
どうせブエノスアイレスの滞在は長くない
どこの国に行くかを決めたらすぐに準備をしてアルゼンチンを出ることになる
この前メンドーサの街で PCR検査受けれる場所を探して、あっちこっちたらい回しにされたのでもう最初から空港の中でPCR検査受けれる場所を探しておこうと思った
空港のインフォメーションがあったのでそこで「この空港で PCR検査を受けれる場所はありますか?」と聞いてみる
するとここから通路をまっすぐ200メートルほど進んで、空港の外に出るとそこにテントが建てられており、その中で PCR検査を実施してると言う
早速場所を確認しに行く
確かにテントが立っている
受付をしているスタッフに PCR検査の値段を聞くと8000アルゼンチンペソとの事
検査を受けたらどれくらいで結果が出るかを聞くと最短で4時間、長くても6時間という超早い対応をしてる
少し高いけどこの検査結果のスピードは魅力だ
アルゼンチンを出る時はここで検査を受けよう
さぁもう11時半なのでお昼前だ
そろそろ空港を出てブエノスアイレスの街の中心に向かわないと
グーグルマップで行き方を調べてみると、空港の外のバス停から33番のバスに乗って、途中で降りてそこから地下鉄に乗れば僕が予約してる宿の近くに行ける
まずは外でバス停を探さないと
空港出て2分歩いたところに目的のバス停を発見
ここだ
33番と書いてある まずはこの33番のバスに乗らないと
空港の目の前の道路を渡るとその向こう側はもう海だ
空港の近くの海なので海水浴するようなところではないけど、ボートがたくさん停まっていて船着場のようになっているのが分かる
そこにアルゼンチンの太陽が照付け、波の反射で向こう側がキラキラと光っている
バス停に並んでる人たちが手に何やらカードのようなものをみんな持ってるのを見て少し嫌な予感がした
これってもしかして運賃を払う専用のカードを持ってないとバスに乗れないやつか?
以前の滞在を思い出してみる
確かブエノスアイレスでは地下鉄に乗るのにどこかの駅でカードを買った覚えがある
あれと同じようにカードがないと地下鉄にもバスにも乗れないから非常にまずい
僕は今そのカード持ってないのだから
前にいるオバサンに話しかけてみる
「すいません、ここからバスに乗るにはカードが必要ですか?」
するとオバサンは「もちろんよ、ブエノスアイレスではバスに乗るのも地下鉄に乗るのにもこのカードが必要よ」と言って手に持ってるカードを見せてくれた
どうしよう
空港の中にカードを売ってるような券売機はなかった
オバサンに「すいません、僕はカードを持ってないけどバスに乗りたいんです。あなたに直接お金を払うので僕のぶんもカードで払ってもらえませんか?」と聞いてみた
オバサンはもちのロンで OKしてくれた
よし、これでとりあえずバスに乗って街中には出れるぞ
後は乗り換え予定の地下鉄の駅でカードを買えるはずだ
33番のバスがやって来た
暑くて待ってられなかったので「止まりやがれこの野郎」と皆一斉に手を上げてバスを止める
話した通りオバサンが僕の分もカードを機械に当てて支払ってくれている
機械には20アルゼンチンペソと表示されている
オバサンにお礼を言って20ペソのお札を渡そうとすると断られた
オバサンはかたくなにお金を受け取ってくれない
それどころか「アルゼンチンを楽しんでね」っと言ってサムアップしてくれた
アルゼンチン人優しいなおい
バスはブエノスアイレスの中心に向かって走り出す
バスの窓から海辺の風が入ってくる
あつい太陽とアルゼンチンの風
それがなんとも心地いい
ブエノスアイレスのスタート、悪くないぞ
窓の外には大きな時計塔が見えてきた
確か地下鉄に乗り換えるために降りるバス停はこの辺りだ
そう思い席を立ってバックパックを降りる扉の前に持ってきた
でもバスは僕が降り口に立っているにも関わらず、バス停に泊まらず通り過ぎてしまった
どうも降り口にあるボタンを押さないと人が荷物を持って扉の前に立っていてもバス停で止まってくれないみたいだ
おかげでひとつバス停を降り損なってビジネス街みたいなところに着いてしまった
どこなんだろ?ここ
とりあえずグーグルマップを確認する限り、ここからだとさっきのバス停に戻るよりももう少し歩いて次の地下鉄の駅まで行ってしまった方が早そうだ
さぁ歩くか
大きな公園を横切って地下鉄の駅を目指す
地図で見る限りそう遠くはないはずだ
あれ、さっきの時計塔だよな
この辺は街中だからか地下鉄の駅と駅の距離がそんなに離れていないみたい
そして本来目指していた駅とは違うけど、ひとつ隣のSan Martinという地下鉄の駅に着いた
ここで地下鉄やバスに乗るカードを買わないと
ところが駅の受付で地下鉄に乗るカードを買いたいと言うと「この駅では売ってない」と言われる
地下鉄に乗って移動したいから直接現金を払うので乗せてもらえませんか?と言うとスッと駅員の女性がゲートを開けてくれた
お金はいいからホームに行けと言っている
マジか 何からなにまでスマン
と言うわけでタダで地下鉄のホームへ
やって来た地下鉄に飛び乗った
10分乗るか乗らないかのうちに目的の駅に到着
このIndependencia(インデペンデンシア)という駅が僕の宿の最寄駅だ
駅を出て予約してるホステルまでブエノスアイレスの街を歩く
いやぁブエノスの街、久々だなぁ
お久しぶりですブエノス先輩 また来れるなんて思ってなかったから嬉しいよ
以前とは全然違うエリアに宿を取ったので、こっちはこっちで街並みが新鮮だ
このカバが自転車に乗ってる絵が描かれてる建物を目印に曲がると僕が予約してるホステルだ
今回予約したのはこちら
America del surという割と人気の綺麗なホステル
America del surの場所はこちら
ロビーも広くて快適そうだ
夜はここでパソコン作業できるな
ささっとチェックインの手続きを済ませた
America del sur
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★★★
※あくまでも個人的な評価です
久々に評価高めのホステル
僕が泊まったのは4人部屋のドミトリー
部屋の中にトイレとシャワーあり
Wifiサクサクでかなり早い
ロビーやキッチンも使いやすいし、何よりスタッフが優秀
喉が渇いたので水が欲しい
ホステルに水が売ってたのでそこで水を買おうとしたら・・・
1.5リットルの水が280ペソ(約280円)?
