世界一周を終えた初夜 一杯のお茶漬けと卒業文集

2023年4月4日

昨日の続きから

つまり帰国日当日です

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2023年4月4日 おはようございます 朝、5:15 空港泊した韓国の仁川空港で目を覚ました ...

世界一周を終えて京都の実家に着いた僕

京都駅から実家にいる叔父には連絡を入れておいた

家にいてくれてるはず

恐る恐るインターホンを押してみる

するとインターホン越しに「おう、玄関開いてるぞ。そのまま入ってこいや」と懐かしくて無愛想な叔父の声が聞こえてきた

家の中に入ってみる

5年前、出発したあの時と全く変わらない

街はコロナの影響などで色々変わってしまっただろうけど、ここは全く変わらないな

とりあえず、この5年間一度も洗ったことのない汚れたバックパックを置く場所を決めないと

リビングの一角にバックパックを置かせてもらって、洗濯する必要のある物を全て取り出して実家の洗濯機に入れて回した

寝袋やダウンジャケットはダウン製品専用の洗剤を買ってまた後日洗う

物が置きっぱなしの乱雑なリビングのテーブルでお茶を一杯もらって飲みながら簡単に旅の話を叔父にした

なんせ世界一周中もロクに家には連絡してなかった

うちの家の人はみなアナログ

ネットなんてしてない

スマホも持ってない

だから家族との連絡は僕が半年に1回かけるかどうか位の頻度の安否確認の国際電話と旅先から送るエアメールだけ

因みに母親は同じ京都でも別の場所に住んでる為、この世界一周中に一度も連絡は取ってない

世界一周中、ここまで家族と連絡取らないのも珍しいのかもね

そういえば今日は韓国の空港で起きてからまだ何も口にしていない

若干腹が減ったな

僕は世界一周旅行している最中から日本に帰ったら1番に食べようと思っていたものがある

それがあるから僕は他の世界一周旅行者のように安易に空港で吉野家の牛丼などに飛びつかなかった

それは実家に戻ってから食べる一杯のお茶漬け

世界一周を終えて、日本に帰ってから一番最初に食べるのは実家でのお茶漬けにしようと思っていた

実家にお茶漬けがあるかどうか確証などなかったが、それが食べたいと考えていたのだ

台所を探してみると賞味期限の切れたお茶漬けの袋があった

サトウのご飯があったので、それをレンジでチンして賞味期限が切れたお茶漬けの粉をかけてお湯を入れた

Japan

これだ

これが食べたかった

熱々のお茶漬けを胃に流し込むと体が温まり妙に落ち着いた

これで世界一周後に食べたかったお茶漬けを食べれたぞ

ちょっとバックパックの中身も整理しないとな

旅中に買って日本に帰ってから使おうと思って、ずっと持ってたままの物も結構多い

とりあえず、ちょっと出してみよう

まず出て来たのがこれ

Japan

グアテマラのパナハッチェルのカフェで買ったコーヒー豆が入ってた麻袋を再利用して作られたバッグ

懐かしいな、オイ

さらにこれも奥底から見つけた

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アイスランドで買ったBONUS(ボーナス)っていうチェーンのスーパーマーケットのトートバックと折りたたみ出来る収納エコバッグ

アイスランドではスーパーと言えばこのBONUS(ボーナス)一択だったよな

次は服かな

まずこれ!

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ナミビアの首都ウィントフックのゲストハウス「カメレオンバックパッカーズ」で買ったTシャツ

アフリカの簡易的な地図に有名観光地が示されてるデザインだ

そしてこれ

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ネパールのカトマンズで買った刺繍入りTシャツ

これは旅中に実際に結構来ててスピリチュアル系が好きな人からよく「凄くいいデザインのTシャツね」っと何度も言われたやつ

お次はこれ!

Japan

メキシコでルチャ・リブレ(プロレス)を見に行った時に買ったTシャツ

アレナ・メヒコって会場の外にたくさん屋台があって、こういうTシャツが安く売られてる

これもそう

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これもルチャ・リブレ(プロレス)を見に行った時に買ったものだ

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この中央に敷き詰められたデザインはルチャ・リブレTシャツの定番

次はこれ!

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ペルーのマチュピチュ村で買ったインカコーラーのTシャツ

何気にお気に入りだけど、このプリント数回洗濯したらプリントが落ちてしまう気がする

最後にこれ

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ウクライナのリヴィウで買ったパロディTシャツ

ハードロックカフェ チェルノブイリ店みたいになってる

いやぁ、ホント色々買ったなぁ

旅中もっと欲しいのもあったけど荷物を増やす事が出来なくて断念したものがいくつもある

荷物の整理を続けて、夕方実家でシャワーを浴びて2階の僕の部屋へ

僕の部屋といってもここに住んでたのはもう大昔

今、僕の部屋は荷物置き場のように使われてる

昔僕が使ってた勉強机に小学校の卒業アルバムが立てかけられていた

なんとなくページをめくってみる

小学校の時の修学旅行の写真などを見ながらページをめくり続けると卒業文集があった

俺って何書いたっけ・・

自分のページを探してみた

Japan

は、はずぅ〜・・・(笑)

恥かし過ぎる

今の小学6年生ってもっとまともで大人な事書くよね?

でもそっか 俺、子供の頃マンガ家になりたっかたんだ

そう言えばそんな事言ってた気がする

こうして見ると、小さい頃に思い描いてた事って案外忘れてたりするもんだね

自分自身が思ってた事なのにね

でも卒業文集に書いてた「僕はそこら辺のサラリーマンみたいな人にはなりたくない」ってのは本能的に僕の中に根付いてたのかもな

風俗の世界に身を投じ、いい歳して日本での生活を全て捨てて5年以上も世界一周したり

普通じゃないよね

そして最後の一行の「やっぱり夢は大きく持った方がいいと思う」という一言

俺の世界一周はこの一言に尽きたのかもな

Japan

部屋が荷物だらけなので、荷物と荷物の間にマットを敷いて寝転んだ

5年ぶりに日本に帰って来たのに寝るときはまるで空港泊だ

今日は韓国の空港で朝の5時過ぎには起きてたから早く寝れそうだ

でも、5年1ヶ月ぶりに日本で寝る夜

世界一周を終えた夜

Japan

何も考えない訳がない

何も思い出さない訳がない

部屋の天井の電灯を見上げながら寝ようとするが、頭の中にはいろんな思い出が駆け巡っていた

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