2019年8月18日
今日はラトビアの首都リガからリトアニアの首都ビルニュスに向けてバス移動する日
その途中にリトアニアのシャウレイという場所にある十字架の丘と呼ばれる場所に立ち寄りってみたいと思う
まずはリガのバス停からバスに乗りリトアニアのシャウレイを目指す
リトアニアの十字架の丘があるシャウレイ行きのバスが出るのはここ
チケットは当日窓口でも買えますが僕が訪れた時はバルト三国観光のハイシーズンだったので念のため2日前にネット予約しておきました
バスで数時間も走るとすぐリトアニアに入ってシャウレイの町に入ります
この時、十字架の丘とシャウレイの町のバスターミナルの位置関係的に一旦十字架の丘を通り過ぎてシャウレイのバスターミナルに向かいます
そしてシャウレイのバスターミナルに着いてからローカルバスに乗り換えて十字架の丘まで戻るというルートです
シャウレイのバスターミナルの場所はこちら
まずバスターミナルに着いたらターミナル内の預け荷物にバックパックなど大きな荷物を預けましょう
上の写真が預け荷物の部屋のドアです
中に入って係りの人に荷物を預けると「今日は〇時に閉まるからそれまでに取りに来てね」と時間を時間を告げられます
預け荷物の控えのチケットを渡されるので戻ってくるまで大切に保管します
ここからローカルバスでDOMANTAIというバス停に行きます
これがシャウレイのバスターミナルからDOMANTAIまでのバスと、DOMANTAIからシャウレイのバスターミナルに帰ってくるバスの時刻表
※ただしこれは日曜日の時刻表です
僕が十字架の丘を訪れた日曜はバスの本数が少ないので若干タイトでした
僕はシャウレイのバスターミナルを10:25発、十字架の丘のDOMANTAIから12:12に戻ってくるバスを選びました
12:12のバスを逃したら次のバスは16:22になってしまいます
十字架の丘はそんなに何時間もいる様な場所では無いと聞いていたので1時間程だけ十字架の丘を見て戻ってくる事になります
窓口でチケットを買って教えてもらった番号のプラットホームでバスを待ちます
バスが来たら念のため行き先を運転手に確認してバスに乗り込みました
バス代は0.9ユーロ 10〜15分でDOMANTAIに着きます
十字架の丘は観光客が沢山降りるのを運転手も分かっているのでこのバス停に関しては着いた時に運転手のオジサンが「DOMANTAI!!」って言ってくれます
ここがDOMANTAIのバス停
バスを降りるDOMANTAIのバス停の場所はここ
観光バスなら十字架の丘の手前の駐車場まで乗り込んでくれますがローカルバスは国道で降ろされるのでここからは歩きです
他の観光客たちと一緒に十字架の丘目指して歩きます
十字架の丘の場所はここ
シャウレイの町からタクシーで向かうことも出来ますが、その場合は帰りの事も考えて十字架の丘を見ている間タクシーには待っててもらった方が無難でしょう
国道でタクシーを拾うのは難しいかもしれません
十字架の丘はバスを降りたDOMANTAIから徒歩15〜20分ほどです
僕のこの日曜日のバスのスケジュールでは十字架の丘に居れる時間は短いので早歩きで十字架の丘を目指しました
ひたすら歩いてると皆が歩いて行くその先に密集した十字架が見え始めました
あれがリトアニアで有名な十字架の丘か
汗をかきながら歩いてついに到着しました
ハイシーズン(夏場)に訪れるなら水のペットボトル持って来た方がいいですね
近くのお土産物屋で十字架を安く買えるので十字架を立てて帰りたい人は先に購入しておいた方がいいです
ソ連時代から祈りの場として十字架が増え続けいつしか観光客が見に訪れるほどの数の十字架が丘を覆い尽くしてしまった場所
それがこのシャウレイの「十字架の丘」だ
この正面の階段から皆んな丘の上に登って行きます
まずは階段で丘の上まで登って反対側に降りて周囲の道や細かな路地を見に行く人がほとんどです
