2020年1月19日
おはようございます
今日はコスタリカのサンホセからパナマに移動する
朝の6時50分にコカコーラ地区の宿をチェックアウトしてまだ人通りのないサンホセをバスターミナルまで歩く
サンホセからパナマまでは基本首都と首都を繋ぐ国際バスがいろんな会社から何本も出ている
でも僕はグアテマラのアンティグアからすべてローカルバスに乗って1人でここまで南下して来た
だから国際バスは使わずに最後の最後までローカルバスで行きたかった
宿の近くに国際バスのターミナルがあるにも関わらずわざわざ宿から数キロ離れたローカルバス乗り場を歩いて目指す
歩行者天国のショッピングストリートも全てシャッターが閉まっていて通りはガラガラだ
おっと、そうそう忘れないようにオバサンの胸を揉んでおかないと
このオバサンね
このオバサンの銅像は胸を触ると幸運になると言われている
サンホセを出る前に揉んでおこうと思っていたのだ
早朝だから道の真ん中でこんな事してても大丈夫(笑)
約30分歩いて7時20分にローカルのバスターミナル到着
コスタリカは市内を走る市バスさえ綺麗なのでローカルバスとはいえ長距離を走るバスはここまでチキンバスに乗ってきた僕からすれば十分豪華
サンホセのローカルバスターミナルの場所はここ
窓口で購入したバスチケットがこれ
このバスに乗りまずパナマとの国境に行き、そこからまたバスでDavid(ダビッド)という町に行く
サンホセからパナマのDavid(ダビッド)まで11960コロン(約2200円)
7時35分 乗り込んだらバスはすぐに出発
パナマに向けてコスタリカの太平洋側のジャングルだらけの国道を走っている時だった
国道沿いバス停に僕のバスが停まった時に偶然にもこの広いコスタリカでバスの窓から会いたくない旅人を発見してしまう
アフリカを縦断してる時にアフリカ中部を一緒に行動してた人なんだけど積み重なるありえない言動から意地でも離れたいと思って別行動を取ってタンザニアで離れた奴だ
その人がちょうど目の前でタクシーから降りてくるのを見かけてしまう
同じように中米を南下してるのは知ってたけど、僕がグアテマラで年末年始を過ごしてる時にすでにニカラグアくらいまで進んでたのでもうとっくにもっと先に進んでると思ってたのにまだコスタリカにいたのか・・
居たとしてもコスタリカこんなに広い国なのになんで出くわしてしまうのか(涙)
僕はバスでその3メートル横を気付かれずに通過
危うくバスに乗ってくるかと思ったわ
バスが満席で助かった
当然この後パナマにも来るだろう
パナマシティーで出くわさない事を祈るばかりだ
13時45分にバスはパナマとの国境に到着
まずはコスタリカの出国審査
コスタリカは出国税のかかる国
最初イミグレーションの窓口で出国税を払うもんだと思ってたけどいざ自分の番になったら審査官に「出国税を払った証明のレシートは?」と聞かれた
どうやら出国税は道路向かいの建物で支払うようだ
イミグレの道路挟んで向かい側の小さな建物で出国税9ドル払い、急いでもう一度出国審査へ
すぐにスタンプもらってコスタリカ出国 この時点で14時だった
歩きでパナマ側のイミグレに向かう
パナマのイミグレで入国審査
因みにパナマは絶対に出国する航空券を持ってないと入国ができない国
またあらかじめ作っておいたダミーチケットを使って入国審査を突破するつもり
僕が用意したダミーチケットはコパ航空のこれ
約一週間後にパナマシティからコロンビアのメデジンに飛ぶ事になってるダミーチケットだ
ダミーチケットの作り方は前回の記事を参考にしてください
入国審査で女性の審査官にアウトチケットの確認をされたのでiPhoneに保存してたダミーチケットのスクリーンショットを見せる
ダミーチケットとバレないように遠目にスクショを見られる様にiPhoneを持っていたら「見えないからiPhoneごと渡せ」と言われる
ヤベー・・・
ドキドキしながらもハイハイ渡せばいいのねっと冷静を装ってすぐiPhoneを渡す
iPhoneにはダミーチケットを作る前のまだ支払いをしていないチケットの元画像も入っている
頼むから他の写真をめくらないでくれ
入国審査官のオバさんの指がiPhoneの画面を上下させてるのが見える
上下はいいけど頼むから左右にスワイプだけは勘弁して・・
祈りながら待つこと10秒
バン!!
あっさりiPhoneを返されてスタンプをパスポートに押された
14時20分 何とか中米最後の国、パナマ入国完了
ついに、ついに一人でローカルの足だけを使っての中米南下をクリアしたぞ
1月4日にグアテマラを出てから2週間ちょっと
今思えばあっと言う間だったな
因みにコスタリカとパナマは時差がある
パナマに入った事で時間が1時間進んだのでこの時点でパナマ時間は15時20分
コスタリカとパナマの国境に跨る大きなスーパーマーケットは面白い事にパナマ側からもコスタリカ側からも入れる
つまりこのスーパーの中を通り抜けると入国審査を通らずにこの2つの国を行き来する事が出来てしまう
まぁそれやっちゃうと普通に不法入国だけどね
入国審査の後はそのまま荷物検査 列が出来ていて少し時間がかかる
でもどのみち自分の荷物検査が終わっても同じバスに乗って来た他の乗客の入国審査と荷物検査が終わるのを待ってないといけないので特に急ぐ必要はない
15時40分 乗客全員の荷物検査が終わって再び乗って来たDavid(ダビッド)行きのバスに乗車
ここからはひたすらダビッドを目指すだけだ
夕方17時過ぎにダビッドのバスターミナルに到着した
最初のプランではこのダビッドに1〜2泊しようかなとも思ってた
けど後ろからあの例の会いたくない旅人が追いついてきそうな気がして急遽このままここからバスを乗り継いでパナマシティまで一気に行く事にした
David(ダビッド)のバスターミナルTerminal Tracopa Ltda の場所はここ
どうやらパナマシティー行きのバスチケットはこの窓口で買うようだ
これがDavid(ダビッド)からパナマシティーに行くバスの時刻表
でもこれ以外の時間でもパナマシティー行きのバスはあった
実際僕が窓口で「次のパナマシティー行きのバスチケットをください」と言うとなぜか時刻表には載ってない18時15分発パナマシティ行きのバスチケットをくれた
ダビッドからパナマシティまで 15.25ドル
あ、パナマの通貨はアメリカドルです
なのでパナマに入る時にはUSドル持っといた方がいいと思う
これが僕の乗るバス
パナマのバスは豪華だ
18時15分 時間ピッタリにバスはパナマシティに向けて出発
夜21時前にサンチアゴという町で晩飯休憩50分
夕食後は再びバスに乗り込む
バスのスタッフが全員いるかを確認して21時45分にバス再出発
そして夜中の2時30分 バスはパナマシティのバスターミナルに到着
結構大きなバスターミナルだ
夜中でもバスの発着は絶え間無くあるのでターミナル内にはこんな時間でも人は沢山いる
こんな夜中からは出歩けないし、出歩いて宿に行ったとしても受付スタッフも寝ててチェックインなど出来るはずもない
ひとまずバスターミナルで朝まで過ごしてから行動開始だな
2週間ちょっとかけて中米を渡って来た末になんとか無事にたどり着いたパナマ
中米最後の国は僕に何を見せてくれるだろう