2020年7月8日
おはようございます
昨日の続きからになります
昨日やって来たパチューカの街
僕はそこで中米の強豪クラブパチューカのホームスタジアム「エスタディオ・イダルゴ」とそのオフィシャルショップ Tuzo Mania(トゥソ マニア)を見に行った
昨日の記事はこちら
今日はパチューカの街から見えているカラフルなスラム街に行ってみようと思う
この辺では結構有名なスラム街だと聞いてはいるが行った人が周りにいないので自分の目で確かめてみるしかない
僕がこれから行こうとしてるスラム街はこのあたり
スラム街なので中まで見に行く人もいれば、遠目にこのカラフルな住宅街を見るだけの人もいる
遠目にこのスラム街を見るだけの人が行く景色を見やすいポイントがあるらしい
そのポイントというのはスラム街に比較的近いところにかかっている歩道橋らしい
目の前に見えてるあの歩道橋がそうだ
パチューカのスラム街を見渡せる歩道橋の場所はここ
地図の赤ピンのところにかかってる歩道橋の上から比較的スラム街が見やすくなってる
まずはこの歩道橋に登ってみよう
歩道橋を登ったら奥まで進む
奥まで行くと少し視界がひらけてこの景色
これが有名なパチューカのスラム街
実際は写真で見るよりももう少し左右に広がっている
赤や紫、黄色に緑に青
山の斜面に建つ彩られたスラム街
南米のコロンビアやブラジルでもよく見た景色
メキシコシティ郊外にもこういったスラム街はある
メキシコシティからテオティワカン遺跡に行く時と帰ってくる時に必ず見えるスラム街がある
でもそのスラム街もここほど色鮮やかではない
カラフルに塗りたくられたスラム街は世界一周の最中に今まで何度か足を踏み入れたことがある
でもそのどのスラム街も身の危険を感じることはなくスラム街の人達は優しかった
ここメキシコのスラム街ではどうなのか?
目の前にこのスラム街を見たら確かめずにはいられないな
僕は歩道橋を降りてスラム街の方に向けて歩き出した
先ほどの景色を見ての通り山の斜面にスラム街は広がっているので、まずスラム街の建っている山の麓まで行きそこからはひたすら坂道を登ってスラム街に入っていくことになる
スラム街の入り口辺りに数人何をするでもなく溜まっている若者がいる
特に向こうもこちらに干渉してこないのですれ違いざまに挨拶だけしてそのままスラム街に入っていく
旅を始めた頃はスラム街に一人で入って行くだけでドキドキしたのに今では何も感じなくなってしまった
慣れるってすごい事だよな
これは良い事なのか悪い事なのか
まだ昼の2時前だっていうのに思った以上にスラム街の中に人は少ない
スラム街とはいえ車を持っている人も住んでるし、小さな子供が日本で昭和の時代にあったような小さな駄菓子屋さんにお菓子を買いに走っている
この光景を見てほぼ確信した
ここは僕が今まで見てきたスラム街と同じように貧しい人がただ山の斜面に家を建てて住んでるというだけで危なくもなんともないスラム街
僕の中の今までの経験と直感がそう言っている
スラム街と呼ぶのもどうかと思うような、なんてことは無いただの坂道の多いのどかな住宅街
時折家の前ですれ違う地元の人はちゃんと笑顔で挨拶してくれる
やっぱりスラム街って呼ばれてるからといってなんでもかんでも危ないと決めつけるのはナンセンスだよな
歩いてて気づいたんだけど、時々ローカルバスがスラム街の中を走っている
やっぱり山の斜面に住んでいる人達なので毎回下まで降りるのは大変だからバスがちゃんとスラム街の中も走ってくれてるみたいだ
まさかバスがここを走ってるとは知らなかったので歩きでここまで来てしまった
ただでさえある程度の標高が高いところで坂道をずっと歩いているので息が切れる
最近宿にこもってブログを書いて、買い物に行って飯を食ってっていう生活を続けているのでかなり運動不足になってるみたいだ
