メキシコで２度目のビザ延長

2021年3月12日

 

メキシコで２度目のビザ延長をしてきました

これでまた約半年（180日）メキシコには滞在出来ます

いや、もうそんなにいたくないけど・・・

 

とにかく今回苦戦して何度もイミグレーションに足を運びようやくビザをゲット

僕は去年の９月にも一度ビザ更新してるんだけど前回と一体何が違ったのか

 

 

イミグレに最初に足を運んだところから振り返っていきますね

 

 

最初にイミグレーションに足を運んだのは2月下旬でした

 

この朝僕がイミグレーションに行く為にバスに乗ったのはまだ暗い早朝の5時45分くらい

最近同じ宿に泊まってた日本人が僕より数日先にイミグレにビザの延長に行ったんだけど、その時朝９時くらいに行くと「今は朝の6時からみんな並んでるからまた後日に朝の6時から並び直しに来い」と言われたらしい 

 

それもあって朝6時過ぎには到着するように早朝からバスに乗り込んだ

イミグレーションがあるポランコ地区の北部

ポランコについてもまだ朝方なので周辺は真っ暗のままだ

 

 

そして朝6時30分前に到着したイミグレーション

確かにもう数人並んでいる人たちがいる

 

僕もビザの延長に来たことを告げて列に並ぶんだけど係員の人が言うにはビザの延長は朝の8時から始まるとの事

 

え？明日6時間じゃなかったのか・・・

とりあえず仕方がないので１時間半ここで待つことに

 

そうして朝8時過ぎにようやくイミグレーションの中に入ることが出来た

 

 

 

中でビザ延長の申請をお願いすると係の女性が僕の以前のビザを見ながら有効期限が何日まで残っているのかを計算してくれる

 

「あなたのビザは3月9日まで有効だからビザ延長には3月10日以降に来て。必要な書類だけ今のうちに渡しておくわね」

 

 

スペイン語でペラペラ話されたのでほぼ理解出来なかったんだけど、ハッキリとわかったのは去年の9月に僕が無料でビザの更新をしてもらった例の手続きは去年の9月いっぱいで終了したとのこと

 

今はメキシコのビザの延長は通常の有料に戻っているという事だった

 

そしてそのビザの延長に対して先に銀行で支払いをして、そのレシートのコピーを持ってもう一度ビザ延長の手続きに来ないといけないというものだった

 

やっぱり前回の無料のビザ延長はコロナの影響で特別に行われたものみたいだ

 

この日のうちに終わらないのは分かってたけど銀行での支払いなど結構手間がかかりそうだ

 

イミグレーションから出るとポランコの街を出勤する人たちが練り歩いていた

 

目の前に見えているのはソウヤマ美術館

無料で入場できる多数のヨーロッパの作品を所蔵する美術館だ

ただここは朝の10時半から入場開始なのでまだ早過ぎる為断念 

 

今度機会があればゆっくり見てみることにしよう

そして宿に帰ってからスペイン語を読める知り合いにこの用紙を見てもらった

 

これがその用紙

2枚に分けられた用紙でこれをそれぞれ銀行で支払う

 

594ペソと1410ペソ で合計2004ペソ（約10600円）

ただこの用紙、見てもらったところメキシコで働いている人向けの用紙ではないかということ

 

あれ・・自分はツーリストだとイミグレで言ったのにな

 

 

と言うわけでまた後日イミグレーションに朝から確認に行く

 

その結果やはりこれで間違いないとイミグレーションの職員の人に言われたのでやはりツーリストもこれは払わないといけないみたい

 

宿に戻って早く銀行に行って払ってしまおう

 

ポランコは日本でいう銀座みたいな場所

 

街並みも綺麗に整備されていて外国人がたくさん住んでおり、通りによってはブランドショップがずらりと並ぶところもある

大きなアップルショップもあり意識高い系の人も多く住んでるのでエアロビやらヨガがその辺の高層マンションのコモンスペースで行われている

 

首都メキシコシティの中でもピカイチで綺麗で優雅なエリアなんだけど、最近この辺に中国人が大量に住み着き始めてメキシコ人から嫌われ始めている

 

本当にどこにでも現れて我が物顔で住み着き始める人種だ

せいぜいポランコ地区の評判を落とさないよう静かに暮らしてほしいもんだ

 

で、銀行にやって来ました

メキシコの銀行は日本と違って本当に手続きに時間がかかる

日本だったら5分もかからない手続きがこっちでは30〜40分かかることもザラ

 

何とか２枚の用紙を振込み、必要書類を全部揃えて再び後日イミグレーションに向かった

今度は8時に間に合うようにイミグレ前へ

 

そこで必要な書類は全部受理してもらってこれで終わりかと思うとその職員がまた一枚の紙を出してきた

 

「最後にこれを銀行で支払って来て。これを払えば全て終わりよ」

また支払い・・

しかも今度は2689ペソ（約14000円）

あれ？こないだ2枚用紙をもらって銀行で支払いしてきたんだけどまた払うの？

「これは何のお金ですか？」っと聞くもののスペイン語なので説明が全然わからない

 

本当にこれで合ってるのか心配になって今度は日本大使館に聞きに行くことにした

レフォルマ通りという大通りのラ・パルマという場所に建ってる大きなビルの９階に日本大使館はある

 

1階のレセプションで9階の日本大使館に行きたいことを告げるとパスポートをチェックされ大使館に行くための9階にだけ行けるエレベーターカードと入館証をもらえる

これを持って日本大使館へ

日本大使館に来るのは多分カナダのトロント以来かな

 

で、日本大使館でいろいろ説明を聞くんだけど結局大使館もこの辺の情報を持っておらずわからずじまい

 

日本大使館でも埒が明かなかったので結局メキシコ人の女友達に用紙を確認してもらうんだけど、ちょうど昨日書いた記事の通りメキシコ人の女友達とも喧嘩（笑）

 

 

散々な状況の中、できる限り自分で調べてみた

 

で、結局このお金何だったのかと言うと翻訳で調べた結果どうもこれオーバーステイの罰金を払う用紙だった

 

どうしてイミグレーションの職員がこれを正規の手続きとして取ったのかというと、まず大前提としてメキシコでは観光客のビザ延長は基本一度しか認められてないということ

 

僕は去年９月にその一度だけ認められてる延長をすでに行っている

つまり今回のビザ延長というのは本来認められないものだったのだ

 

僕はそれを知らなかったので普通に2回目のビザ延長を申請しに来た

 

なのでイミグレの職員は一度僕のビザが切れた状態にして、オーバーステイの罰金を払うことによってさらに180日メキシコ国内に入れるような手法を取ったのだ

 

 

ちなみにメキシコではビザが切れた場合でも罰金を払っていれば国外に出る必要はない

そのまま滞在することが出来ます

 

その手続きのために僕は今回あえてビザが一度切れるのを待たされて、 オーバーステイした状態に持って行かれ、すぐに罰金を払うことでまた180日滞在可能な状態にしてくれたというわけだ

 

分かりにくすぎるぞ、これ

朝から何回もイミグレーションに行くはめになったけど何とか無事にメキシコのビザをゲットした

でもこのビザが有効な期間ずっとメキシコにいる事は望んでない

 

早く次の国に移動し旅の続きを再開したくて仕方ないこの頃である

 

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