2022年3月12日
おはようございます
今日はキトの街を離れ、別の町に移動する日だ
そんなに遠い街ではないが、暗くなる前について到着日の今日も町をある程度見て回りたいから朝から移動することにした
キトの街のバスは朝は通勤の人達で混み合うだろう
その通勤ラッシュを避けるためにも朝の9時半ぐらいから行動を開始することにした
3日間滞在した新市街の快適な宿キトテラスをチェックアウト
本当にホステル内がめちゃくちゃ快適な宿だった
エクアドルでこのクオリティの宿はすごいと思う
キトの新市街に滞在する場合はキトテラスおすすめです
今日僕が向かうのはBaños de Agua Santa(バーニョス・デ・アグア・サンタ)という山に囲まれた火山の麓にある温泉のある町だ
欧米人や地元のエクアドル人観光客からは大人気の場所だが、なぜか日本人はあまり訪れる人がいない
僕はキトからその町に移動する
火山と温泉の町、Baños de Agua Santa(バーニョス・デ・アグア・サンタ)はここ
その町に行くバスは喜殿町のテルミナルスール、つまり南バスターミナルから出ている
南バスターミナルの正確な名前はTerminal Quitumbe(テルミナル キトゥンベ)
まずはそこまで行かないと
Terminal Quitumbe(テルミナル キトゥンベ)の場所はここ
僕の泊まっている宿のすぐそばのバス停から C 4のバスに乗れば終点がTerminal Quitumbe(テルミナル キトゥンベ)だ
バス停でバスを待ってると5分ほどで C 4のバスが来た
通勤ラッシュの時間を避けたのが正解で悠々と座れて荷物も置けた
Terminal Quitumbe(テルミナル キトゥンベ)はまあまあ遠い
ここからバスでだいたい1時間だ
約50分後、バスターミナルに到着
降りた場所は普通のバスターミナルと大して変わりないけど、その奥にあるバスターミナルに入ると綺麗なもん
ここがTerminal Quitumbe(テルミナル キトゥンベ)だ
Baños de Agua Santa(バーニョス・デ・アグア・サンタ)行きのバスはすぐに見つかった
15分後にバスが出ると言うのですぐにそのチケットを購入
Baños de Agua Santa(バーニョス・デ・アグア・サンタ)まで5ドル
毎回、Baños de Agua Santa(バーニョス・デ・アグア・サンタ)と呼ぶのは長いので、ここからは地元の人達が略してるように「バニョス」と呼ぶ事にする
ここが乗り場のプラットホームだ
バスターミナル内には警察官が多数巡回していて外国人観光客によく声をかけている
僕も2人組の婦警さんに声をかけられた
なんでもこのバスターミナルは観光客を狙った置き引きやスリが多いので、こうやって警察官が巡回して外国人観光客に声をかけて注意を促してくれてるのだ
婦警さん達は僕に「貴重品が入ってるバッグは今あなたが持ってるようにちゃんと前にかけて持つのよ」 言った
警察の人が声をかけてるのほぼ外国人観光客
ここから色んな場所に移動する外国人観光客をしっかり守ってくれてるという感じだ
やって来たバニョス行きのバスにすぐに乗り込んだ
移動中のお菓子にバスターミナル内で売っていたグミ購入
ここから3時間か3時間半ほどでバニョスに着くはずだ
少し雨が降り始めてきたのと同時にバスはキトの街を出発
途中ガソリンスタンドでガソリンを入れてる最中にトイレ休憩
ディーゼルを入れている
このバス軽油で走ってるのか
ディーゼル車はボリビアのラパスでもたくさん見た
エクアドルでも吸い込んだ時に気持ち悪くなるような煙を吐き出して走ってる車がたくさんある
あれも全部ディーゼル車だったんだな
バスはどんどん山の中にと入っていく
山の奥へ奥へと入って行き、川を渡ってバスは小さな町へと辿り着いた
ここがバニョスだ
小さなバスターミナルに滑り込んだバスから降りて自分の荷物を背負った
胸いっぱい空気を吸ってみる
アルゼンチンのパタゴニア以来、また自然に囲まれた場所にやって来た
とりあえず今日自分が予約している宿に向かって歩きだそう
歩き出してしばらくしてすぐに気づいた
このバニョスという町、思った以上にツーリスティックな場所だ
目に入るホステルの数、町中にあるツアー会社
歩いている欧米人の数
なんだかエクアドルに来てから初めてワクワクするような場所に来た気がする
町の中を歩いてるだけで普通にその辺に滝が見える
すごい場所だな
綺麗に整備された公園にそれを囲むようにホテルや観光客向けのレストランやカフェが立ち並ぶ
ここは思った以上に過ごしやすそうな町だ
そして町を南に歩いて見つけた今日予約している宿
ここです
「Timara Hostel」というホステル
ひとまずブッキングドットコムで3日予約してある
Timara Hostel の場所はこちら
部屋は小さいけど個室
自分の部屋の中に専用のトイレとシャワーあり
この宿はバニョスの中でも割と安い方
安く個室に泊まれるのは助かる
宿へのチェックインも終わったことだしひとまずこの町を軽く歩いてみよう
大自然の中に来たのにあいにくの曇り空だけど、もうエクアドルに来てからほぼずっとこんな天気だ
赤道に行った日がたまたま少し晴れてくれたけど、それ以外は本当に曇り空と雨の連続
こういう天気の時期になる前にウユニ塩湖やアルゼンチンのパタゴニアを全て見終わってて良かった
エクアドルで天気が悪いのは残念だけど、今まで見てきた場所ほどの大きな見どころがないからここで天気が悪いのはもう良しとするしかない
ここがバニョスのメイン通りかな?と言う感じの通りを歩いてみる
ここはいかにもヒッピーたちが好きそうな町だなぁ
自然があってどこか可愛らしい街で綺麗で過ごしやすい
いや、ヒッピーじゃなくても旅人みんなが好きになりそうな町かも
人も多く歩いていて、ツアー会社の人たちが元気に観光客たちに声をかけている
ツアーの内容を見てみるとどうもジャングルの中に行くアクティビティが多いみたいだ
確かにこの町から北東の方に進むと本格的なジャングルになっていく
これらのツアーはそのジャングルの中に入って楽しむものみたいだ
ん?