本当に物凄い量の十字架
十字架の数は推定だけど5万本以上と言われている
僕は無宗教なので宗教に興味は無い方だけどキリスト教の普及の仕方って凄いなと思う
もともとソ連との戦いの犠牲者を追悼してリトアニア人が祈りを捧げた場所だがソ連はそんな場所を作られる事を好まなかった
ソ連が3度にわたって十字架をブルドーザで撤去したにも関わらず次の日には再び十字架が集まり、その数はどんどん増え現在のような形になったそうだ
ここはいわばリトアニア人の ”祈りの精神の象徴” みたいな場所
十字架をよく見てると大昔に立てられた年季の入った物から最近観光客が立てたであろう新し目の十字架まで様々だ
丘を反対側に降りた先に教会が建っていたのでそこまで歩いて行ってみる事にした
教会までの道の右側の農場には羊が沢山
普段観光客を見慣れてて慣れてるせいか金網の所まで自分から撫でられにくる羊もいました
あの赤茶色の建物が教会
中は非常にシンプルで質素
でも中央ヨーロッパのお金がかかりまくった豪華な教会より、これが本当の教会ってやつだなと最近は思う
最初は圧巻だった十字架の丘も1時間近くいると見慣れてくるので不謹慎な僕は邪神教の逆さ十字架がないか探してました(笑)
いや、でもそんなふざけた場所じゃないのですぐやめましたけどね
この丘の上に続くメインの階段は写真を取るために誰もいなくなるまで結構待ちました
人が多いと常に誰かがいるので
10分ちょっと待って人が途切れた瞬間にシャッターを押した
リトアニア人の心の強さを感じることの出来るなかなか興味深い場所だったな
十字架の丘、存分に堪能させてもらいました
来た時と同じローカルバスでシャウレイのバスターミナルに戻ります
シャウレイのバスターミナルに戻ったあとは電車の時間までヘスバーガーで時間つぶし
ここからリトアニアの首都ビルニュスまでは電車移動です
これがシャウレイの鉄道駅
シャウレイの電車の駅の場所はこちら
バスターミナルから歩いて15分程で着きます
僕は事前にこの鉄道もネットで予約してたのでスマホに送られて来たPDFチケットを見せてホームに入りました
僕らの電車は20分遅れでプラットホームに到着した
この電車も快適そのもの
自転車を積み込むスペースなどもありました
そして夕方過ぎに首都ビルニュスの駅に到着
これがビルニュスの駅
とりあえず予約してた宿を目指して歩く
僕がリトアニアでの初日に泊まったのはMikalo House(ミカロ ハウス)というゲストハウス
Mikalo House(ミカロ ハウス)
- ロケーション:★★★★☆
- スタッフ :★★★★☆
- 価格 :★★★☆☆
- 清潔感 :★★★☆☆
- WIFI :★★★☆☆
※あくまでも個人的な評価です
夕方以降に着く場合は事前に教えてもらった数字のパスワードを鉄柵の門のところにあるボックスに打ち込んで門を開け、更にキーボックスから自分で鍵を取り出して扉を開けて中に入る必要があります
スタッフが優しく、立地はビルニュスの中心でかなり良い
周辺にはお洒落なカフェやレストランも多い
部屋に荷物を置いた後、早速ビルニュスの夜の街に出てみた
バルト三国の中では一番街並みがボロくて治安も悪いと聞いていたリトアニアだがこれ日本よりよっぽど綺麗じゃないだろうか?
もちろんここは中心街でここを離れたら古い建物も多いんだけど今まで世界一周で訪れた色んな国に比べたら全然マシな方だと思う
日本料理屋もあった というか餃子専門店かな?
この日僕は無性に辛いものが食べたかったので韓国料理を選びました
一人チゲ鍋
わりとしっかりした韓国料理屋だった
久々にスパイシーな料理を食べて満足して、スーパーに寄ってから宿に戻った
ようやく辿り着いたバルト三国最後の国
明日はこのビルニュスの中にあるちょっと特殊な場所に行ってみたいと思う