アムステルダムかよ!?
アホらし
外のスーパーで買おうっと
宿から歩いて1分のところにある中規模のスーパーに行く
スーパーで水とブドウを買った
宿の吹き抜けの庭で水を飲みながらブドウを食べてるとようやく落ち着いて来た
でもお腹が減ってるのでこのまま飯を食べに出て、せっかくだから街の中心まで歩いてみよう
適当に歩いてたらこんな看板を見つけた
在亜日本人会々館
ブエノスアイレスにこんなのあるんだな
南米諸国って実は何気に日本人コミュニティが多い
ブラジルのサンパウロにある南米最大の日本人街もそうだし、僕が以前滞在したパラグアイのイグアス地区もそうだった
行かなかったけど実はボリビアのサンタクルスという街の近くにもコロニア・オキナワと呼ばれる日本人コミュニティがある
このアルゼンチンにもそういうのがあるのかもしれないね
歩いてると中華屋を見つけたのでチャーハンを注文
米が食べたかったから助かった
腹を満たしたら次はブエノスアイレスの街の中心に向かって歩いてみる
以前この街に来た時もバスとかで街の中心は通ってるんだけど、前回滞在した宿が全然別のエリアだったからこの辺をじっくり歩くことはなかった
だからブエノスアイレス3回目にして初めての中心街だ
宿のエリアから北へ北へと歩いてると建物が徐々に大きく綺麗になっていき、明らかに中心地になってくるのが街並みから分かる
ブエノスアイレスは南米のパリなんて呼ばれてる
本当に中心地だけ見てるとパリに勝るとも劣らない街並みだ
そうしてようやくたどり着いたのがここ
ブエノスアイレスのオベリスク
コルドバ産の白い石で作られた、高さ67メートルのオベリスク
観光客がよく写真を撮りに来る人気スポットだ
街の中心にそびえ立つオベリスクとそれを囲むように立ち並ぶコロニア調のビル
その中心から伸びる路地にはお洒落なカフェやレストランが点在し、本当にここだけヨーロッパかのようだ
以前はここを通るバスの中からチラっと見ただけのオベリスク
ようやく間近で見ることができた
さぁ今度は路地を歩いてホステルの方向に戻りながら大きめのスーパーを探そう
実はパタゴニアのエル チャルテンの町のホステルにお風呂で体をこすり洗いするボディタオルを忘れてきた
あれ以来シャワーをする時も石鹸で体をなでるように洗うしかなくなってる
ちゃんと体をゴシゴシ洗いたいからあれを買わないと
この街なら大きなスーパーに行けば売ってるだろう
という訳で少し大きめのスーパーを見つけたので入ってみた
おぉ、このコーヒー懐かしいな
僕は値段も味も手頃なこれが好きでメキシコに1年半滞在してた時はずっとこれをスーパーで買って飲んでた
値段は中級クラスなんだけど美味しくて香りがいい
久々に見たよこれ
満足いく形のものではなかったけど、とりあえず体をこすり洗いするやつを見つけた
それにハリボのグミ
グミは夜パソコン作業しながら食べよう
レジに並んでる時に僕の前にいたオジサンがマスクを顎まで下げて電話で話をしていた
それを見たとあるオバサンが「ちょっと、やめてくれる!パンデミアはまだ終わってないのよ!?」っと大声で注意し、そのままオジサンを口論になった
オジサンは「どこでバタバタ人が死んでるんだ?テレビの中だけだろ!」みたいな事を言ってる
南米はまだまだパンデミック信じてる人が多いけど、こっちでも本当のことを分かってる人はいるもんだな
気の強いオジサンと気の強いオバサンのレジ前での口論
アルゼンチンだなぁ
口論が終わってオバサンがどっかに行ったのを見て僕がオジサンに「Ya pasó la pandemia(パンデミックはすでに終わってる)」っと言うとオジサンは嬉しそうに「だよな!お前は分かってる奴だ」っと言って肩を組んできた
もうあれから2年だ
あれからも世界を歩いてきたけど、どこにもコロナで人がバタバタ倒れてるようなシーンなんて見たことない
これだけ時間が経ってみんな普通に生活してるんだからいくら鈍感な人たちでもいい加減気づかないといけないよな
さ、買い物も終わったしホステルに戻ろう
ホステルに戻って袋から出して見たのがこれ
こっちではこういう形のしか売ってなかった
本当はあの通常のタオルみたいな形のが欲しかったんだけどね
まぁ贅沢言ってられません
今晩から次にどこに行くかを考えよう
次の目的地が決まったら航空券を取って、またその国に入る為の書類を揃える準備に取り掛からないと
でも、ブエノスアイレス過ごしやすくて長居してしまいそう・・(笑)