んん!?
これペルーで何回も見たクイじゃないか!
クスコの街にいる時、本当に何回も見たよなぁ
そしてペルー旅の終盤でヤンケという山の中の田舎町に泊まった時に、その宿で飼ってるクイを調理してもらって食べたんだっけ
腸などをくり抜かれたクイのを棒に刺して炭火で焼いて姿焼きにしてる
おばさんが棒をクルクルと回してクイ全体に火が通るように万遍なく焼いている
相変わらず見た目は何とも言えない姿だ
焼かれたクイの顔が叫んでるように見えるのはいつものこと
オバサンにいくらか聞いてみるとひとつ4ドルとのこと
高いのか安いのかよく分からないね
クイの丸焼きを見たからというわけじゃないけど急にお腹が減ってきた
何か食べたいなー
バニョスの町には本当にレストランやカフェが多い
ローカル飯から観光客相手の高価な料理、ガッツリ血糖値が上がりそうなスイーツまでなんでも揃っている
メイン通りぽいところに面してこの町のメルカドがあったので入ってみる
ひとまずここで何か食べてみるか
軽くメルカドの中を見て回ったけど思ったより値段が高く感じる
バニョスはすごくツーリスティックな場所なのでメルカドの中の飯屋も観光地価格って感じだ
出て来たのはこれ
LLAPINGACHO 3ドルなり
大雑把な料理だけどお腹減ってたのですごく美味く感じた
メルカドの中にはさっきのクイに負けず劣らずの豪快な豚の丸焼きが
中南米のメルカドってのは本当にエグくて、豪快で面白いなあ
そしてこれも中南米のメルカドのパターン
ご飯を食べるコーナーのすぐ横にはフルーツジュースコーナーがある
僕はバナナシェイクを注文
1.2ドル なんか微妙に高くないか?
そのままメイン通りを東に向かって歩いてると目の前に大きな教会の建物が見えてきた
どうもあの辺がこの街の中心部みたいだ
教会の前の広場にバニョスのサインが置いてあって、皆観光客がここで写真を撮っている
教会の中はミサがやっていてほぼ満員
少し歩いただけで確認したけど、俺この町を好きになりそう
教会を出ると観光客がバギーに乗って山の方に向かっていく
この周辺の山の上にはいろんなアクティビティができる遊び場みたいなところがあるらしい
そこにはまた後日僕も行ってみよう
メイン通りを戻っているとひとつのカフェを見つけた
Juan Valdez cafeというカフェ
このカフェ、アスンシオンの空港でトランジットしてる時に空港内にあったカフェだ
僕の記憶ではコロンビアでも見たことがある
確かコロンビアの有名なチェーンカフェだったはず
初めてだからちょっと寄って行くか
ミディアムサイズのカフェラテを注文
出来上がったカフェラテを2階の窓際の席に持っていく
カフェラテのミディアム 3ドル
なんかやっぱり微妙に高い
さっきの教会を見ながらゆっくりとカフェラテを飲んで落ち着く
下にはメイン通りを行き交う観光客の人々
ここは火山のすぐ裏手にある町で周辺には温泉がいくつもある
明日は昼から一度温泉に行ってみよう
さぁ、夕方になってきて少し冷え始めたのでそろそろ一度宿に戻ろうかな
バニョスの町並みをゆっくりと眺めながら一度宿に戻った
そして夜
中途半端な時間にご飯を食べたからお腹はあまり減ってなかったんだけど、一度夜のバニョスの町に出てみた
思った通り夜もこの町は観光客たちで賑わっている
場所柄そんなに遅くまでワイワイしてるような感じではないけど夜22時ぐらいまでは普通に観光客が外で食事を楽しんで町を歩いている
町中で見かけたこのアイスクリーム屋
エラドス コン ケソと書いてある
ケソはスペイン語でチーズ
つまりこれはチーズをかけたアイスクリームって事だ
普段だったらチーズのかかったアイスクリームなんて吐き気がしそうで絶対に買ったりしないんだけど、ここは何故か観光客から大人気
一度試しに僕も1.5ドルのやつを買ってみた
この細長くて細かい上にかかってるやつが全部チーズ
口に含んでみるとなぜか絶妙にアイスとチーズが融合して思った以上にうまい
こういう気をてらったような食べ物って苦手だったんだけど意外にうまいもんだな
バニョスの町を出るまでにあと1回ぐらいは食べてみよう
山の中の町なので夜遅い時間になるとバニョスは急激に冷える
夜の23時半で気温は2度になっていた
夜遅い時間になって人が少し減り始めたバニョスの町は静かなもの
久々にやって来た楽しそうな町
エクアドルに来てから初めて観光欲がそそられる場所
数日間ここで過ごして大自然を楽しもう