バックパッカーでスイスに行くならキャンプ場を使うべき

2019年7月21日

お早うございます

ベルンからチューリッヒ

昨日の夜に野宿した公園で目を覚ました

起きたら僕のテントの近くでハリネズミが死んでた

ベルンからチューリッヒ

スイス大自然過ぎでしょ

今日は朝からバスに乗ってスイスのベルンからチューリッヒに移動

ベルンからチューリッヒ

スイスは物価が高いので長居出来ないのは確かなんだけど本当はもう少しゆっくり進みたい気持ちもある

でも実は今スイスの隣にある小国リヒテンシュタインで人と会う約束をしている

その人も特にリヒテンシュタインに来る用事はないんだけどちょうどドイツから南下してきてるのでスイスとリヒテンシュタインあたりですれ違うことになる為、そこで会いましょうという事になっている

その約束の期日は4日後

だから早めにスイスを出てリヒテンシュタインに移動しなければならない

このスケジュールで動き始めてからスイスはおそらくベルンとチューリッヒの2都市しか見れないだろうなっていうのはもう覚悟していた

後手後手に回らないように早めにチューリッヒに移動してきたわけだ

バスはチューリッヒの街のど真ん中の大きな駅の前に到着した

とりあえずグーグルマップを開いてみる

僕はチューリッヒにも宿を取らずに来たので今日も野宿の予定だ

どこか今夜野宿できそうな場所はないかなと地図を見てるとバスを降りた所のすぐ東に橋がかかっていて、そこを渡ったところにスイス国立博物館という建物がある

そしてそのスイス国立博物館の北側にPark Platzspitzという大きくて細長い公園がある

もしかしたらここなら今晩野宿出来るかもしれない

このバス停からも近いので変に離れてしまわないうちに今からすぐ下見に行っておくか

橋を渡ってスイス国立博物館の前を通ると不意に日本語が目に入った

チューリッヒ

「ハイジ」と書いてある

え? ハイジ・・?

間違いないあのアルプスの少女ハイジだ

チューリッヒ

どうやらつい最近始まったようで期間限定でハイジの展示展をやってるらしい

こんなお荷物持っての移動じゃなかったら中入ってみたかったなー

でも今はひとまずハイジよりも今夜の寝床だ

Park Platzspitzに入って公園の中を外に歩いてみる

チューリッヒ

思ったよりも大きくて綺麗な公園で芝生もたっぷりある

これだったら十分テントを張って野宿出来る

チューリッヒ

ただ逆に整備され過ぎて気になる点がいくつかある

ひとつはこの公園は夜になってもある程度人が行き来しそうな点

そして僕が歩いてる時も時折公園内に小さなパトカーが入ってきて警官が見回りをしている点

そしてこれが最大のネックなんだけど公園の入り口に大きな鉄の門がある

あの門があるということはこの公園はおそらく夜間は門が閉まって封鎖されてしまうんじゃないだろうか?

もしこの公園の管理を任されている警備員などが夜に公園の門を閉めるとしたら、中に人を閉じ込めてしまわないように絶対に門を閉める前に見回りをするはずだ

もし僕が公園の中に残っていたらその時十中八九見つかって公園から閉め出されるだろう

もしそうなったらその時間からもう一度野宿できる場所を探し回らなければならない

そういう事態にならないように確実に野宿できるポイントが必要なのだ

チューリッヒ

いい公園だったけどここはちょっと難しそうだな・・

とりあえず一度チューリッヒ中央駅にやって来た

チューリッヒ

ここはパスワードがいらないフリーのwifiが飛んでいる

Wifi に繋げるとちょうど後日リヒテンシュタインで会う友人から連絡が来ていた

僕の方もさっきチューリッヒに着いた事を報告して、今野宿できる場所を探してるところだよとメッセージを送ったらその友人からすぐに「せっかく自然の多いスイスにいるんだからキャンプ場を利用してみてはどう?」と返信が来た

