魔法のように魅力的な町プエブロ・マヒコに選出されたテポストランに日帰り観光

2020年11月3日

おはようございます

今日は宿は違うけど2年以上メキシコに住んでるT君という男性と日帰りで別の町に観光に行くことになりました

向かう先はメキシコシティからバスで南に1時間ほどの所にあるTepoztlán(テポストラン) という町です

Tepoztlán(テポストラン)は僕が以前行ったレアル・デ・カトルセと同じく魔法のように魅力的な町、Pueblo Mágico(プエブロ・マヒコ)に選出された場所だ

Tepoztlán(テポストラン)の場所はこちら

メキシコの中でもヒッピーなどが集まるパワースポット的な観光地らしい

今はこの状況だからヒッピー達は居ないかもしれないけどせっかくメキシコシティから1時間の場所にそんな所があるのだから一度見ておきたかったのだ

という訳で朝から地下鉄に乗ってメキシコシティの南バスターミナルにやって来ました

メキシコシティからテポストラン

Tepoztlán(テポストラン)へのバスはOCCというバス会社が運行してます

次に一番早いバスは朝10時の便だったのでそれを購入

メキシコシティからテポストラン

Tepoztlán(テポストラン)まで140ペソ(約700円)

朝10時に出発したバスは11時過ぎにテポストランのバスターミナルに到着した

メキシコシティからテポストラン

この小さな建物がTepoztlán(テポストラン)のバスターミナル

なんとなくこのバスターミナルの規模でテポストランがいかに小さな町かが窺い知れる

Tepoztlán(テポストラン)のバスターミナルの場所はここ

バスターミナルから町の中心までは約1.5km

バスターミナルの横に隣接してるガソリンスタンドの前から町の中心に行くローカルバスが出てる

ローカルバスで行くか1.5kmなので歩くか

「せっかくなんで歩きませんか?」というT君の提案で町の中心まで歩く事にした

テポストラン

Tepoztlán(テポストラン)は山々に囲まれた自然豊かな場所

テポストラン

暑い日差しの中、町の中心まで下りの山道を歩いてると夏休みに日本の田舎にでも来たかのような錯覚に陥る

テポストラン

バラック小屋に横に並んで干された洗濯物

土の地面に放り出されたホースと痩せこけた犬

暑いけど風が吹けば山の空気がうまい

子供のころ夏休みに連れて行ってもらった昭和の日本の田舎そのものだ

テポストラン

15分ちょっと歩いてテポストランの町の中心に差し掛かった

町を南北に走るメイン道が真っ直ぐに向こうの山まで伸びている

テポストラン

テポストラン

自然に囲まれたちょっと可愛い町

それが第一印象かな

テポストラン

メインの道を歩いてる時に見たことのある看板が目に入った

テポストラン

Tepoznievesというテポストラン発祥のアイスクリーム屋

Tepoznievesはここテポストランとメキシコシティを中心に展開するアイスクリームチェーンだ

メキシコシティにお店は多いけど本当の中心地には2軒ほどしかない

あとは中心から離れた場所ばかりだ

だからTepoznievesの存在は知ってたけどまだ食べた事がなかった

これはいい機会なので食べてみよう

テポストラン

店内はアイスクリーム屋とは思えないほど広くて店内の内装も豪華

テポストラン

昨日までメキシコ版お盆の死者の日だったので、死者の日に必ず飾られるマーリーゴールドの花が沢山飾られていた

テポストラン

まずアイスを入れてもらう入れ物(カップやコーンやワッフル)を選んでレジでお金を払ってレシートをもらう

テポストラン

アイスクリームのカウンターにそのレシートを持って行くとアイスを盛り付けてもらえる

アイスの名前が独特な上にスペイン語オンリーなので食べたアイスの名前は覚えてないけど暑い日に食べる旨いアイスは最高だ

テポストラン

アイスクリームを食べ終わったあとはParroquia Nuestraというこの町で一番大きな教会を見に行く

テポストラン

しかし・・・

この教会、天井の模様が綺麗な事で有名らしいんだけどコロナのせいか現在は入場出来なくなってました

テポストラン

