2019年7月4日
お早うございます
今日からスペイン人がこぞって勧めてくる町、トレドに移動します
トレドには電車で向かう為、マドリードの中でもおそらく一番大きいと思われるEstación de Madrid-Puerta de Atocha Adif(マドリッドープゥエルタデアトーチャ)という駅にやって来ました
電車はrenfeという鉄道会社の電車をネットで往復で購入しました
これがPDFで送られて来たrenfeの電車のチケット
これは片道分だけど11:20に出発して昼前の11:53に到着 わずか30分ほどですね
値段は片道で11,10ユーロ(約1300円) このチケットだと4両目の1Cが僕の座席だ
乗り場の多い駅なので電光掲示板で自分の電車がどのホームかよく確認してから向かいましょう
注意点としてはこの駅、大きいが故に乗り場が1階と2階に分かれてます
まずは自分の電車が1階のホームから出発するのか2階のホームから出発するのかを把握しなければなりません
それを把握したら何番線のホームに電車が来るのかを確認してから移動です
乗り場に着くとここでチケット確認があるのでその列に並びます
そのホームの電車に乗るチケットを持ってる人のみがホーム内に入れるということ
これが僕の乗るrenfeの電車 新幹線っぽいね
車両番号はこんな風にドアの下部に電光掲示板で記されてます
この写真じゃ文字が少し見えにくいけど下の電光掲示板の一番上の項目が004となってるのでこれが車両4号車だ
車両には両サイドに大きな荷物やスーツケースを置いとける荷物置き場もあるのでそこに置いとけば問題ナシ
電車の中でうたた寝をする間も無くトレドの駅に到着しました
トレドって川と城壁に囲まれた町なんだけど僕が今日予約した宿は城壁の中
ここから多分バスも出てるだろうけど調べて来なかったので歩く事にした
駅から10分ほど歩いたところで目の前にトレドの町が見えた
なるほど、ここもロープレの中の世界の続きですね ってトレドって素敵!
壮観な景色だなぁ なんだか今から冒険が始まるような気分だわ
ロープレなら王様から最初の説明を聞いたら城下町でまず装備でも整えるかって感じだ
とりあえず目の前の橋を渡ってトレドの町の中に入ってみるか
この橋を渡ってロマンあふれるゲームの中のような世界に行ってやるぞ
・・・がここからちょっとした地獄だった
下から見上げるような位置にあるトレドの町 当然ここから坂道の連続
もう城壁の中はマジで8割が坂道
しかも地図で見ると宿までそう遠くなく感じるのにあまりの斜度に山道のようにグネグネと蛇行した歩道が続くので直線で行くことが出来ない
つまり急な坂道を思ってるよりも長い距離ずっと歩かないといけない
この真夏のスペインで20kg越えのバックパックをもって坂道を20分登り続けるのは僕の年齢にはそろそろキツくなってくる
結構高いところまで歩いて来た
トレドの中心には近づいて来てるぞ
もう汗ダクになって自分の今日の宿を探す
多分この辺のはずなんだが
そして路地が入り組んだ坂道に僕の宿はあった
Albergue Juvenil los Pascuales(アルベルグ ユベニール ロス パスクアレス)というゲストハウス
Albergue Juvenil los Pascuales(アルベルグ ユベニール ロス パスクアレス)
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★☆☆
- 価格 :★★★★☆
- 清潔感 :★★★★☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
設備は普通だけどトレド中では値段も安く比較的良いゲストハウスだったと思います
朝食付き wifiは普通
地下1階が朝食を食べたりするロビーのようになってるんだけど、ここで夜ブログの更新などパソコン作業をやりたかったんだけど夜の23時になると電気を落とされる
なので夜遅くまで作業するときは暗闇の中パソコンしてました
ロビーを好きな時間まで使えないのはブログをしながら旅してる者にとっては痛いのでそこだけマイナス点でした
それにしても本当に宿の周りも路地と坂道だらけだ
あ、トレドって日本の奈良市と姉妹都市らしいです 豆知識ね
まずは宿からも近いトレドの大聖堂周辺を歩いてみることにした
街の中には棍棒や大きなハンマーのようなもの、ナイフや剣や盾なども売られている
マジでまるっきりロープレの中のお城の城下町じゃないか
最初は棍棒ぐらいしか買えないけど周辺でレベル上げして最初の町で銅の剣を買ってから次の町に進むのがパターンだよね(笑)
うん 確かにスペイン人たちが勧めてくるだけあって綺麗な街になってるよね
でもなんだろう
世界一周の旅を続けてもう長いからか僕の目にはそれほど珍しくもそれほど刺激を感じるまでもなかった
さすがにここまで世界の色んな所で色々なものを見てきたからなあ
お城や大聖堂や豪華な教会ぐらいではもうなんとも思わなくなっている
旅が長いと不感症になりますね
自分がトレドの街に入ってきたのと反対側の端に行ってみるとよくあるジップラインでトレドを囲むように流れているテージョ川の上を飛んでいくことができるアトラクションがあった
大人も子供も結構これで川を渡って遊んでる
なんかちょっと距離が短い気がするけどまぁみんな楽しんでます
もちろんちゃんと橋があるので散歩気分で歩いてゆっくり渡ることも出来る
グーグルマップによるとここはサン・マルティン橋という橋のようだ
あとここも行った ここは無料で入れるヘラクレスの洞窟
無料で展示解放されてるけどかなり狭いので正直5分で終わります
更にあまり説明だった物がないので何の展示かがイマイチわかりにくい
僕が理解出来たのはローマ遺跡の一部の何かだという事だけです
まぁタダなので町を歩いてて近くを通ったら立ち寄ってみるのもいいかもですね
坂道の連続にちょっと疲れたので最後に街の中でも大きな建物アルカサスに行ってみた
アルカサスってのはローマ時代に宮殿があった場所で今は軍事博物館になってる建物
なんでもこの建物は上階にカフェが併設されているらしくそこからトレドの街並みを展望できるらしい
そこには無料で入ることが出来るのでカフェで何か注文しなくてもとりあえずその階まで行けば景色は見れるとのこと
そして上階のカフェから見たトレドの景色がこれ
おぉ〜なんか中世ヨーロッパの古都っぽい
イメージではもっと高い塔などがいっぱいあるイメージだったんだけど、こうして見ると思ったよりは低い建物が多かったんだな
1986年に旧市街全体がユネスコの世界遺産に登録されたトレド
なんか最近の世界遺産の登録基準って年々頭に?マークが付くものになってきてません?
もう2000年以降に登録された世界遺産とか正直観光客誘致のために何か裏で金の気配がし過ぎてあまり信用してません
だからこのトレドのように1986年に登録された世界遺産などは本当に世界遺産登録基準を純粋にクリアした人類の歴史上重要な場所になってるんだろうなと信用してます
まぁでもあまり刺激はないし、あそこまでスペイン人が絶賛するのは未だにちょっとよくわからないけど
とりあえずトレドには2泊する予定
明日はこのトレドの町の外からトレドを眺めることの出来る丘に行ってみよう
天気さえ良ければきっと夕日に染まるトレドを見ることが出来るはず