そうか・・そうだよな

ここはスイス 街の中心は少し離れれば緑に囲まれた場所はいくらでもある

確かグーグルマップでもmaps.meでも検索欄に「キャンプ場」と入れればすぐに周辺のキャンプ場が表示されたはず

チューリッヒ

その場ですぐに調べてみるとチューリッヒの街の中心から南の方に湖に面したキャンプ場を見つけた

ルート検索してみるとちょうどこの駅から電車一本、バス一本を乗り継ぎすれば行けることが分かった

そんなに遠くないので電車とバスの移動を合わせても30〜40分もあれば到着できるだろう

チューリッヒ

早速駅の券売機でチケットを買って電車に飛び乗った

電車降りたら駅の目の前のバス乗り場からバスに乗ってキャンプ場に向かう

チューリッヒ

バスを降りてキャンプ場まで少し歩くんだけどその時道に車が少なくて逆にやたらとロードバイクの自転車が多かった

どうも今日はこの道路で何かのレースをやってるようだ

チューリッヒ

近所の子供達は道路に椅子を置いて座り自転車で走っている競技者に向かって「ゴーフォーリ!!ユーキャンドゥイッツ!」と声援を飛ばしている

チューリッヒ

スイスのようにしっかり整備もされて緑も豊かな国で自転車で走って風を受けると気持ちいいんだろうな

そしてやっとたどり着いたキャンプ場 受付の建物も立派だ

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

フィッシャース・フリッツ・キャンピングというキャンプ場

キャンプ場は受付のスタッフが地図をくれるほどの広さ

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

フィッシャース・フリッツ・キャンピングの場所はこちら

バスの中から見ててもスイスの大きな国道はキャンピングカーがたくさん走っている

このキャンプ場にもキャンピングカーで来てる人達はかなりの数いる

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

その為キャンプ場の中もキャンピングカーを停めるエリアとテントを張る芝生のエリアなどはしっかり分けられている

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

そしてここは湖に面しているためテントを張っているエリアの目の前がもういつでも泳げる綺麗な湖になっている

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

またキャンプ場の中はレストランや売店もあり、さらにはビーチバレーのコートに無料のトレーニングマシンも設置されている

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

まさに至れり尽くせりだ

スイスは物価が高い国なのでバックパッカーがそんなに立ち寄らない国のひとつ

でもこの上品で真面目で心優しいスイス人達に逢わずしてこの自然豊かな国をスキップするのはあまりにも勿体ない

だいたいこのキャンプ場で一泊2000円ほどだ

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

だからバックパッカーもこのようなキャンプ場を利用して自然の中に身を置きながらスイスを満喫するべきだと思う

僕も早速空いている芝生の上にテントを張った

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

朝一でベルンから移動してきてまだ何も食べてなかったので売店でパンとサラミと水を購入 ちょい高かった(涙)

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

結構いいキャンプ場なのでここには2泊しよう

このキャンプ場の唯一のデメリットは売店はあるけどその売店の中の商品がかなり高めに値段設定されてる

なのでスーパーに行って買ってくるのが一番いいんだけど一番近いスーパーがここから歩いて約15分ほどかかる

だから何度も行くのは疲れてしまうので一回行った時にある程度まとめて買って帰ってくるのがいいだろう

キャンピングカーなどで来てる人は車あるから来る前にドッサリ買って来てた

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

キャンプ場内にはトランポリンなど子供が遊ぶ場所も設けられている

夜はもうスーパーに行く気力がなかったのでキャンプ場の中の売店でポテトチップス一袋とコーラ

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

ポテトチップス一袋6.5スイスフラン(約740円)

高過ぎ(笑)

ポテトチップスとコーラ合わせて8.3スイスフラン(約950円)

もうめちゃくちゃ

ただそれでもこのスイスの自然に囲まれたキャンプ場は十分来る価値があると思う

スイスにキャンプ場は多い

いろんな場所にいろんな快適なキャンプ場があるだろう

バックパッカーだからってそれだけの理由でスイスを飛ばすのは絶対にもったいないと断言しておこう

フィッシャース・フリッツ・キャンピング

夜はコーラを飲みながら湖に面したベンチに座って対岸の街の灯りを見ていた

明日も暑くなりそうだ 明日はこの湖で思う存分泳いでみよう

スイス最高だ

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