せっかく来たので見てみたかったけどしょうがないので町を少しブラつきます

テポストラン

町の向こうに見える山が様になってるなぁ

メキシコシティからバスで1時間の場所とはとても思えないよ

圧巻の山に囲まれてるだけあって自然のパワーを感じる

これはヒッピーが好きそうな町だわ

テポストラン

テポストラン

テポストラン

この日は教会の中も死者の日モードだった

テポストラン

テポストラン

町には治安の悪さを伺わせる落書きではなくセンスを感じるウォールアート

やり過ぎてない程度の加減が上手い

テポストラン

テポストラン

僕が好きな素朴な路地も多い

こんないい町ならもっと早く訪れたかったな

テポストラン

テポストラン

テポストランにはメキシコ人観光客はもちろん、欧米人観光客らしい人も見かけた

Pueblo Mágico(プエブロ・マヒコ)という魔法のように魅力的な町に選ばれた観光地だけあってやっぱり人気なんだろうな

テポストラン

町の中でも一際目立つピンクの建物を発見

テポストラン

ここは「Los Colorines」というこの町で一番有名なメキシコ料理のレストランだ

店内もピンク一色で可愛いのでインスタグラムにもってこいの場所

入り口からチラっと見た感じでは結構奥行きもあって店内は広そうだった

注意点は2020年11月現在でカード払い不可の現金払いのみ

男2人だったのでこんなピンク色の店入らなかったですけどね(笑)

テポストラン

メイン道を奥まで進むとここから先は目の前の山を登る登山道

この先の山には遺跡があるので観光客はだいたいそこを見に行く

テポストラン

道にもピラミッドと遺跡の看板が

もちろん僕らもここに登りに来たので早速登山開始です

テポストラン

まず序盤は石の階段が延々と続く

地元京都の愛宕山を彷彿とさせるスタート

テポストラン

最初の石段が終わると途中からは舗装されてない山道が続くので普通の登山になる

休憩なしで一気には登れないので所々でみんな休憩してる

テポストラン

僕らも休憩を入れながら頂上の遺跡に向かって進んで行く

テポストラン

休憩中もここはジュラシックパークの世界かと思うような切り立った岩が木々の枝の隙間からあちこちに見える

テポストラン

延々と続くのかと思うような山道を汗をかきゼイゼイ言いながらひたすら登山

テポストラン

そして登り始めてから40〜50分ほど登ったところでようやく頂上が見えて来た

テポストラン

この奥が頂上の遺跡だ

・・・が、閉まってました

テポストラン

どうもこれもコロナウィルスの影響みたいだ

せっかくここまで登ってきたのだから遺跡見たかったなぁ

地元のメキシコ人観光客もここまで来てマジかよ・・みたいな顔してた(笑)

しょうがない いい運動になったと思って降りるか

テポストラン

メキシコシティやグアダラハラのような人口の多い大都市では今だに閉めてる施設が多いんだけどこんな山に囲まれた田舎町で観光場所を封鎖してるのは意外だったな

山を降りたらTepoztlán(テポストラン)の町の小さな食堂で遅めの昼食

テポストラン

左がケサディージャ あとの2つがビステック

思ったより量が多かったのでこれで十分満腹

そして帰り際にもう一度Tepoznievesに寄ってアイスを食べる

テポストラン

メキシコシティでも食べれるけどこの町発祥のアイスクリームなんだからこの町で食べておきたい

アイスを食べながらローカルバスを待つ

帰りはバスターミナルまで坂道なので登山でガクガクの足をいたわってペセロみたいなローカルバスでターミナルに戻る

ローカルバスは一人8ペソ(約40円)

テポストラン

到着したバスターミナルで20分後に出るメキシコシティ行きのバスチケットを購入

テポストラン

バス代は来た時と同じく140ペソ

18時前にメキシコシティの南バスターミナルに到着

テポストラン

地下鉄に乗って滞在してるダウンタウンに戻った

今回は町のメインの観光場所が閉まってたけど、たまにはこんな感じで周辺の町に出かけてみるのもいいかも

また今度どこか知らない町に出かけよう

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