おまけに最近長時間きつい日差しに当たってないから長い間太陽を浴びて腕や首など服に隠れてないところが日焼けで少しチクチクするのを感じる
いやぁ イカンなぁ やっぱり旅人ってのは旅をし続けてないと
どのスラム街にも大体あるカラフルに塗られた長い階段
やっぱりこのパチューカにもあったか
ここまでもかなり坂道を登ってきてたのでもうこの階段を登ってる最中はバテバテ
息が切れてしょうがない
地元のおじさんが僕が息を切らせて階段の途中で止まってるのを見て笑いながらスイスイと上に上がっていく
大体スラム街の中にあるこれ系の階段って普通のマンションの5階ぐらいまでの階段を全部つなげたような長さ
坂道ですでに疲れてる運動不足のオッサンの僕にはこの階段はやはりキツイ
階段の途中で振り返ってみると向こうにはさっきまで僕がいた歩道橋のある街が広がっていた
山の中腹なので風が吹くと気持ちいい
家が壊されたサラ地にサボテンが生えてきてるとかいかにも中米のスラム街だなぁって感じ
ここは本当に景色も綺麗だし町の人も優しい
スラム街という言葉のイメージや先入観だけで決めつけていると何も真実は見えてこないよな
そのうちいつかここがスラム街なんて呼ばれない日が来るといいよね
そうなってくれる事を心から願ってる
メキシコシティに戻る前にパチューカのローカルな食堂で飯を買う
本当は中で食べたいんだけどコロナの影響で持ち帰りのみになっている
食堂の周辺に座って食べれそうな場所がなかったので少し歩いてホームレスの人が寝ている歩道橋の下に僕も座って飯を食べ始める
ナイロン袋に包まれたトルティーヤが余ったのでそれをホームレスの人にあげてバスターミナルに向かう
メキシコシティに戻るのに利用したバス会社はここ
とりあえずバスターミナルに入って一番先に目に付いたのでここでバスチケットを買った
メキシコシティまでのバスチケットは来た時と同じ90ペソ(約450円)
メキシコシティには夕方の17時前に到着
バスターミナルからバスに乗って帰りたかったけど自分の宿の方面に行くバス乗り場がわからなかったので慣れている地下鉄に乗って帰ることにした
短かったけどメキシコに戻って来てから久々に観光しに行ったパチューカ
やっぱり観光ができると気分が違う
コロナウイルスの影響でメキシコから出ることが出来ないけどこれからもまた時々は近場の町に出かけてみたいもんだ
コメント
メキシコに避難してからのブログの日付が、飛び飛びになっていますが、ブログの日付には何か意味があるのですか。
コロナウィルスは大したことがないと書いておられましたが、無自覚無症状でも、後遺症で苦しんでいる方が多く、後遺症なのか、残存ウィルスが活動しているのか分からない状況です。最前線で研究している方は、正直、この先どうなるか分からないとおっしゃっています。死ぬよりも、今後20年も後遺症で苦しむほうがキツイでしょう。できるだけ感染しないようにしたほうがいいですよ。
takeda様、コメントありがとうございます!
メキシコに避難してからは宿に篭ってブログを更新する日々だった為にその毎日を更新しても仕方がないと思ったので飛び飛びになってます。
僕のブログは日付で記事の並びの順番が決まる仕様ですので順番が狂わないように日付を振ってます
ですので読者の方にはあまり日付は関係ありません
コロナですか?
重篤な病害生が無い事が証明されてるコロナでしょうか?ご忠告ありがとうございます(笑)
コロナは単なる風邪の一種なので後遺症はありません
出来るだけ感染しない方がいいですよというアドバイスは僕にとっては「風邪はなるべくひかない方がいいですよ」と言われてるのと同じです
日本では未だに報道されないニュースが海外では飛び交ってます テレビの報道だけ見てても意味ないですよ