2019年11月1日
今日は死者の日当日
死者の日は11月1日と11月2日だ
一般的には11月1日は子供の霊が帰ってきて、11月2日は大人の霊が帰って来るという
今日11月1日は子供の霊が帰って来る日でもあるので死者の日で有名なオアハカのお墓を訪れてみたいと思う
オアハカ周辺には3つほど有名なお墓がある
ひとつはXoxocotlan(ホホコトラン:通称ホホ)ことホホの墓地
もうひとつはアツォンパの墓地
最後にサンミゲルの墓地
今日はこの中で一番有名なホホの墓地にに行ってみたいと思う
オアハカの街は相変わらず仮装してる人だらけ
犬も仲間に入れてもらってミツバチのコスプレ
可愛過ぎるだろこれ(笑)
今日Xoxocotlan(通称ホホ)に行くのは昨日会ったトクさんとトクさんと同じ宿の日本人旅行者2人
それに僕を合わせた計4人
夕方ソカロで待ち合わせして初対面の2人の方と挨拶を済ませて北に向かうためバス停に向かおうとした時にトクさんに 「先に晩飯でも食べますか?」と聞かれた
晩飯はお墓を見に行った後に食べに行く予定だったのでここは一旦予定を優先することにして「先にお墓に行っちゃいましょう」と返事した
この決断は後に吉と出る
ちなみにホホ墓地へのバスはフアレス公園から乗りました
フアレス公園の場所はこちら
この公園の西側の通りAv Benito Juarezという通りにバスは来ます
バスの前に行き先が書いてあるのでXoxocotlanと書かれたバスを止めて念のため運転手に行き先を確認してから乗り込みました
バスで走ること約30〜40分、事前に調べておいたホホ墓地に近いバス停でバスを降り、そこからは15分も歩けばホホ墓地の入り口に着いた
ここがXoxocotlan(通称ホホ)
ちゃんと観光地みたいにXoxocotlanのサインもある
この囲いの向こうはもうホホのお墓だ
Panteón Xoxo(ホホのお墓)の場所はここ
墓地の前にはガイコツをメインとしたモニュメントが飾られて死者の日の墓参りを盛り上げている
そしてここがホホ墓地への入場ゲート
墓地なのでもちろん入場料などは無い
ただこの墓地を開けている時間の看板を見て驚いた
営業時間が朝7時〜19時まで
ここに着いたのがすでに18時15分
あと45分しかない
あ、あぶなぁ〜〜 晩飯食べてからここに来てたら肝心のお墓の中見れなかったわ
俺ナイスジャッジ
これがホホの墓地の中
墓地のど真ん中を突っ切る形の道以外はほぼ道という道はない
墓地の両端に広がっている墓地を見に行くには人のお墓を踏まないように注意して奥に入っていく必要がある
そうして僕らが墓地の奥に入って見たお墓は僕らの文化ではありえないぐらい綺麗で装飾豊かな墓地だった
この飾り付けのレベル 凄過ぎ
それもそのはず
死者の日にはオアハカのあちこちのお墓で飾り付けのコンテストが行われる
ここホホ墓地でもどうやら昨日コンテストがあったようだ
お墓にはマリーゴールドをはじめ数多くの花が並べられている
そしてその装飾は花とロウソクだけではなく、色のついた砂や布を使って絵柄を作ったりしている凝った墓もある
僕がホホで見かけた中で一番凝ってたのはこのお墓
メインの絵柄の周辺をマリーゴールドの花とろうそくで囲み、ど真ん中に死者の日のモチーフの骸骨が描かれている
これはホホの中でもかなりイケてる墓だったと思う
お墓参りに来ている地元の人達はお供え物と飾り付けをして、その後全員でお墓を囲み手をつないで祈りを捧げていた
こういう光景をお墓の所々で見ることができる
僕らが来た時は閉園間近だったので人もそんなに多くなかったけど、コンテストのあった昨昨日や今日の昼間だったらもっと賑やかだったんだろうなこのお墓は
神聖で、でもどこか楽しいお墓まいり 僕は好きだな
こういう雰囲気の方が今生きてる人も気軽に頻繁にお墓に訪れる事が出来ると思う
ホホのお墓を後にして僕らはオアハカのソカロに戻った
ソカロではステージが組まれていてダンスや生バンドなどの催し物がたくさん主催されていた
世界中から観光客が集まるメキシコの死者の祭り
この期間メキシコ国内はどこも観光客でいっぱいになる
特に死者の日のメインとなるこのオアハカは常にホテルのレストランもいっぱいだ
ペイントと衣装を来て街に出てる仮装した子供が可愛い
そして最強に可愛いコスプレを発見
ハロウィンのカボチャになった子供
悪魔的な可愛さ(笑)
保護者の人に「子供の写真撮ってもいいですか?」と聞いて了承を得ていざ写真を撮ろうとすると子供の方が怖がって逃げようとする
知らない人がいきなりスマホのカメラ向けたら怖いよね ゴメンね
でも君マジで可愛過ぎ 抱きしめたくなる衝動にかられます(笑)
この子はチャイルドプレイのチャッキーかな?
この日から死者の日の本番なので夜遅くまでペイントをする人でごった返してる
もうどこもかしこもペイントしてもらう人でいっぱい
ペイントする側も一人一人にそれなりに時間がかかる作業なのでこの人数をさばききれずにてんやわんやしてる
忙しすぎて幸せって感じだね
それにしても本当にすごい祭りだなぁ
ひとつの街全体がすべての通りこんなことになってるんだぜ?
凄いにも程があるでしょ
世界中から人が集まり盛り上がるお盆 オアハカの死者はある意味幸せ者かも
僕らは4人で夕食を食べてからまたパレードを見に通りに出た
死者の日当日だけあってこの日も通りはすごい賑わい
そしてこの人の多さと人の波に流されて僕ら4人ははぐれてしまった
正確に言うと僕とトクさんは一緒にいたんだけど残りの2人が気がついたら人の波に流されていったのか周辺にいなくなっていた
トクさんと2人で10分ほど探したんだけどこれだけの人の量なので全然見つからない
しょうがなく諦めてトクさんと2人でまた昨日行ったカフェに寄ってから解散した
一人で宿に戻りながら歩く
死者の日の期間のオアハカは活気があり治安も全く問題ない
街のお祭りムードもまだまだ収まりそうにない
帰り道、一人の女性がオフレンダの前で衣装に身を包み座っていたので写真を撮らせてもらった
骸骨のペイントをしてるというのになぜか僕には綺麗に見えて仕方なかった
このメキシコの可愛いお盆のお祭りも明日が最終日だ